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【大学受験】推薦入試ってどういう種類があるの? 対策って何をしたらいい? -尼崎市・伊丹市の予備校なら武田塾 塚口校へー

皆さんこんにちは!

阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校の校舎長の西村です。

 

皆さんはもう志望大学を決めていますか?

 

大学受験は体力も精神力も削ります。

出来れば早く合格を決めてしまい、残りの高校生活を有意義に過ごしたいですよね!(笑)

 

そうなると、皆さんの中には秋から始まる「推薦入試」の受験を検討する人も中にはいる事かと思います。

しかし、「推薦入試と一言でいっても最近は種類が多くなってきてどれを受ければいいのか分からない!」という人もいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は【推薦入試ってどういう種類があるのか】ということについて話をしていきたいと思います。

 

 

 

 

推薦入試ってどういう種類があるの? 

推薦入試は特に私立大学を第一志望にしている受験生にとっては有効な受験方法と言えます。

実際に私立大学の学生のうち、推薦入試で入学する生徒数が約半数に達するといえばその重要性が分かってもらえるのではないでしょうか。

 

 

また、最近では私立大学以外に国立大学にも推薦の枠が増えてきました。

東京大学や京都大学も2016年から推薦入試の導入をしていますし、将来的には入学者の3割を推薦入試の枠で埋めるといえばその重要性は今後増してくることでしょう。

だからこそ、受験を検討する受験生の方々は今後も自分の志望大学がどのような入試制度を設けるかよくアンテナを張る必要が出てきます。

 

そういう意味では、2021年度から推薦入試の名称変更に伴い、制度がどう変更されたかを熟知しておくことは非常に大切です。

どう変わったのかというと、下記のようになります。

 

従 来

2021年度入試以降

AO入試

総合型選抜

推薦入試

学校推薦型選抜

 

これにより、名称だけでなく、制度や仕組みについても変更点がでてきました。

大きく変わった点としては、大きく2点になります。

 

〇学業成績を評価する「調査表」だけでなく、各大学が実施する評価方法により判定するようになったこと

〇推薦書において

(1) 本人の学習歴や活動歴を踏まえた学力の3要素に関する評価を記載すること

(2) 大学選抜でこれらを活用する事のどちらも必須にすること

 

では、具体的にそれぞれどのような違いがあるのかをそれぞれ比較してみていきましょう!

 

 

総合型選抜の特徴

総合型選抜は特徴として以下の点があります。

・学校長の推薦がいらない

・出願条件に合えば個人での応募も可能

・面接重視

・出願から合否判定までの時間が長い

・大学ごとに独自の選考を実施

 

1点目の学校長の推薦が要らないという点から、受験生からは人気の入試制度とも言えます。

特に、大学によっては学業成績の提出を求められるところもありますが、学校推薦型よりも評価は緩いという点も人気の理由です。

 

総合型選抜は大別して以下の3点の形式に分類されます。

 

〇論文入試型

2000~3000字程度の志願理由書を提出させ、その内容を元に面接をし、受験生の素養を判定します。

 

〇予備面接型

出願の前に事前説明会や予備面接を複数回行っていく方式です。

その説明会の中で総合型選抜へ登録させ、選考を進めていきます。

志望理由書も、説明会で提出するのが一般的です。

 

〇自己推薦型

スポーツ・芸能・ボランティアなどの学生時代に進んで取り組んできたことをアピールすることで大学側に選んでもらう入試形式です。

その際、『活動報告書』の提出が必須となります。

 

 

受験対策はどうすればいい?

総合型選抜の形式で一番多いのが『書類審査』『面接』が課せられるケースです。

これは、大学側の理想とする学生の教育方針(アドミッション・ポリシー)を事前に示し、それに賛同する学生を求めているという点があります。

いってしまえば、大学側と受験生の相性がマッチしているかをみたいというのが理由です。

そのため、選考に時間がかかりますし、中には小論文や学力検査などを課すのも条件に満たしている学生であるかを判断しているとも言えます。

 

では、どう対策するのがいいかというと、一番重要なのは『面接』です。

 

これはどの大学の総合型選抜でも必ず行われています。

そのため、面接対策は必ず実施しておくようにしましょう。

加えて重要なのは「志望理由書」をよく考えて書く事です。

 

総合型選抜は大学のアドミッションポリシーを理解している学生を求めています。

つまり、雰囲気で気に入った等というあいまいな理由だと最初から省かれてしまうと言っても過言ではありません。

記入前に大学のオープンキャンパスやホームページで必要な情報を集めた上で、志願理由書を書くようにしましょう。

 

また、中には『小論文』を課すところもあります。

長い文章を書くことは一朝一夕で伸びるものではありません。

事前に入試制度を調べた際に分かったのなら、早めに対策をしていきましょう。

小論文

 

 

学校推薦型選抜の特徴

学校推薦型選抜は『指定校制』『公募制』という二つの制度があります。

 

『指定校制』は主に私立大学(短大含む)と一部の公立大のみで行われています。

大学側が指定した高校から人数を限って出願を受け付ける制度です。

指定数は過去の入学者数や入学後の成績により、大学側が指定しています。

「指定校制」は募集人員が少なく、推薦されればほぼ合格する場合と、そうでない場合があります。

また、合格した場合は必ず入学する事が条件としていることも大きな特徴です。

 

 

『公募制』は国立大学、私立大学の両方で行われています。

国公立大学の『学校推薦型選抜』はほぼ全てこちらの制度になっているのも特徴です。

また、共通テストを課す場合とそうでない場合に分けられます。

 

 

昨年度は国立で7割、公立で4割の大学が共通テストを課していましたが、今後は変動する可能性もあります。

また、共通テストの代わりに小論文や面接、プレゼンテーションといったことも試験に含まれてきます。

これは、推薦入試で学生の『思考力・判断力・表現力』を持ち合わせているかを調べるために行われるというのが理由です。

さらに、大学によっては県内の学生に限定する『地域枠』を設けているのも大きな特徴と言えます。

 

 

国公立大学の推薦型で合格を勝ち取るのは非常に厳しいという点は注意が必要です。

 

なぜなら評定(1年から3年の1学期までの成績)も5段階評価で4.2以上と非常に高く設定されています。

さらに、出願できる大学も1大学だけという厳しい条件もあります。

加えて、学業以外の活動についても審査の対象になるのですから大変です。

部活動やボランティア活動等をしっかりとやりつつ、学校の成績を維持をするのは至難の技でしょう。

国公立大学の推薦型を狙うのなら、1年のうちから推薦入試のある3年後を見据えた行動をしていく必要があります。

評定

 

対して私立大学の公募制は『一般公募制』といいます。

大学側が指定する出願条件を満たして入れば出願できますし、評定も『3.0前後』と低い傾向にあります。

また、私立大学の公募制他大学との併願も認めているケースが多いというのも大きな特徴になりです。

 

この「一般公募制」ですが、学業中心の『一般推薦』部活動や課外活動などのユニークな特徴をアピールする『特別推薦』の2つに分類されます。

普通の人とは違う『何か』を持っている人はこちらで狙うのも手の一つです。

 

 

 

受験対策はどうすればいい?

一番多いケースが『書類審査』『小論文(または作文)』『面接』を課している事です。

書類審査は学校が作成する調査書や推薦書以外に『志願理由書』があります。

こちらも総合型推薦選抜と同様、面接の際に面接官の手元資料として使われます。

大学側のアドミッション・ポリシーには必ず目を通しておき、志願理由書の文章に起こすのを忘れないようにしましょう。

小論文や面接も対策が必要ですので、進路指導の先生や塾・予備校の先生に相談して対策をし、試験に備えておきましょう。

 

また、大学によっては『学力検査』を取り入れている大学もあります。

その中でも特に英語】については英検やGTECの資格保有状況により試験結果に反映させる大学も増えてきています。

当日の試験で大失敗したとしても、これらの資格保有分で点数換算されるので保険として保有しておくのもおすすめです!

 

 

総合型選抜

学校推薦型選抜

出願時期

9月以降

11

合格発表

11月以降、3月末まで

12月以降、一般選抜期日の10日前まで

募集定員

制限なし

学部等の募集定員5割未満

受験方法

(最多)

書類審査+面接

書類審査+小論文+面接

 

 

最後に……

推薦の枠は増えていく可能性が高い入試方式です。

だからこそ、本当に行きたい大学がある場合は1年生の頃から真面目に授業を受けて成績を維持しておく必要があります。

行きたい大学のことを良く調べ、自分がその大学の方針とずれていないかを知っておけば、入学後に退学するような事態も防げます。

そのためにも、しっかりと志願理由を自分の中でまとめておくといいでしょう。

 

また、推薦選抜でだめでも一般選抜があります。

指定校の枠が貰えなかったことで腐るのではなく、本当に行きたい大学は自分の手でつかみ取るためにも切り替えてどれだけ頑張れるかが重要になります。

推薦選抜と一般選抜の両方を視野に入れつつ、自分の行きたい大学に合格できるように少しでも早く受験勉強を始めていきましょう!

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