今の勉強ペースで本当に間に合いますか??
こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学工学部)です!
そろそろ共通テストのちょうど半年前ですね!
わりと本格的に時間が限られてきていますが、皆さん勉強の調子はどうですか?
と聞かれて自信を持って大丈夫です!と答えられる受験生はほとんどいないですよね(笑)
では、大丈夫じゃない人は間に合わせようと死ぬ気で勉強に取り組めていますか?
案外この時期はまだまだ受験のことを甘く見ている人も多く、深刻に自分の現状を分析できていない人が多いので、夏休み目前のこのタイミングで本気で危機感を持って欲しいと思います。
9月以降は授業も入試モードに切り替わり、ガンガン演習に入っていく学校も多いと思いますので、苦手科目の克服や基礎固めに時間を存分に使えるのはこの夏休みが最後と言っても過言ではありません。
少し厳しい言い方になりますが、まだ基礎固めも終わっていないのにまだまだ時間があるなどと勘違いして、楽観的なペースで勉強に取り組んでいる人はマジで落ちます。
今この瞬間にもガンガン演習して実力を伸ばしている人はいっぱいいますからね。
というわけで今回の記事では、どうしても自分の現状に危機感を持てない人に向けて、「危機感を持つための具体策」を3つ紹介したいと思います。
大概の人は自分が思っている以上にやばいので、しっかり自分を奮い立たせてください!
①本当に間に合うのかペース計算を実際にしてみよう!
1つ目は、実際に今のペースで入試に間に合うのかを計算してみる!です。
これは今現在取り組んでいる勉強がどうこうの話ではなく、志望校合格までにやらなければならないこと全部込みで、入試の日までに本当に終わるのかをちゃんと考えてください。
実際にどれだけのことを終わらせる必要があるのかすらまだわかっていないという人は、以下の武田塾のルートも参考にしてください!
https://www.youtube.com/playlist?list=PL1axkSNqlKSHL0VCcvIvQtNHGzcMOvkG_
これで必要な勉強量を計算してみて全く間に合いそうになければ、当然危機感も出ますよね。
計画を立てていく時にありがちなのが、「この参考書を〇ヶ月でやって、これは〇日までに終わらせて…」と言いつつ、だいぶ無理のあるペースになってしまっていたり、1ヶ月で終わらせたいから1日当たりの量は問題数を30で割ろう!みたいなやつです。
前者に関しては、勉強のイメージがちゃんと固まっていないため、1週間で想像以上に膨大な量を進める必要があって挫折してしまうパターンに繋がります。
危機感を持った上でですので、多少の無理はするべきなのかもしれませんが、しっかりと本当にそれが達成できるのかをイメージしてからでないとすぐに計画通りにいかなくなってしまいます。
後者に関しては、単純にそれじゃ1周しかできないよね、という問題です。
人間は基本ものごとをすぐに忘れてしまうので、定期的に復習しないと何も身につかないまま「一応やった」という事実だけが残ることになります。
1回だけで完璧にできるわけがないので、何日かはそれまでの内容を復習する日に当てるなど、その辺りも考慮した計画の立て方をしてくださいね。
一度いつまでに何を終わらせる必要があるか、というペース配分を具体的にイメージすることで、危機感が芽生えてくると思います!
②過去問を見て、実際にやってみよう!
2つ目は、過去問を見て、実際に解いてみよう!というものです。
難しいし敬遠したくなる気持ちもわかるのですが、もう夏休みに入りますし、1度本格的に取り組んでみる時期に来ています。
まだ解けないかもしれませんが、それでも1度は解いてみて欲しいと思います。
具体的にどのレベルまで行かないといけないかを身に染みて痛感しますし、現状自分がそれに対してどこまで足りていないのかを自覚することで危機感に繋がります。
いつまでもいつまでもインプットして、市販の問題集を解いてを繰り返して満足していては、実際の志望校との差にも気づけませんし、危機感を持つこともできません。
特にマイペースで勉強してしまう人にとっては、実際にゴールを知ることはどれだけ間に合わないかを意識するきっかけになるのでオススメです。
ある程度勉強を進められたら、何度も何度も定期的に過去問を確認して、『「あと半年でこれを」、「あと4ヶ月でこれを」、「あと2ヶ月でこれを」解かないといけないのか…』といった具合に、常に危機感を持ち続けることを意識していきましょう!
③今までの成功体験と失敗体験をちゃんと見よう!
そして3つ目は、自分の今までの成功体験と失敗体験をちゃんと見る!です。
こんなやり方で暗記したら頭に入りやすかった、であったり、こんな勉強法をした回の定期テストの点数が良かったなどの成功体験がもしあるならば、それを今現在の自分が実践できているかをしっかり振り返ってみてください。
出来ているならいいのですが、せっかく自分にとっていい方法があるかもしれないのにやっていないのは本当にもったいないですし、危機感を持つ必要があります。
特に失敗体験の方が重要で、今まで合格した生徒の必然的な合格理由というのは曖昧だったりするものですが、不合格だった生徒の必然的な失敗理由というのは確実にあるものです。
今までの自分を振り返ってみて、どうですか? 失敗につながりそうな習慣ありませんか?
つい携帯を触ってしまったり、長時間YouTubeを見てしまったり、いつも昼夜逆転してしまったりなどです。
あるいは、基礎固めを完全になめていて、ある程度の時期になれば難しい問題集に移ればいいやと思っていたり、楽観的なペース配分で、間に合うと思っていたら全く間に合わなかったなどもよくある失敗理由です。
高3生にとっては初めての受験ですので、なかなかどんなペースで進めればいいかの勝手が分からないかもしれませんが、かなり厳しめの計画を立ててギリ間に合うくらいだと思っておくといいです。
まずは今までの自分の勉強を振り返ってみて、成功体験を活かせているか、失敗体験を改善できているかを確認して危機感に繋げていきましょう!
まとめ
今回は、「危機感を持つための具体策」について3つお話していきましたがいかがだったでしょうか。
もう一度簡単にまとめると、
①しっかりペース計算をして本当に間に合うのかどうかを確認する!
②過去問に実際に取り組んでみてゴールとどれだけの差があるのかを痛感する!
③今までの成功体験を活かせているか、典型的な失敗パターンをしてしまっていないかを振り返る!
の3点ですね。
これら3つに共通するのは、いずれも「具体性」をもって今の状況とゴールまでの距離を「イメージ」することが必要ということです。
危機感が生まれない理由は、「今の自分」しか見えておらず、「今までの自分」と「これからの自分」、そして、「入試本番を見据えたイメージ」というのが見えていないからに他なりません。
今回の記事を読んで危機感を持てた人はまだまだ逆転できます。
夏休み、本気で取り組んでいきましょうね!
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