過去問を見てみよう！
こんにちは！武田塾八尾校です！
６月も後半に差し掛かり、もう少しで夏休みに入る頃かと思いますが、勉強は順調ですか？
志望校が決まっている人も、そうでない人も、自分が今している勉強は合格のために必要かどうか考えたことはありますか。
勉強の優先順位は間違っていないですか？
これに対して自信を持って答えられないなら、少し自分の状況を見つめなおす必要があります。
武田塾でも参考書のルートはありますが、最終的にしなければならない事は人それぞれです。
自分にとって必要なことも当然考えないといけませんが、そのために必要なのが志望校の過去問です。
というわけで今回は、過去問を見る必要性や、過去問のどのような部分に目を向けるべきかということについて話していきたいと思います。
【その１】問題傾向
まず見るべきところは、問題傾向です。
大問数、制限時間、配点、英語であれば和訳・英訳問題はあるのかどうか、数学であれば小問集合はあるのかどうか、などです。
例えば、志望校の英語の問題に和文英訳がないのに、普段の勉強で和文英訳をしていたら、時間の無駄になってしまうので、こういった事態を防ぐためにも早い段階で過去問を見てみる必要があります。
しかし、あくまで過去問なので、自分が受験するときに問題傾向が変わることもあるので、過去問通りに出ると決めつけてしまうのは良くないです。
ちなみに、問題ごとの配点に関しては公表されていないことが多いですが、例えば数学のある大問で、
(1)(2)(3)があるとすると、(1)<(2)<(3)と、どんどん配点が大きくなると思われますが、問題が難しい年にほとんどの人が(1)しか解けなかったということがあり、平均的が大幅に下がるので、そういった場合は(1)の配点が大きくなるということもあると思います。
【その２】問題のレベル
例えば、システム英単語を完璧にして、よりレベルの高い単語帳に手を出そうとしている時、過去問で単語のレベルを確認して、本当に新しい単語帳を勉強する必要があるのかどうか見極めなければいけません。
ここで大事なのは、優先順位です。
仮にシステム英単語を完璧にしても、過去問で分からない単語はほぼ確実に出てきます。
時間が無限にあるならもちろん新しい単語帳も完璧にした方が良いですが、時間は限られているので、他の教科のことも考えて選択しなければなりません。
極端な例を出すと、
①古文単語を一つも覚えていない状態で、古文単語の勉強をする。
②システム英単語を完璧にした状態で、よりハイレベルな単語帳を始める。
①と②を比較して、同じ時間勉強した場合、おそらく①の方が得点の伸びは大きいでしょう。
つまり、英語の点数を伸ばすことを目的にしてはダメで、全体としてどれを勉強すれば合格できるかを考えなければいけません（もちろん時間に余裕があるなら両方するべきですが）。
なので、過去問を見て分からない単語があったから新しい単語帳に手を出すというのは早計だということです。
刺激になる
普段から様々な参考書を使って一生懸命勉強しても、自分がどこに向かっているのか分かりにくいかと思います。
もちろん、今している参考書を完璧にすることもある意味ゴールですが、最終目標である過去問（入試）を見れば、より実感が湧き刺激になるでしょう。
また、現時点での力でも教科によっては多少戦えることもあるので、日々の勉強の成果が表れて、より良い方向に向かっていくでしょう。
まとめ
今回は過去問を見る重要性について話しましたが、いかがでしたか。
直前期に過去問をやり込むだけでなく、見るだけでも良いので、早い段階で過去問に触れることは非常に重要です。
余裕があれば時間を測って本番と同じように解いてみてください。
まだそれほど勉強が進んでないから過去問を解いてもできなくてメンタルがやられるという気持ちもわかりますが、そんなこと言っていてはどんどん遅れていくだけです。
できないなら、危機感や焦りを勉強へのエネルギーに変えていきましょう。
自分の今の学力と、合格に必要な学力の差を考えて、逆算できれば非常に有利になります。
志望校が決まっている人は、すぐに過去問を手に入れましょう！
★参考動画★
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