当ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
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受験生のみなさん、古文の勉強は進んでいますか?
古文は英語の勉強をぎゅっと凝縮した勉強法をしなければできるようにならないため、時間がかかってしまいます。なので、高校2年生の皆さんはそろそろ古文の勉強を始めるようにしましょう!
今回の記事では、古文読解を始める前に読んでほしい、古文を攻略出来る参考書について解説していきます!
以下の点で当てはまる人におすすめの記事です。
- 古文単語や文法が終わって読解に入る人
- 読解の点数が上がらない人
- 古文をすぐにでもマスターしたい人
※当ブログは以下のYouTubeを参考に解説しています。
合わせてご覧いただくとより理解が深まるので、ぜひ合わせてご覧ください!
古文単語・古文文法ができても読解はできない
皆さん、古文は英語と同じように単語と文法がある程度わかれば読めるようになると思っていませんか?
実は、古文は基礎が出来るようになっても読解が出来るようになるわけではありません。
なぜなら、古文は英語と大きく違う点があるからです。
それは、主語が明確に書かれてあるかどうかです。古文は主語がよく省略されるため(毎回ではない)、非常に読みにくくなっています。
また、古文常識や文章の知識背景(出てくる登場人物など)がわかっていないと読みにくい文章がたくさんあります。
このように、読解の仕方・古文知識を知っていないと読解でつまづいてしまいます。
そこで、これらの説明がわかりやすく書いてある
「富井の古文読解はじめからていねいに」のたった1冊を完璧にして読解に入ることをおすすめします!
「富井の古文読解はじめからていねいに」を読み込もう
ここでは、「富井の古文読解はじめからていねいに」に書かれてることを紹介していきます。
この1冊で古文を攻略することが出来るので、最低でも3周は読み込むようにしましょう。
「富井の古文読解はじめからていねいに」に書かれている内容は以下の通りです。
- 古文読解の方法
- 古文常識
- 古文文章の背景知識
- ジャンル別の読み方
ここからは、それぞれについて詳しく紹介していきます。
古文読解の方法
上記でも述べたように、古文基礎(単語、文法)を学んでも古文読解ができない理由として主語がよく省略されていることが挙げられます。
主語を特定する方法は以下の3つです。
- 敬語から判断
- 文脈から判断
- 文章の背景知識から判断
- 助詞から判断
基本的には敬語から判断します。
登場人物の誰が上の立場で、誰が下の立場なのかがわかればあとは、敬語の種類(尊敬、謙譲、丁寧)のどれに当てはまるのかを確認すればある程度主語が誰なのかわかります。
しかし、文章によっては登場人物がみんな同じ身分の場合があります。
その場合は文脈で判断する必要があります。
また、文章の背景知識をつけておけばより、状況をイメージしやすくなるため主語を文脈から判断するのに役立ちます。
上記の方法に慣れてきた場合は、この助詞がきたら主語が変わりやすいなどの、読解方法で主語を特定することもできます。
古文常識
この参考書には古文常識の内容がたくさん書かれてあります。
古文常識って重要なのと思うかもしれませんが、これも甘くみてはいけません。古文の世界の常識は現代とは全く異なります。
例えば、病気になった場合、私たちは病院に行って治してもらいますが、古文の世界では加持祈祷(かじきとう)というお祈りで病気を治そうとします。これらは本気で昔の人たちに信じられていた話なんです。
このように、私たちの常識は全く通用しないので、読解に入る前にあらかじめ古文常識を頭に入れておきましょう!
古文文章の背景知識
古文の文章は1冊の長い書物の1部が抜粋されて出ています。そして、頻出の書物というのはたくさんあります。
もし、その書物に書いてある大まかな内容が頭に入っていたら、その書物の問題がでた時スラスラ読むことが可能になります。
特に源氏物語はある程度の背景知識がないと非常に読みにくい物語なので、目を通しておきましょう!
ジャンル別の読み方
古文には物語や随筆、説話など様々なジャンルがあります。
実は、こういうジャンルであれば、このような読み方をすると読みやすくなるなどの読解法があります。
この参考書にはそれぞれに応じた対策が書かれてあり、対策を学ぶことができます。
場合によっては読む速度が上がって、時短にも繋がるので確認しておきましょう!
古文の解き方・読み方がわかったらたくさん問題を解こう
「富井の古文読解はじめからていねいに」を読み込んだら問題が解けるようになるのかというと、そうではありません。
学んだことをしっかりとアウトプットして初めて自分の知識となり、点数が取れるようになります!
この参考書を読んだらすぐに問題演習をこなし、読解の点数が取れなくなってきたら再度この参考書を読み返しましょう。
また、問題を解いてばかりいても古文の文章に慣れるには時間がかかってしまいます。
英語と同じように音読を取り入れて、主語をすぐに補えるように練習しましょう。
まとめ
今回の記事では、古文の基礎固めが終わり、読解に入る前におすすめの参考書を紹介していきました。
「富井の古文読解はじめからていねいに」この1冊を頭に入れていれば、古文読解を攻略することができます。
この参考書を読む際には以下の部分に注目しましょう。
- 古文読解の方法
- 古文常識
- 古文文章の背景知識
- ジャンル別の読み方
古文は一朝一夕で出来るようになる科目ではありません。また、古文の基礎が出来るようになっても読解が出来るようになるわけでもありません。
しっかりと今回の参考書を読み、音読をして、時間をかけて古文に慣れていきましょう!
古文読解の他にも古文に関して、悩みがある受験生はぜひ武田塾宇治校の無料受験相談をご利用ください。
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