見落としがちな語彙力の大切さ - 予備校なら武田塾津田沼校

みなさんこんにちは！

みなさんは受験において、どの科目を一番大切にしていますか？

一般的に受験においては、配点などの関係からどうしても英語を重視しがちだと思います。

ですが、受験として問題を解くという局面になった場合、実は、英語は国語力がなければ難しいです‼　

また、英語だけでなく、他の科目も国語が必要です。私たちが日常的に使っている国語ですが、単語の集合体ですよね。つまり、語彙力が著しく低い場合は、様々な場面で苦労してしまいます。そんな悩みを解決するために、今日は、語彙力ついてのお話をしていきたいと思います！

①受験における語彙力の重要性

もちろん、語彙力といっても、程度はあります。ものすごく難しい専門用語をたくさん知っている必要はありません。大学受験はあくまでも高校生を対象にしていますからね。

しかし、現代文をはじめとして、問題の文章を読む上で毎回単語につっかかり意味が全く分からないなら話は違います。文章の全体の意味が分からない程単語不足なら早急に手を打たなければなりません。現代文だけでなく、そのような語彙力不足は他の科目に影響します。

よく言われる例だと、数学の問題で使われる「ゆえに」「すなわち」が分からないというもの。なんとなく分かって問題が解ければよいのですが、この単語のせいでなにを問われているのか分からないという高校生も多いのです。この例からもわかるように受験だと問題文を正確に理解する必要がありますよね？

受験における語彙力の大切さがお分かりになりましたか？

②語彙力はどうやって身につけるの？

語彙力は日本語の力でもあるので、皆さんの今までの人生での蓄積になります。

ですから、一気に多くの語彙を身につけるのは難しいでしょう。

子供のころから新聞を読むことや読書が習慣化されていれば、語彙力も十分育っていると思います。しかし、最近は新聞をとらない家が増えていたり、読書よりも他の娯楽に手を出しがちです。若者の流行り言葉は全て知っていても、文学作品に出てくる言葉はあまり知らない人も多いでしょう。大人になっても、本を読んでいると知らない言葉がたくさんあるくらいですからね…。

では、そんな語彙力をどのようにして身につけていけばいいのしょうか？

答えは、「自分自身で知らない言葉を調べること」です。

先程「語彙力は日本語の力でもあるので、皆さんの今までの人生での蓄積である」と言いましたが、この蓄積を自分自身で意識的に増やしていくのです。もう少し具体的に説明すると、勉強中や日頃の生活の中で分からない言葉を見かけた時に、スマホや辞書を使い、その言葉の意味を調べ、記録しておきましょう。また、その言葉の語源や類義語・対義語なども見ておくとより記憶に残りやすくなります！

これらの方法は、すぐにでも実行できるので、ぜひ試してみてください！