はじめに
皆様こんにちは、武田塾山形校です！！
本日は来る夏の下準備ということで、日本史選択者必見！！日本史の正しい学習の流れについて解説をしていきます！
いつもは学習法なのに流れ？？と思っているかもしれませんが、日本史や世界史は暗記に頼る部分が他の科目と比べ多いため『みんなこの覚え方をすればいいよ！！』というものはありません。
これはまた後ほどまとめる機会があればブログとして上げますが、学習法は人それぞれで変わります。
いつもブログに上げているものは個人レベルでの学習法ではなく科目全体としての学習法となるので今回も広い意味では後者にはなるのですが…
と、話が逸れましたね。
そんなこんなで今回話すのはあくまでこんな流れで学習する方がいいよ！というものになります。
では早速参りましょう！！
日本史の学習で意識をするポイント
日本史の勉強を始めるぞ！！
さて、最初は一問一答一周からだな！！
となっている人は今すぐその参考書を置いてこのブログを最後まで読みましょう。
日本史の流れを掴め！！
日本史は古代から近現代まで絶え間なく日本の政権の取り合いをしています。
ある一族が天下を取ったら、「いや、私達が日本で一番になりたい！」と新たな一族がまた出てきて事件が起こる。
天下を取ったら取ったでまた新しい野心家や前の統治者の一族が報復に来たり…
そんなドロドロした超長編の大作ドラマが『日本史』となります。
流れとは日本史というドラマのあらすじを言えるようにするということになります。
流れを掴むためのアドバイス
日本史の流れを、あらすじをつかめといっても軽く1800年程度はあるわけですからとても大変な作業になりますよね。
そんなときは時代ごとの政治の頂点を取っている人間で分けていきましょう。
例えば天皇、将軍、執権、総理大臣などがいい例ですね。
鎌倉時代と言われた時にその中心人物、起きた事件、行われた政治施策などについて先生になったつもりで説明できるようになったら完璧と言えるでしょう！
飛鳥時代を例において説明いたします。
飛鳥時代当時政権を握っていたのは蘇我氏ですよね。
蘇我氏が政権を握るようになったのは渡来人を従えて、大陸の技術などを朝廷に献上していたからです。
当時物部氏は中臣という祭祀を担当していた一族を従えていたため民衆からの信頼は厚くなっており、蘇我氏に追いつくような人気がありました。
ここで蘇我氏は自身の地位が危ぶまれていると感じ大陸から仏教を輸入し物部氏と対立をはじめました。
ここから行われるのが崇仏論争になります。
結局崇仏論争は蘇我馬子と物部守屋の時に蘇我氏の勝利ということで決着がつきました。
このあとは飛鳥時代に入ると聖徳太子と推古天皇が組んで蘇我氏を抑えにかかり、聖徳太子が有能すぎて危ないと感じた蘇我氏は聖徳太子の息子を殺し、それを好機と見て建前を得た中臣鎌足と中大兄皇子が蘇我氏を滅ぼし天皇中心の国家を築き上げます。
このような説明をできるように学習を重ねましょう！！
日本史の流れを把握できるオススメ参考書
一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書
何故と流れが分かる本
時代と流れで覚える日本史B用語
これら3冊はどれもが時代を掴むのに適している参考書です！！
『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』は時代ごとの施政者(トップでその時国をまとめていた人)をまとめており、流れを追いやすい参考書となっています。
『金谷の日本史何故と流れが分かる本』は初めて日本史を学ぶ人にオススメで、時代ごとに詳しくまとめているというよりは全体的な話の流れを大まかにつかむ最初の一歩に最適な参考書になります。
『時代と流れで覚える！日本史B用語』は少し上級者向けにはなりますが、見開きの左側が覚える内容が表にまとめられており、右側が問題週となっており、インプット→アウトプットのサイクルがやりやすい参考書になっています。
一問一答のような知識補充参考書の前に行うべきものですので参考にしていただけたら幸いです。
まとめ
受験生が陥りやすい間違いが『単語だけをひたすら覚えようとすること』です。
まずは流れを押さえて背景における知識を一問一答形式で補充する方が共通テスト対策にもなってオススメです！
暗記を用いる科目の学習法は人によって向き不向きがあるためにこれが絶対に正解！！と言えないので、あくまでも今回紹介したものを参考にする程度に試してみてください！！
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武田塾山形校ではこれまで
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