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この1ヶ月が合否の分かれ目!自分が変われば人生は変わります!

覚悟を決めましょう!

こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学工学部)です!

 

ついに8月、受験勉強最大の山場ですね。

たびたび「夏休みは死ぬ気で勉強しろ!」だとか、「8月の勉強が合否を分ける!」などという言葉を耳にすると思いますが、その言葉の本当の意味は理解できていますか?

 

「勉強は将来役に立たないからしたくない」とか、「大学なんてどこでもいい」と言い聞かせて勉強から逃げ続けている人、だまされたと思って一回死ぬ気で受験勉強に取り組んでみてください。この瞬間は将来の自分への最大の投資です。

 

人間は基本的に楽な環境で生きていたいですし、もちろん自分もそうでした。

でも、日本中にはその辛い受験勉強にも真剣に向き合って取り組んでいる人間が何人もいる、という現実に目を向ける必要があります。

 

まだ高校生の皆さんには実感が湧かないかもしれませんが、この先の人生そうそう楽なことばかりではありません。

もしかしたら苦しいこと、やりたくないことをやらなければならない場面に出会うこともあるでしょう。

 

しかし、今この瞬間の苦しい受験勉強は、そのような嫌な場面を回避し、自分の人生に多彩な選択肢をもたらしてくれる可能性のあるものだ、という視点も持ってもらいたいと思います。

 

もちろん受験において合格という「結果」は大事ですが、やはりそこへ至るまでにどれだけの努力を積み重ねたのかという「過程」を本当に大事にしなければいけません。たとえ不合格になろうとも、です。

 

というわけで今回の記事では、「受験勉強の意義」について、普段とは少し変わった視点から、すなわち、この先多くの人を待ち構えるであろう「就職活動」への影響という観点から深ぼっていきたいと思います!

 

現時点で明確にやりたいことが決まっている人、起業して会社を経営する気概のある人にとってはあまり刺さらない内容かもしれませんが、そういう人にとっても難関大学は必ず恩恵をもたらしてくれるはずです。

(↓類似記事【勉強を頑張る意義とは?】難関大学を目指すメリットについて紹介!

https://www.takeda.tv/yao/blog/post-222833/)

 

本記事を読んで、ぜひとも受験勉強へのモチベーションを高めてもらえたら幸いです。

それではいきましょう!

 

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①なぜ「8月が受験の合否を分ける」の?

ではまずは、冒頭の言葉が口酸っぱく言われ続けるのはなぜなのか、について考えていきましょうか。

結論から言ってしまうと、「この先思ったように自分のやりたい勉強に時間を使えないから」が簡単な理由になります。

 

受験生の皆さんもなんとなくは把握していると思いますが、多くの高校では1年間の秋ごろに体育祭や文化祭などの学校行事がありますよね。(ご時世的にどうなるのかはわかりかねますが…。)

 

つまり、高3の2学期というのはそれらの練習や準備などで、放課後なども時間を取られてしまう可能性が出てくるのです。中にはおかまいなしに勉強したい人もいるかもしれませんが、せっかく最後の行事なんですからクラスのみんなと目いっぱい楽しんでもらいたいと思います。協調性っていうのも大事です!

 

さらに、まだまだ通常授業が続く学校も多いでしょうし、人によっては補習などが入ってくる場合もあります。

これらからわかるように、高3の2学期ってめちゃくちゃ忙しいんです。

 

そんな時期にまだ教科書の内容をインプットしている人を想像してみてください。もう本番は4か月後とかです。

今年度が始まってちょうど今くらいまでの時間が経てば本番です。間に合うと思いますか?

 

厳しいですよね。つまり、8月に終えるべき最低ラインは「基礎事項のインプットの終了」です。

理科・社会などは習いきれていない部分もあると思いますが、とにかく全科目、習った範囲は一通り目を通したというレベルまでは最低限持っていきましょう!

 

そして9月以降は過去問や模試、共通テスト対策などのアウトプットに時間を割いていくのがベストです。

今までしっかりと頑張れているなら十分やり切れるレベルだと思いますので、死ぬ気で頑張りましょう!

 

②勉強は本当に「将来役に立たない」の?

勉強をしない人の言い訳ランキング上位常連のこの言葉ですが、実際のところどうなのでしょうか。

結論は「人による」になりますね。

 

ただ、将来というのを大学生活に限れば、高校の勉強はめちゃくちゃ役に立ちます。

大学の講義は、高校内容の理解が前提に進んでいくことも多く、それらをしっかりと理解できているとかなり楽になりますね。例えば理系なら、微分積分の知識はゴリゴリ踏襲しますし、化学や物理、あらゆる場面で偏微分や全微分などの拡張概念が登場します。

英語なんか言うまでもなく、最強のツールです。

研究の際に読む論文なんて9割方英語ですし、留学生が所属集団の中にいることも、外国人教員とのディスカッションなどが必修になっているところも多いと思います。

 

さらに言うならば、昨今はグローバル化に力を入れている企業も多く、英語のできる人材は就活においてかなり重宝されます

「人による」なんて言いましたが、英語はまじで出来て損はないですし、万人にとって「役に立つ」ものになると思いますので、これだけは今のうちに本気で勉強しておくことをオススメします!

 

とは言ってもやはり、社会に出てしまえばそれら以外の知識が役に立たないというのも否めません。(私もまだ出ていないですが)

自分の学んだ内容を専門の仕事にするならまだしも(研究職や技術職など)、営業職や事務職ではコミュニケーション力やPCスキルなどが重要になりますから、これから身につけていく必要のあるものもたくさんあるでしょう。

 

つまり人生は勉強の連続なんです。

高校までの授業ないし受験勉強において、勉強する「内容」そのものが将来の役に立つかどうかを考えるのは不毛な議論です。

重要なのは、積極的に「何かを学び、身につけようとする姿勢」であることを強く意識してください。

その練度が高いほど、いわゆる要領のいい人間になれるでしょうし、これこそが「将来役に立つ能力」そのものなのではないでしょうか。

 

③本当に「大学はどこでもいい」のか?

では最後はこれについて考えていきましょうか。

結論を先に言うと、「自分が納得できるならばどこでもいい」と個人的には思っています。

 

別に偏差値の高い大学だから素晴らしい人間だとも思わないですし、どんな大学にもその大学特有の良さがあると思いますので、自分が目指す場所を信じて頑張ってほしいと思います。

 

ただ、その「目指す場所」を確定させることに対して、皆さんにどこでもいいなどという理由で選んでほしくはありません

言葉の綾になりますが、私が皆さんに目指す場所は「どこでもいいよ」というのと、皆さん自身が目指す場所を「どこでもいいや」で選ぶのは違うということです。言いたいことは何となく伝わりますかね?(笑)

 

むしろ、大学名も大事ですが「学部・学科」も真剣に考えて選んで欲しいと思います。特に理系は学部・学科の差が将来のキャリアに影響することが多くあります!

名前がかっこいいし最近人気だから「情報系の学科行こう」とか、農業興味ないから「農学部はやめよう」とか、そういう安直な考えはまじでやめましょう。

 

本当にその学科で学ぶ内容は何なのか、将来の進路はどのようなものが多いのかなどを徹底的に調べ上げた上で、自分の進路を選択してほしいと思います。

これはなかなか難しい所で、自分がこれだと思って選んだ先が本当に自分の求めていたものではない可能性も往々にしてあります。が、自分の意志で選んだのならそれを正解にしようと頑張っていけるはずです。

 

対して、ろくに考えもせずになんとなくで選んでしまうと、ほとんど何も学ばないまま適当に過ごして時間だけが過ぎていく、なんてことになりかねません。

 

以上を踏まえてもう一度結論を書きなおすと、「どこでもいいけど、どこでもはよくない」(=「真剣に考えたならOK,適当に選ぶのはNG」)ってことですね!

 

「就職活動」と「大学名」

さて、上ではどんな大学を選んでもいい、とは言いましたが、

「就職活動」においてはいまだに多くの企業(特に、大手企業)が高学歴の人材の採用率が高いという事実(いわゆるES(エントリーシート:応募の段階で提出する書類)での学歴フィルター)もあります。

 

先ほども言った通り、高学歴=素晴らしい人間ではない ということは確かなんですが、すさまじい数の応募が届く大手企業などでは、そもそも面接に入る前にある程度の人数に絞らなければならず、それを判断するうえで一つの指標となるのが大学名、というわけです。

高学歴の人ほど、情報処理能力や、課題発見・解決力などの基礎能力が高いという傾向があるのでしょうね…。

(もちろん「大学に入ってから何をしたのか」の方が100%重要なので、高学歴の人にはそうでない人に勝ち目が全くないというわけではありませんよ!)

 

しかし、もはやこれは仕方のないことなので、受験勉強を頑張ったご褒美みたいなものだと受け入れると同時に、大学に入ってからも積極的に何かにチャレンジしていく姿勢を忘れないようにしましょう。

なかなか活動に制限がかかる世の中ではありますが、こんな時だからこそできることもあると思います。

 

ただやはり、こうして「就職に少し有利に働く可能性がある」という事実がある以上、アドバイスとしては「少しでも自分が目指せる最大限上の大学を目指した方がいいよ」とは言っておきますね。

 

「何かに対して真剣に、とてつもない努力のできることの証明」になりうるのですから、自分にとっては大きな武器が一つ増えることでしょう。

 

これが、「受験勉強(特に8月)に死ぬ気で取り組むように自分を変えることができれば、人生は変えられる可能性が高い」というこの記事での最大のメッセージとなります。

 

まとめ

さて、今回は「受験勉強を頑張る意義」について、もっと先を見据えた視点からお話していきましたがいかがだったでしょうか。

なかなか高校生の段階でここまで考えられている人はいないでしょうし(もちろん自分もでした)、少しは勉強を頑張るモチベーションの助けになれたかなと思っています。

 

もう一度大事な内容を簡単にまとめると、

①この先時間が取りにくいから、夏休みに死に物狂いで基礎までは絶対に終わらせる!

②将来にとって大事なのは「勉強する内容」ではなく、「学ぼうと努力する姿勢」!

③大学名より学部・学科選びを真剣に!(特に理系) 適当ではなく納得した上で選んだ大学なら「どこでもいい」!

④とは言っても就職などを考えるとちょっとでも上を目指した方がいいよ!

の4点ですね。

 

ごちゃごちゃと長ったらしく書いてしまいましたが、結局言いたいことは「今頑張っておいて損はないから全力でやれ!」です!

頑張りましょう!!!

 

 

 

 

 

 

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