こんにちは!
武田塾山形校です!
突然ですが、近所のサウナに初めて行った時のお話です。
サウナで限界まで自分を追い込み、水風呂に入ろうと身を清めている所、一人のおじいちゃんが水風呂に入っていきました。
私も続けて入ると、「お兄ちゃん、、」と声を掛けられました。
私は初めて行く銭湯のサウナだったので、何か常連さんたちのしきたりや暗黙の了解があるのかと思い、身が細る思いで返答すると...
「いやいや、水風呂に入っててもお兄ちゃんの熱気が伝わってくるよ~、なんだか若い子からパワーを貰った気になれて寿命が延びたわ!」と声を掛けてくれました(笑)
サウナで身体だけでなく、心まで整ったというほっこりする出来事でした(笑)
さて、最近受験相談や生徒の相談で話を聞いていると、教員を目指す、あるいは資格として教員免許が欲しい等といった話をよく聞きます。
私自身も教員免許を取得している身ですので、進路等も多く悩んだ経験があります。そこで、今回お話しするテーマは
☆教員免許を取得したい人の大学の選び方☆
教員免許を取得したい人の
をお話します!
それでは本題に参りましょう!
教員になるためには
小学校、中学校、高校とどの教員を目指すにおいても必要になってくるのはなんでしょう?
答えは、、、
☞☞☞☞☞☞☞【教員免許】
こちらは大学4年間の特別なカリキュラムを受けて卒業すると同時に発行されます。
ただ、こちらの教員免許はあくまでも免許という形になりますので、「教師として仕事が出来る」という資格を持っているだけになります。
え?他にはなにが必要なの?
資格を持っているだけでは子供に教えることはできない…
詐欺のような感じがしますがやるべきことがまだ残っています。
教員免許を取得した後、もしくは大学4年繰り上げ時に単位数が網羅できると判定され、取得見込みの許可が下りますと、教員採用試験を受ける権利が与えられます。
こちらの教員採用試験に合格すれば、晴れて教壇に立ち、教鞭をふるうことが出来る訳です。
細かい話をすると、教員採用試験は各県あるいは自治体で行われるので、県直属の公立学校の配属となります。
わかりやすく言えば県立の学校がボスという扱いになります。
教員採用試験の内容は自治体や受ける科目によっても異なりますが基本的には
☞教職教養
☞専門教養
☞一般教養
の三科目で一次試験を実施します。
その後一次試験を通過した方には
二次試験の面接等の実技試験
を受けることができるようになるといった流れになります。
ここまでが公立の教員の話になります。
では、私立はどうなのか。
こちらはあくまで自分の感覚で話させていただきます。
というのも、応募は学校のHPからももちろんできるのですが、私は就活支援のアプリケーションやサイトで働きたい学校を選び、選考に臨んでいました。
書類郵送期日までに自己PR、履歴書等を学校に郵送し、面接日や実技試験等で実際に何度か足を運び、その後合否を待つといった流れになるので、教員採用試験というより企業の就活に近いイメージがあります。
まとめると、
教員になるために必要なことは
①カリキュラムを経て教員免許を取ること
②教員採用試験もしくは私立学校の選考に通過すること
の二つです!
教員免許を取るなら教育系の大学に進学するか、専門的な事を学べる大学で教職課程を取るか。
私は兼ねてから理科の先生になりたいと考えており、中学理科、もしくは高校生物の教員免許を取得出来る大学を基準に志望校をピックアップしていました。
ただ、大学を決める中で、自分は生物学の分野で研究をしてみたいとも考えていたので、将来的なことを考えるとなりたい職業が研究員or教員どちらの可能性もあると感じたため、専門的な事を学べる大学に進学し、教職課程を取ろうと決断しました。
このように選び方が様々ですので次にそれぞれのメリットなどをまとめようと思います。
それぞれの選択におけるメリット・デメリット
教育系の大学に行くメリット
・卒業単位を満たすことで卒業と同時に教員免許が貰える。
・教員採用試験対策用の講座が設けられている大学がほとんど
・同じ志を持った仲間に出会いやすい
・教育現場で学べる機会が多い
デメリット
・教員以外の選択肢が少ない
・高度な専門的知識が身に付けづらい
専門大学での教職課程を取るメリット
・高度な専門的知識が身に付けられる。
・面教取得にかかる費用がかなり抑えられる。
・少人数であるため自分次第では踏み込んだ指導が得られる。
デメリット
・卒業単位とプラスで単位を取らなければならないので忙しい。
・教員を目指すのであれば自分で行動しなければ行けない
・教員になる同期が少ない。
このように並べてみると...
教育大学もしくは教育学部に行くメリットのほうが魅力的に感じますね...
研究もやりたいし、教員にもなりたいという欲張りな方でないと、教職課程で免許を取得するのは難しいのではないかと思います。
また、かつての先生とのつながりで何度かある教務主任の方とお話をさせていただいた事があるのですが、その際に言われたのは、「生徒に平均点を取らせるのが上手、教室運営が上手な人は教育大学出身の方」、「面白い授業が出来るのは教職過程の方が多いかな」という話が印象に残っています。
確かに、
どういう授業にしたいか
どういう教室にしたいか
生徒にどうなって欲しいか
このような考え方の元、授業計画などを練らなければいけないので、
自分の教育的ビジョンから考えてみるのも手だと感じました。
まとめ
私自身教職課程から中学校・高校の免許を取得した身として、大学生活を振り返ってみると、忙しいなりに充実した大学生活を過ごせたかと思います。
今回お話させていただきました、教育系の大学で免許を取得するあるいは教職課程で免許を取得するメリット・デメリットに関しては自分がどのような教員になりたいかで大きく左右されるものだと感じました。近年ではAIの発展に伴い、必ずしも人でなくてもよい仕事が増えつつありますが、教育者は人と人との間にしか出来ない魅力的な職業の一つだと思います。
ですので、自分の進路を決める際には自分がどうなりたいかに着目して、選ぶようにしてみてください!
------最後に小話を...--------
大学1年の教職ガイダンスには70名程自分の学科から出席していたのですが、1年後期からいざ教職課程が始まってみると、実際に受講していたのは15名くらい。その後、2年3年と上がっていくにつれて5名ずつ減り、最終的に免許を取得できたのは自分ともう一人で併せて2名でした。。(笑)
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