皆さんこんにちは。
阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校の講師の小山です。
今回は分かっているようで実はよく知らない人も多いかと思う偏差値についてお伝えしていきます。
高校受験や大学受験をする上で「偏差値」というキーワードを良く耳にするのではないでしょうか?
学校が偏差値で区分されていること、模試の結果に偏差値が書かれていることを目にしている方は多いと思います。
では、そもそもこの「偏差値」とは何を表しているのでしょうか?
受験でよく目にする「偏差値」って具体的にどういう意味?
端的に言うと偏差値とは「ある集団の中にいる自分自身の位置を示すもの」です。
偏差値50が集団の中で真ん中の位置になります。
偏差値が50より高い人は集団の中での位置が高く、偏差値が50より低い人は集団の中での位置が低いのです。
偏差値ごとの位置を大まかに図に表すと以下のようになります。
偏差値 |
最上位からの割合 |
80 |
0.13% |
75 |
0.62 % |
70 |
2.28% |
65 |
6.68% |
60 |
15.87% |
55 |
30.85% |
50 |
50% |
45 |
69.15% |
40 |
84.13% |
35 |
93.32% |
30 |
97.72% |
(栄光の個別ビザビより引用)
この表を見る事で、偏差値というよく分からない数字の意味が明確になるはずです。
今後模試の成績を確認する時、大学の偏差値を調べる時にはこうした表を参考にしながら、自分自身の現在の学力の位置を確認してみてください。
偏差値で60で行ける近畿圏の大学
このように偏差値は集団の中での自分自身の位置を示してくれる指標であるため、自分自身の学力を他者と比較する事が出来るのです。
例えば模試Aでの点数が80点、模試Bでの点数が70点であったとしましょう。
一見模試Aの成績の方が良いように見えますが、必ずしもそうとは限りません。
模試Aにおける偏差値が50で、模試Bにおける偏差値が60だとすると、模試Bの成績の方が他者と比較すると良いものであるのです。
受験はどれだけ高い点数が取れるかを競い合う試験ではなく、周りの人より高い点数が取れるかどうかが問われる試験です。
そのため、模試を受けた際には点数だけでなく、偏差値にも気を配り、自分自身の成績を他者と比べる事で志望校との距離を測るようにして下さい。
次に偏差値が60ぐらいの近畿圏の大学をご紹介します。
国公立大学
・神戸大学
・大阪市立大学
・大阪府立大学
・京都府立大学
・神戸市外国語大学
など
私立大学
・同志社大学
・関西学院大学
・立命館大学
・関西大学
・近畿大学
など
一例を載せましたが、学部によっても偏差値は大きく変わります。
志望大学の偏差値を調べる際は、受験する学部の偏差値を調べるようにしましょう。
また、同じ偏差値60でも大学や学部によって受験に必要な科目は異なっています。
偏差値である程度志望大学を絞ろうと考えている方は、自分自身が受験に使おうとしている科目が実際に受験で使えるのかも含めて受験校を選択してください。
最後に……
今回は受験で良く用いられる単語である「偏差値」について紹介しました。
偏差値は上手く用いる事で自分自身の学力を適切に評価する事を可能にするので活用していってほしいと思います。
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