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「できた」「できなかった」が明確な目標を立てる【受験勉強】

豊田市周辺にお住まいの皆様、および武田塾生の皆様こんにちは!
逆転合格専門の予備校・個別指導塾の武田塾豊田校です!

 

武田塾では特訓を実施したあとに指導報告書、つまりどんな特訓を行ったか、明日からの宿題はどう進めればよいのかを示したものを生徒さんにお渡ししています。

指導報告書には、生徒さんに【次回までの目標】を書いてもらうのですが、「頑張る」とか「完璧にする」という曖昧な目標が多く、今回は、皆さんに目標の立て方を再考していただきたいと思い筆を執りました。

目標をなんのために、どのようにたてるかを考えたいのですが、これは武田塾生でない方にとっても重大な問題なので、塾生でない方も一緒に考えてみましょう。

 

※武田塾の特訓についてはこちらの記事を見ていただくと理解が深まります

【塾生の一週間から知る】授業をしない!武田塾ってどんな塾?

なんのために目標を立てるかーマラソンの例から

走行距離がわかるマラソンと走行距離を(事前に)知らされない2つのマラソンを考えてみましょう。

前者には終わりが見えているのでペースを考えることができ、自分の行動をコントロールしている実感もあり、一歩一歩終わりに近づいているという安心感があります。

しかし、後者はどうやって走っていけばいいのか全くわからず、いつ終わるかもわからないという恐怖があります。

おまけに前者と違って、(体力という制約条件を考えて)どのように走ればタイムを短縮できるのかを考えることができず、途中でバテてしまうことさえあるでしょう。

逆に、体力に余裕を残してゴールを迎え、「もっとできたのに…」という思いを抱くこともあるでしょう。

終わりのみえるマラソンを走る

明確な目標がない学習計画を立てて実践するということは終わりのみえないマラソンを走ることと同じです。

何をすれば「やったこと」になるのかが明確にならないので、自分の計画が順調に進んでいるかを判断することすらできずに、時間を浪費するだけに終わってしまいます。

なので、ゴールがきちんと見えるマラソンを走る必要があるのです。

どのように目標を立てるのか

どうして明確に目標をたてるのか、つまりどうして終わりが見えるマラソンに参戦すべきなのかはわかっていただけたと思いますが、具体的にどうやって目標をつくるのかをこれから説明しましょう。

「できた」「できなかった」のどちらかがはっきり決まる目標

「できた」「できなかった」のどちらかに決まり、「どちらともいえない」という状態にならないような目標を立てればよいです。

例えば、「頑張る」という目標を立て、実践してみましょう。

調子がいい日では8時間勉強して「頑張った」というけれど、調子が悪い日では5分勉強しただけで「今日はよく頑張った」というように、目標が明確でないことによって、実質的に立てていないのとおなじになってしまうことがあるでしょう。

せめて、「部活がある日は一日3時間、ない日は5時間やり、一日の最後に自分が勉強した内容を説明できるようにする」くらいの具体性がほしいのです。

このように具体性のある目標を立てれば今まで「できなかったこと」が「できること」に変わり、それがはっきりわかります

大学に合格するために目標をたてる

また、「頑張る」という目標や、「〜時間勉強する」という目標は学習の効果については言及していないので、作業をすることで満足してしまいがちです。

作業をすることではなく、大学に受かることが私達の目的であることを忘れてはいけません。

大学に合格するには、単純に、解ける問題を増やせばよいので、

例えば「単語を100個覚え、その単語で例文を作る」や、「三角形の三心(重心・内心・外心)の定義を言えるようにし、定義から導き出せる性質を証明できるようになる」のような直接的な目標のほうが学習の効果を測定しやすいといえます。

目標を達成したときに直に得点アップにつながるような目標が、学習計画を適切に修正でき、大学合格のためには望ましいのです。

 

 

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