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3技能別・英語の試験の復習法【復習で問題解決法を学ぶ】

豊田市周辺にお住まいの皆様、および武田塾生の皆様こんにちは!
逆転合格専門の予備校・個別指導塾の武田塾豊田校です!

 

今回は、英語の試験をどうやって復習するかについて話していきたいと思います。

模擬試験の問題は復習しなさい、と皆口を揃えて言いますが、具体的にどうやって復習すればよいのかわからないし、復習でどれだけの効果があるのかもわからなくないですか?

問題の解説を読んだらそれで復習したことになるのだろうか、そもそも同じ長文やリスニング問題は出ないのに復習と称してとき直すことに意味はあるのだろうか、など悩みは尽きません。

そこで、今回は英語に話をしぼり、リーディング、リスニング、ライティングに分けて何を目的に復習するのか、さらに具体的に何をすると模擬試験を復習したことになるといってよいか、を考えてみましょう。

ちょっと長いですが、お付き合いください。

序論:問題の解き方を練習するための復習

本題に入る前に、なぜ復習をするのかを考えてみましょう。

単語や熟語、文法事項については間違えた部分や知らなかった部分をチェックすることで知識を増やすことができるため、復習の効果があることは容易にわかります。

しかし、同じ長文問題やリスニング、自由英作文の問題はもう出ないのになぜ復習をするのか。

それは、これらの問題を細かく解析=復習する過程で、初見の問題を見たときでもシステマティックに問題解決に当たる方法を身につけるためです。

わからないことだらけの初見の問題ではなく、一度は解いた、少しは分かる問題で問題の解き方を学習したほうが効率的だと主張したい。

あとの長文、リスニング、英作文のセクションで具体的に考えます。

序論続き:ノートにわからなかった基礎知識を貯める

大前提ですが、リーディングやリスニングを復習=解析する前にまずは知らなかった単語や熟語、文法事項は確実にチェックしておきましょう。

これらは理解して覚えるだけでよく、すべての土台となる項目であり、コスパが高いので無視するのはもったいないです。

ートを用意してそこにわからなかった単語や熟語、文法事項を記録して定期的に見返すことで知識の漏れを容易にチェックすることができます。

リーディング:木を見て森も見えるように

長文読解問題は、本文をいかに理解するかと、設問をいかに理解することの2つに分けて復習をしましょう。

論説文に話を絞ります。

本文を理解する

問題を解くときには、細かな一文が理解できることも大事ですが、最も大事なのは文章の構造をすばやく把握することです。

文章の構造、つまりどこに何が書いてあるかがわかれば、問題を解くときに本文を参照しすぐに解答することができます

何をもって文章の構造がわかったことになるかというと、たとえば、論説文は問題提起、主張とその例、結論というシンプルな段落構成であることが多いため、それぞれの段落に何が書いてあるかさっと説明できることだと考えられます。

とはいえ、いきなり初見の問題で構造を説明しろと言われてもできないので、問題の復習の過程で、自分の言葉で段落ごとにまとめてみましょう

どれくらいの長さでかくか、つまりどれくらい細かい情報を含めるかという論点がありますが、ひとまずは一言二言でよいです。

頭の中で考えるだけではなく、書き起こすことが重要です。

これは、書き起こすという面倒な作業を楽にするために、文章をきちんと読もうという意欲が働くからです。

もちろん、わからない文があれば構文をとって読めるようにすることも大切です。

設問を理解する

本文がきちんとわかっていれば、たとえ選択肢がなくとも解答の根拠を上手に説明できるはずです。

逆にすらすら説明できないのであればそれは本文の理解が甘いということです。

選択肢なしですらすら説明できれば問題の解き方を含めて考えることができていることになるので、できるまで本文の復習に戻りましょう。

 

リスニング: 英語を聴き取れるために何が必要か考える

リスニング問題に解答できるようになるには、アタリマエのことですが、音声をきき、きいた瞬間に意味がわかり、かつメモを取らずにわかった内容をしばらく頭に残しておく能力が身につけばよいのです。

音を認識する = 発音できるようになる

問題を解く以前にまずは音声を聴いたときに「これは英語を話していて、〜の単語、フレーズを言っている」という認識が持てることです。

そして、音声の認識をもっていることと英文が与えられたときに自分で(ネイティブっぽく)発音することは全く同じことを示していると考えられます。

発音を真似るということには、スピード、声の調子、アクセントを含めて真似をすることを指しており、この段階では意味や文の区切れはあまり意識せずとにかく実際の雰囲気がわかることを目標にします。

やり方は単純で、CDを聴いたときに何を言っているかが明確にわかるまで音読を繰り返します。

シャドウイングとディクテーションで短期記憶能力の向上

さて、音声を認識できたとしても、すぐに忘れてしまうのでは問題を解くことができません。

すぐに忘れてしまうのならメモを取ればよいのではないかと考えますが、上手にメモを取るには一定の技術を要するし、気を取られすぎてメモをとることが目的化してしまう恐れがあります。

つまり、メモに頼らず、自分の短期記憶能力を上げることを考えたいのです。

聞いた英会話の短期記憶能力が上がったというには、オウム返しができれば十分です。

皆さん、シャドーイングやディクテーションと呼ばれる学習法を聞いたことはあると思いますが、これらの学習法はオウム返しの能力つまり短期記憶能力を鍛えるために行うのです。

改めて、シャドーイングとは、音声を聴いたあとに遅れて同じ内容を発音する勉強

ディクテーションとは一文ごとに音声を止めて紙に聴き取った内容を書き記すという勉強法を指しています。

音を認識できるようになってからシャドーイングやディクテーションに取り組むのですが、時間がかかりすぎるという難点があるので、すべての問題に対してやる必要はありません。

共通テストタイプの問題であれば短めの問題が揃っている最初の大問で行う程度でよいでしょう。

ライティング:苦手な文法を探る

英作文の具体的な方法・発想法は参考書に任せるとして、試験の復習においては、自分が苦手な文法はなにか、理解が誤っている文法はなにかを考えることができれば十分でしょう。

そのためには、自分の答案の減点箇所をチェックすればよいです。

自分の答案をチェックすると、冠詞 a, the の使い方が不適切…the は特定化されているものに対して用いる、とか3人称単数現在形のs をつけ忘れている、あるいは接続詞が節をつなげていない… Because SV. のみで終わっている などさまざまなミスがあるとわかります。

ミスの原因は文法書で調べていただくことにして、ミスを正しく直して(あとで何もみずに)改めて作文しなおしたり、あるいはミスをしやすい文法を回避する方法があるかを考えてみるのがよいでしょう。

 

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