こんにちは!武田塾宇治校です!
今回は、「使ってはいけない参考書があるって本当?シーン別で解説」というテーマで記事にしました。
ほとんどの皆さんが受験勉強では参考書を使っていると思います。
武田塾でも多くの参考書をおすすめしています。
それは参考書を使った自学自習が最も効率の良い勉強方法だからです。
しかし、場合によっては使ってはいけない参考書というものも存在します。
ここで一つ言っておきますが、特定の参考書を貶める意図はありません。
参考書には一つずつ特性があります。
その人に合わない参考書を使っても、
全く意味がないということをお伝えしたいんです!
ですが独学でやっている受験生の多くは、
参考書の選定段階でどの参考書が今の自分に必要なのかという判断が難しいと思います。
そこで今回は、数ある参考書の中で使ってはいけない参考書をご紹介したいと思います。
シーン別の使ってはいけない参考書
今回は参考書の具体名を挙げて、使ってはいけないというものではなく、
皆さんが置かれている状況下、タイミングで使ってはいけない参考書をご紹介します。
その① レベルのあっていない参考書
たとえば、
・英単語を覚えていない状態で、難易度の高い参考書を使う
・逆に簡単すぎて時間の無駄になってしまう
このような自分の学力に見合っていない参考書は使ってはいけません。
得られるものが何もないとは言いませんが、
それでも大幅にタイムロスしてしまうことになります。
ではレベルにあった参考書がどういうものかというと、
「収録されている問題を半分ほど正解できる」
解答を読めばわかるぐらいの参考書などです。
例えば数学の参考書なら、解答に載っている式変形がすらすら分かるかどうか。
英語なら、読んでいる英文で分からない単語がほとんどないかどうか。
これらのサインを見極めることが重要です。
程よい難しさの参考書を見極められるようになりましょう!
見極めが難しい場合は、武田塾の参考書ルートを参考にして選定するのをオススメします。
同じタイトルでレベルの違う参考書もあるので、しっかりとレベルを見極めないといけません。
買う前には一度、内容を軽く見てみるのも良いでしょう。
また同じくらいのレベルの参考書が複数あった場合には、
ぜひ解説の口調や読みやすさを確かめてみてください。
頭の中にすんなり文章が入ってくるかどうかなど、
読みやすかったり好きな文体は人によって違うと思います。
レベルさえあっていて、内容も不足がないのであれば、
最後は自分の好みで選んでしまいましょう!
その② 受験までに終わらない参考書
参考書に手を出しても、その参考書を使いこなせないのであればやる意味がありません。
どんな参考書でも一冊をきちんとやりきることを前提に作られています。
だから途中で終わってしまったら勿体ないし、それまでやっていた部分もほとんど意味がなくなってしまいます。
早慶志望で早慶レベルの参考書をやるケースでありがちなのですが、
中途半端にしか終わっていなくて結局使いこなせるところまで行かないケースが多くあります。
基礎問題精講とチャート式
具体例としてよく挙げるのが、基礎問題精講とチャート式です。
参考書を完璧にする優先度としては、
①終わらせることが出来るのであればチャート式
②終わる基礎問題精講
③終わらないチャート式
チャート式は網羅性の高い参考書です。
完璧に仕上げることが出来れば、チャート式のほうがより力が付きます。
ですがほとんどの人が終わりません。
問題が難しくて挫折する、問題が多すぎて最後までいかない、などの原因があります。
数学だけしか試験で使わないならまだしも、
多くの人はその他にもたくさんの科目を勉強しなければならないですよね。
終わらせることが出来ず、中途半端になるのであれば、
問題の量は少ないですが基礎問題精講を完璧にしている方が力が付きます。
中途半端に難しい参考書を使うよりも、完璧に仕上げた1冊のほうがよりうまく勉強することが出来ます。
参考書を使いこなすためには
・いつまでに参考書を終わらせたいのか
・どのぐらいのペースでやればいいのか
この2点が参考書を使いこなすために考えなければいけないことです。
参考書というのは1冊を完璧にしなければなりません。
終わらないのであれば、その参考書はやる必要がないです。
手あたり次第いろんなことを適当にやるのでは、
あまりにも効率が悪く、結果として何一つ身についていない、なんてことに。
そうなるよりかは、一つずつを丁寧に、質を重視して取り組んでみましょう。
その③ 今使わない参考書
使ってはいけない参考書ではなく、そのタイミングで買ってはいけない参考書です。
どういうことかというと、半年後に使う予定の参考書を今買う必要はないということです。
よくやってしまいがちなのは、
勉強を始めたばかりの段階で武田塾のルートの参考書を、全て買い揃えてしまうことです。
これは本当にやめた方がいいです。
今使わない参考書を買って失敗する例
入試までの残り時間で調整をして、使わない参考書が出てくる、
買った参考書の改訂版が出ることがある、一気に参考書を買ってうんざりしてしまう、
これらが失敗する例として挙げられます。
参考書は買う瞬間が1番やる気があります。
何事も鮮度が一番大事です。
買ってからしばらく経ってしまうと、やる気もなくなってしまい、
結局やらないなんてことも・・・
そうするとお金も労力も無駄になってしまいますよね。
また実力がついた時の判断基準と、今の実力の判断基準では当然違いがあります。
参考書をやってみた結果意外とできてしまったから、
次にやる予定の参考書などが必要なかったなどのケースが考えられます。
使う参考書はその時々の実力に合わせて選ぶもので、先に参考書を選ぶべきではありません。
まとめ
今回ご紹介したやってはいけない参考書は、
・レベルがあっていない
・終わらない
・今使わない参考書
この3点です。
実際に自分が今必要としていないものは一旦排除してください。
参考書は一冊を完璧にすることに意味があります。
終わらない参考書をやっていても意味がないので、まずは終わるかどうかを基準にして参考書を選定してみましょう。
なぜその参考書を買うのか、なんのために使いたいのか。
勉強に対して目的意識を持つことで、これらの失敗はきっと防げるでしょう。
お問い合わせはこちらから!
武田塾宇治校では無料受験相談(平日17:00-21:00)を行っています。
「勉強のやり方がわからない……」
「どの参考書を使えばいいのかわからない……」
「毎日授業を受けていても伸びていない気がする……」
受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます。
皆さんの将来について一緒にお話できることを、心から楽しみにしています。
校舎長 瀬戸
〒611-0021
京都府宇治市宇治若森31-5
宇治タイセイビル 1階
〒573-1106
大阪府枚方市町楠葉1丁目5-1
婦喜屋ビル 3階
〒573-0032
大阪府枚方市岡東町14-44
雲川ビル 4階
〒572-0042
大阪府寝屋川市東大利町14‐6
丸喜ビル 3F
〒570-0026
大阪府守口市松月町2-19
松月ビル 3階