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二次試験で勝ち抜くために抑えるべきポイントを紹介!『九州大学 文系学部の一般入試対策』

こんにちは。武田塾山口校の池田です。

夏休みが明け新学期が始まりましたね。一か月振りの日常に戻りますが、朝は余裕をもって起床できていますか?最近の朝は少し冷えるので、風邪をひかないように一日でも早く日常に慣れてくださいね。(o^―^o)

 

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さて、今回は九州大学の文系学部(文学部、教育学部、経済学部、法学部、共創学部)について、入試の特色や、出題傾向と対策についてお話していきたいと思います。

 

一般前期入試の特色

九州大学の入試配点についてざっくり表にまとめてみました。

センター試験

  国語 数学 外国語 理科 地歴 公民 合計
文学部 50 50 50 50 25 25 250
教育学部 100 100 100 50 50 50 450
法学部 50 50 50 50 50 50 300
経済学部|  経済・経営学科 50 50 100 50 100 100 450
共創学部 100 100 100 (100) (100) (100) 500

※共創学部は、地歴・公民・理科から2つ選択

 

二次試験

  国語 数学 外国語 地歴 小論文 合計 配点比率
文学部 150 100 150 100   500 67%
教育学部 200 200 200     600 57%
法学部 200 200 200     600 67%
経済学部|経済・経営学科 200 200 200     600 57%
共創学部   300 400   300 1000 67%

 

九州大学の入試の特徴は、二次試験の配点比率が高いこと、文系なのに二次試験に数学があることが挙げられます。

さらに、合格者のセンター試験得点率は8割(720点),二次試験の得点率は6割以上です。

このことからわかるように、センター8割越えはあくまでも受験資格を得ただけにすぎず、本当の勝負は二次試験であるということが言えますね。

 

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出題傾向

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国語

現代文2題、古文1題、漢文1題で構成されている。

 

数学

3題もしくは4題で構成されている。

後半の小問は前半の小問の解答を利用したものが多い。

 

英語

長文3題、自由英作文1題、和文英訳1題の計5題で構成されている。

英文の量、記述の量ともに多いため、速くかつ正確な読解が求められる。

 

歴史

適語補充や論述が出題される。とくに世界史はかなりの量を記述が要される。

 

小論文

資料分析、資料をふまえた自分の考えを述べる。

 

対策

 

国語

現代文は解答を解答欄に見合った量を解答要素を不足なくいれることができるようになりましょう。また、古文は単語や助動詞、助詞、敬語を覚えましょう。とくに敬語は主語の省略の多い古文読解のヒントになります。また、古文常識をおさえる必要があります。そして、漢文は基礎事項をおさえましょう。古文と同様に漢文常識をおさえる必要があります。

 

数学

計算ミスがないように日ごろから意識して取り組みましょう。ケアレスミスが大きな失点につながります。武田塾の動画では、自分の計算ミスを記録したブラックノートが紹介されてるので、その動画を閲覧し作成するといいですね。自分のミス客観的に把握することは点数アップにつながります。また、ベクトルは必ず解けるようになりましょう。ベクトルは覚えることが少ないですが計算が煩雑な分野です。だからこそ、正確な計算ができるようにならなければなりません。

 

英語

2年生の冬までに英単語帳を覚えましょう。また、日本語独特の表現を英訳しやすい日本語に言い換える和文和訳の練習をしましょう。また、音読やシャドーイングで英文を体に入れ、英文になれていきましょう。これは速読のトレーニングになるだけでなく、英作文にも効果があります。

 

歴史

日本史・世界史はざっと歴史の流れを抑え、細かな知識は過去問や問題集で埋めていくようにしましょう。地理は用語だけでなく、その事柄を文章化することができるようになっておきましょう。また、定期テストは積み残しがないように勉強しましょう。その場しのぎの勉強は3年次に大きな差を生み、さらに他の教科の勉強にも影響が出てきます。重要事項の単純暗記は絶対してはいけません。論述の参考書を読んで書き方を学んだり、知識を蓄えておくのもいいですね。

 

小論文

新聞を読んで教養を身に着けるといいでしょう。例えば、朝日新聞の天声人語を読み、紙に大きく美しい字で写すということを通じて、時事ネタを収集しつつ、うまい文章の書き方を学ぶことができます。また、小さく薄い字は採点者である大学の先生方のやる気を損なう恐れがあるので、早い段階から大きく丁寧な字で書くことを意識しましょう。

 

 

 

どうでしたか?余裕がある今のうちに、できることを少しずつしていくことが、受験生になったとき大きな財産になります。ぜひ今後の勉強に役立ててみてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございます!ではまた(o^―^o)

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