こんにちは!武田塾大和八木校です!
今回は「国公立大と関関同立、どっちが就職に有利??」というテーマでお話します。
進学校の高校の先生の中には
「国公立が全てだ!」
「私立は悪だ!」
ぐらいの口調で生徒にお話しされる方もいます。
果たしてそれは本当なのでしょうか??
それを今回検証してみたいと思います!!
旧帝>神戸、市大>関関同立≧地方国公立≧産近甲龍
国公立大学は数が少なく定員も限られているため、
そもそも合格者数が少ないです。
また受験日も指定されているため、基本的に前期中期後期で各1校1学部しか受けられません。
また科目数も多く、5教科7科目必要なところが殆どのため対策に時間がかかります。
それに対して私立は文系なら国英社、理系なら数英理の3教科で勝負できますので対策がしやすいです。
受験方式も複数あり日程も被っていないため、複数の大学、複数の学部を受験可能です。
国公立の中でも京都大学や大阪大学、神戸大学レベルなら国立大学の方が就職に有利です。
特に、京大・阪大と関関同立は天と地くらい違います。
一方で、大阪市立大学や大阪府立大学や京都府立大学などの国公立大学と関関同立なら就職はそれ程変わらないと思います。
産近甲龍と滋賀大学や奈良県立大学、三重大学あたりは大して変わらないでしょう。
学生全体の質で比べると国公立大学の生徒の方が上だと思いますが。
もう少し細かく、就職の差
同ランクの大学を見る時の発想
就活は早めに活動を始めて、面接スキルと情報力を高めるほど有利です。
同ランクの大学帯で差があるとすればそこです。結局は個人の力量に依存しています。
関関同立の中で、スキルの高い人が早慶の人よりもいい大学に合格するということもあります。
それは、個人のスキルと運に依存しています。
地方国公立は地元なら非常に強い
例えば滋賀大学や和歌山大学などの地方国公立大は滋賀、和歌山では就職に非常に強いです。
特に地銀などの地元密着の企業になると、殆ど地元の地方国公立大出身という企業もあります。
関関同立も関西圏では名前で落とされる事は殆どありませんが、そこまでの優位性もありません。
地元密着の企業への就職を考えている方は地方国公立大への進学の方が有利です。
役員に関関同立がいるかも
関西の企業の中には社長や役員が関関同立出身の企業も多いので、
一部の難関国立大を除いて関関同立の方が不利になる事はありません。
たま~に、あの企業は同志社派閥が~みたいな話も聞きます。まぁそんな話聞く企業は、自分が同志社出身でも行きたくないですが。
また、誰もが羨む大企業に就職したいなら、阪大・京大に行くために1年生から真面目に勉強してね。
国公立大学のいいところ
就職で言えば、大学の序列はこんなところです。
国公立大学と私立大学の比較を以下では載せています。
・学費が安い
私立大学と比べると、やはり学費が安いです。文系だと大体半額くらいです。
学部にもよりますが、理系は1/3くらい安いと思います。
特に、大学院まで行くとかなり違いますね。私立の理系は高いですからねぇ。
・先生が多い
私立大学の場合必修科目でも1クラス何十人という場合が多く、先生一人当たりの生徒数が多いです。
ゼミが始まると少人数での講義もありますが、それ以外は中々先生と話す事も殆どない可能性もあります。
国公立大学は少人数制授業が一般的です。
大学1回生の必修から少人数での授業が多く、欠席していたら電話がかかってくるという大学もあります。
それほど先生と生徒の距離が近く、先生も生徒1人1人しっかり指導できる環境が整っている大学が多いです。
私立大学のいいところ
国公立大学と私立大学の圧倒的な差は科目数です。私立大学は3教科あれば受験できる大学が大半です。
私立に行くだけのお金がないとかなら別ですが、そうでないなら関関同立は視野に入れていいと思います。
対策が取りやすいのは、科目の少ない関関同立なのでコスパが非常に良いです。
悲しいお話
ここからは、成績が悪い人向けの話です。
成績が悪いのに、国公立に必要な7教科全てに手を出すと、中途半端な点数しか取れず地元のパッとしない県立大学に行くか、産近甲龍よりも下の地元県民しか知らないような大学に行く嵌めになります。
私立の3教科に絞って勉強していたら関関同立に合格出来たかもしれないのに…。
私は大阪市立大学や神戸大学志望の生徒には、中途半端な勉強をしたら関関同立にも受からないかもしれない、国公立狙うなら死ぬ気で勉強する覚悟を決めろと言ってます。
高3生や浪人生はそのリスクをちゃんと考えた方がいいですよ。
国公立志望で関関同立が滑り止めになるかは、8月末に3教科で産近甲龍の過去問で合格点取れるかどうかを一つの判断基準にしてみて下さい。
偏差値の高い高校に通っていると
「絶対国公立に行かなければいけない」
という先生の言葉に洗脳されそうですが、
「関関同立でも関西では就職活動で名前負けする事はない」
「科目の量から考えても、国公立より関関同立の方が合格の可能性が高い!」
ということは覚えておいていいと思います。
「どうしても国公立!!」というこだわりがなければ、関関同立も志望校の視野に入れましょう。
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