AO入試って最近よく聞くけど、私には無関係だな…と思っているそこのあなた!
まずはAO入試が「どのような入試」で「何をする入試なのか」を知ってから考えてみてください。
結論からズバリお伝えすると、「志望理由書の作成」と「面接の対策」と「小論文の対策」の3つの対策です。
センター入試や一般入試は、学生たちの「学力で判断」する入試であると言えるならば、AO入試は、「その大学と学部でなければいけない理由を文章と口頭で気持ちを伝える」入試と言えるでしょう。
学力面だけでは測れない、「大学入学後の4年間という時間で何を学び、何がしたいのか?」その4年間の使い方が「なぜ本大学で、本学部でないといけないのか?」この理由が問われる入試になります。
従って、志望理由書に記載すべき内容は以下の通りになります。
・将来達成したい夢は何か
・その夢を描いたきっかけは何だったのか
・その夢を達成することによって、社会にどのような影響を与えるのか
・夢を実現するために、具体的にどのような行動をしていく予定なのか
・その夢の実現や行動に対して、どのような学びが不可欠なのか
・その学びを本大学の本学部で学んでいく必要性は何なのか
上述の内容をおおよそ2,000字で記載するのが志望理由書になります。
面接では、志望理由書に書いた内容を口頭で説明する必要があります。
面接で重要になるポイントは大きく3つに分けられます。
1)身だしなみのマナー
2)入退室のマナー
3)面接での質疑応答
1つ目の『身だしなみのマナー』では、以下の点を注意してください。
▼男性の場合
・靴は光が反射するくらい磨かれているか
・ズボンにアイロンの線が綺麗についているか
・上着が綺麗にアイロンされているか
・髭はないか
・鼻毛は出ていないか
・眉毛が適切に整っているか
・髪の毛は清潔感ある長さか
▼女性の場合
・靴は光が反射するくらい磨かれているか
・靴下がたるんでいないか
・スカートは膝下の長さか
・スカートにアイロンの線が綺麗についているか
・上着が綺麗にアイロンされているか
・化粧は薄めで清潔感あるか
・髪の毛は清潔感があるまとまり方をしているか
・はねてしまう毛をピンなどで留めているか
2つ目の『入退室のマナー』では、以下の点に注意してください。
・ドアを3回ノックする
・「どうぞ」と言われたら「失礼します」と答えてから両手で開ける
・入室後に両手でドアを閉める
・ドアを閉めたらゆっくり面接官の方を振り向き、その場で立ち止まり「失礼します」と言う
・「失礼します」の言葉の後に45度の角度でお辞儀をする
※この時の注意点として、「言葉」と「動作」は切り離して行う
・お辞儀の後にゆっくりと歩き、用意された椅子の隣に立つ
・「自己紹介をお願いします」と言われたら。「はい。受験番号〇番、〇高校から来ました〇〇(名前)です。よろしくお願いします」と自己紹介する
・「お掛けになってください」と言われたら「失礼します」と椅子に座る
※この時の注意点として、「言葉」と「動作」は切り離して行う
ここから面接が始まり、面接官からの質疑応答が始まる。
面接後の退出も同様の流れで実施していく。
3つ目の『面接での質疑応答』では大きく以下の2点が評価のポイントとなる。
▼内容や中身
面接でよく聞かれる質問の内容は、大きく分けて「遠い未来(社会に出てからの活動)」「未来(大学4年間の活動)」「過去(高校生活の活動)」の3つに分類される。この質問に対して、まず1つの軸を持ち矛盾なく話せているかが重要になる。
・「遠い未来」では、何がしたいのか?が問われる。
・「未来」では、大学4年間で何を学び、その内容が本大学及び学部でなければいけない理由になっているか?が問われる。
・「過去」では、「遠い未来」や「未来」の軸になる出来事になっているか?や、高校生活の活動を通して浮き彫りになる人物像が「本大学及び学部で求める人物像」と照らし合わせて一致しているか?が問われる。
▼目線、話し方や姿勢
・話す際の目線が面接官を見ているか
・話し方に「えー、あの」などの不要な言葉がついていないか
・椅子に座っている姿勢がきちんとしているか
ここまで、冒頭でお伝えしたAO入試でしか測れない要素である下記理由が大きく含まれる「志望理由書」と「面接」について解説してきました。
>学力面だけでは測れない、「大学入学後の四年間という時間で何を学び、何がしたいのか?」
>その四年間の使い方が「なぜ本大学で、本学部でないといけないのか?」この理由が問わ
>れる入試になります。
しかし、ここまでの内容だけを見てしまうと極端に言えば大学と学部に対する「想い」の強さしか見ない入試では?と思えてきます。
これがAO入試に対する大きな誤解を招く原因です。
「想い」だけでは測れない、「論理」と学部理解に不可欠な「時事ネタ」や「社会問題」への知識があるのかを小論文で問われます。
小論文で扱われるテーマは「社会問題」が多く、日ごろから主体的に時事ネタや社会問題などの情報収集を行い、自身の言葉で書けるくらいの知識がないと答えることは出来ません。
また、文章の書き方で、論理性が問われます。
まとめると、小論文では「社会に目を向けて情報収集した上で自身の知識となっているか」「用意された文章やデータを適切に理解できるか」「理解した情報を論理的に自身の考えとして文章に書き込めているか」を見られます。
その為、小論文では以下3つの準備をしておきましょう。
・時事ネタ及び自身が受ける学部で必要となる社会問題の情報収集を行う
・文章やデータを読み取る練習を行う
・自身の頭の中にあるものを、小学生が見ても理解できるレベルで論理的に何度も書く
小論文の書き方は、YouTubeや書籍で数多く出ているため一度自身で調べてみてください。
以上がAO入試で必要にある「志望理由書」「面接」「小論文」の具体的な対策になります。
最後に簡単に自己推薦と公募推薦に関して解説します。
自己推薦の入試では、AO入試で実施する「志望理由書」「面接」「小論文」が出てくる場合が多々あります。
そのため、AO入試で対策してきた人は自己推薦入試も調べた上で挑戦してみてください。
公募推薦の入試では、「学力試験」「志望理由書」「面接」「小論文」から2つから3つほど組み合わされて実施される事が多いです。
一般的には、「学力試験」と何か1つが組み合わされて行う場合が多いです。
自身の得意不得意や倍率などから、大学ごとに入試形態を駆使しながら受験してみてください。
無料で武田塾の勉強法を学べる!
武田塾では「無料受験相談」を実施しております。
・志望校に逆転合格する勉強法
・あなたにぴったりの参考書紹介
・武田塾の詳細や料金説明 など
入塾義務はございませんので、
まずはお気軽にお近くの武田塾までお問合せください。
※この時期はお問合せが多くなりますので、お急ぎの方はお早めにお申込みください。
--------------------------------------------------
偏差値30台・E判定から志望校に逆転合格
【電話番号】
0120-62-3399
【住所】
千葉県船橋市前原西2-14-2
津田沼駅前安田ビル 3F