関西外国語大学の英語（S方式を除く）の傾向と対策について

こんにちは！武田塾八尾校です！

私立大学の一般入試までもうすぐですね！この時期は自分と志望校の距離がはっきりと認識させられて、焦りに焦る時期だと思います。
でも、こういうときこそ冷静に自分を分析してください。それに沿って勉強すればこの時期でも距離は縮められます！

がんばりましょう！

ということで、今回は「関西外国語大学」の英語の傾向と対策を見ていきたいと思います！

関西外国語大学は２教科から受験できるため帰国子女の方が多く受け、また国公立の国際系の学部を志望する方の併願校としても人気が高いため、差をつけられないようにしっかりと対策していきましょう！

関西外大

関西外国語大学の英語の傾向と対策

関西外国語大学の試験時間は９０分で問題構成は、

① リスニング
② 長文問題
③ 同意表現問題
④ 文章正誤問題

すべてマーク式の計４題で、配点は２００点満点です。

関西外国語大学の英語の特徴としてはリスニングがあるということです。
そして、リスニングに関しては１問あたり８点も取られるため、かなり注意したいところですね。
全体的に見て、問題は特殊なものが多いですが、難易度としてはすごく高くはないのでしっかりと基礎を固めることが大切でしょう。

・語彙　

長文問題・同意表現問題に語彙のみで解ける問題が複数あるので得点源に結びつきやすいです。そのため、単語・イディオムに関しては同義語・同意語含め、しっかり一冊の参考書を仕上げましょう。しかし、それでも知らない単語が出てくるため、前後の文から単語を推測する力をつけておきましょう。

・文法　

大問で出てくるほどなので、相当配点がされる範囲です。語法の範囲は大問３・４でも出やすいのでしっかり行うことをおすすめします。問われる文法事項としては平易なものが多いので、基本事項を確実に習得しましょう。

・リスニング

上記の通り、リスニングに関しては１問あたりの配点が高いです。また、問題文は放送のため、選択肢しか問題用紙に書かれていません。ですが、問題文が書かれていないとはいえ、ある程度どこを聞き取ればいいのか予想するためにも、先に選択肢には目を通しておきましょう。

リスニングの勉強に関しては直前ではなく、最低でも夏休みくらいから勉強していくのが好ましいです。倍速で聞いて耳を慣れさせる・リスニングしながら流れてくる文章を書きとるディクテーション・音読など色々な方法はありますが、すべてに共通しているのは一つの音源を完璧にしてから次の音源を演習するということです。しっかり聞きこみましょう。

・長文問題　

文章量が多いため、速読力が必要ですが、それよりも精読力が求められます。問題としては穴埋め・書き換え問題がほとんどです。
そのため文章の流れを理解して解いていかなければなりません。よって傍線部はもちろん、主張の部分は確実に内容を取らないといけないため、しっかり精読する必要があります。

なので、英文解釈の参考書をきっちり演習しましょう。また、速読力をつけるためにも音読をすることをおすすめします。そして、最後の問題に関しては段落を読み終えるごとに並列して解いていきましょう。

・同意表現問題　

この問題は得点源となりやすいので、単語・イディオムをしっかり演習しましょう。ほとんど知識勝負に近いので、あまり時間をかけず、分からない場合は文章の内容から予想してさっと解きましょう。　　

・文章正誤問題　

この問題は少し特殊ですが、まず４つの文章を見比べて相違しているところを見つけて、そこに着目して解きましょう。単数・複数形の問題など少し受験生にとっては苦手な範囲も出やすいので気を付けて解きましょう。また、英文解釈の問題の演習をして、正しい文法のみではなく正しい文章をストックしておきましょう。