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ストレスは身体に悪くない! ~勉強ストレスと上手に向き合おう~

豊田市周辺にお住まいの皆様、および武田塾生の皆様こんにちは!
逆転合格専門の予備校・個別指導塾の武田塾豊田校です!

センター試験が近づいてきたり、毎日の勉強でストレスを感じていませんか?
最近は寒くなってきて、気温の変化で体調を崩しやすい時期でもあります。
ストレスで体調を崩してしまうと考えている人も多い気がします。
今回は厄介なストレスとの向き合い方、ストレスの考え方についてお話しします。
ストレスが身体に悪いと思っている、そこのあなた必見ですよ!!

今回の内容はTEDTalksのまとめです。
ケリー・マクゴ二ガル「ストレスと友達になる方法」
もとの動画を見たい人はこちら↓
https://www.ted.com/talks/kelly_mcgonigal_how_to_make_stress_your_friend/discussion?source=facebook&language=ja

TEDTalksとは、有名人や知識人が自身の体験や知識などを伝える講演会(TED)の動画を無料でインターネット上で配信するサービスです。
基本的には英語でのプレゼンテーションになりますが、有名な動画は多くの言語の字幕がついています。
英語学習の教材としてもよく使われますが、専門的なワードや内容のため、英語中級者以上の人向けの勉強方法です。
しかし、内容はためになったり、教養として面白いものが多いので、1度視聴するのをおすすめします。
視聴するときは日本語字幕対応のものを選びましょう。笑

 

目次

ストレスと死亡リスク

ストレスに対する思い込み

ストレスと体の反応

ストレスとオキシトシン

ストレスと社会性

まとめ

 

 

 

「ストレス イラスト フリー」の画像検索結果

 

 

ストレスと死亡リスク

みなさんはストレスが体に害を及ぼすと考えますか?
ストレスは病気のもとと考える人が多いと思います。
TVではストレスの様々な解消法が紹介され、みなさんは知らずのうちにストレスは良くないものだと認識しています。

ここである調査を紹介します。
アメリカの成人3万人を8年間追跡した調査で、「1年間でどのくらいストレスを受けたか?」と質問しました。
また、「ストレスが健康に悪影響を及ぼすか?」という質問もしました。
その後、誰が死亡したかを確認しました。
その結果、前年に多くのストレスを受けた人は、死亡リスクが43%も上昇していました。
しかし、死亡リスクが上がったのは、ストレスが身体に悪いと答えた人だけだったのです。
多くのストレスを受けたが、ストレスを害と考えない人たちの死亡リスクは最も低かったのです。
前年にストレスをあまり受けなかった人と比べても、死亡リスクが低かったのです。

 

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ストレスに対する思い込み

さて、先ほどの調査の結果から、ストレスに対する認識によってストレスは身体に悪影響を及ぼすことが分かります。
ストレスが身体に悪くないと思っている人は、ストレスを受けても健康被害を受けない。
多くの人にとってこの調査結果は衝撃的ではないでしょうか。
つまり、ストレスへの考え方やストレスの捉え方を変えれば、より健康になれるのです。

ストレスに対する考え方の例を挙げましょう。
ストレスの一つにプレッシャーや緊張があります。
みなさんがクラスの前や大勢の前で発表を行う時、入試の時には緊張すると思います。
緊張した時にどのような変化が身体で起きるでしょうか。
多数の人は心拍数が上がり、呼吸が荒く、汗をかく、身体が震えるといった変化が起きると思います。
また、このような状態になると、緊張に対応できていないと思い込み、一層不安が増してしまいます。
しかし、この肉体的な反応が緊張する状況に備えていると捉えてみましょう。
心拍数が上がるのは次の行動に備えるため。
呼吸が荒くなるのはより多くの酸素を脳に届けるため。
緊張によって生じる反応は自分を助けるためだと考えると、不安感やパニックが消えて自信を持てるようになります。

 

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ストレスと体の反応

次にストレスの認識の違いによって生じる身体の反応を見てみましょう。
ストレスを悪と見なす人は、ストレスを受けると心拍数が増え、血管が収縮します。
慢性的なストレスが心血管疾患の原因になるのは、このためです。
しかし、ストレス反応が次の行動の助けになると考える人は、ストレスを受けても血管が収縮しませんでした。
心拍は速くなりますが、心血管はよい状態のまま保たれました。
この状態は、喜んだり、勇気を振り絞ったときに似ています。
ストレスに対する考え方の違いで、心臓病のリスクが変わり、寿命の長さも当然差が生まれます。

これまでの例から、ストレスを受けないようにする、ストレスを解消するのではなく、ストレスをどのように捉えるかが重要であると分かります。
ストレスは身体に害を及ぼすのではなく、身体を助けてくれると考えるだけでストレス反応は健康的なものになります。

 

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ストレスとオキシトシン

ストレスにはメリットがもう一つあります。
メリットが持つ利点を説明する前にオキシトシンというホルモンについて説明します。

オキシトシンには「幸せホルモン」「抱擁ホルモン」という響きの良い別名があります。
その名前の通り、ハグやボディタッチによって分泌するホルモンです。
このホルモンが分泌することで幸福感が得られます。
その他にも、人との交流を促し、親密な人間関係を結ぼうとさせる、つまり社会的な本能が強まります。
共感を強めて、大切な人を助ける、支えようという気持ちにさせます。
オキシトシンは人間にとってとても良い働きをするホルモンなのです。

人間にとってとても有益なオキシトシンは、実はストレスホルモンでもあるのです。
ストレスを受けると、ストレス反応としてオキシトシンが放出されます。
オキシトシンが放出されることで、社会性が強まり、人の支えを求めるようになります。
つまり、ストレスが生じると誰かに気持ちを打ち明けたくなる。
また、身近な人が問題を抱えているときに気づいて助け合えるようになっているのです。
ストレスのもう一つのメリット、それが人との繋がりを強めることです。

さらに、オキシトシンは身体にも作用します。
オキシトシンは心臓に影響し、心血管を守る働きがあります。
ストレスによって損傷した箇所を直すために、オキシトシンが心細胞の再生を助けます

そして、素晴らしいことに、身体へのオキシトシンの恩恵は社会的な交流によって増えます
ストレスによって人の支えを求める、人と接触するときオキシトシンが分泌されて、ストレス反応がより健康的なものになります。
つまり、人との交流でストレスが軽減されます。
また、ストレスを受けることでオキシトシンが生じ、オキシトシンがストレスを軽減する。
ストレス反応には、ストレスを回復する機能があり、人との繋がりでさらに回復が促進されます。

 

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ストレスと社会性

最後にもう一つ調査結果を示します。
アメリカの成人1000人に対して、「一年間でストレスをどれだけ受けたか」という質問と、「身近な人を助けるためにどれくらい時間を使ったか」という質問をしました。
その後、5年間で誰が死亡したかを調査しました。
その結果、ストレスが多かった人は死亡リスクが30%高くなりました。
しかし、他人を助けるのに時間をかけていた人は、ストレスによる死亡率の増加が無かったのです。
つまり、社会的な交流を行うことで、ストレスの健康への悪影響を回避することができるのです。

先ほどのストレスとオキシトシンの関係の説明で、ホルモンの観点から人との繋がりがストレスを健全にすることを示しました。
実際の調査でも、他人との交流がストレスに対して良い影響を及ぼすことが分かります。

 

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まとめ

ストレスに対する考え方、ストレスによる体の状態の捉え方を変えることで、ストレスは私たちにとって有益なものになります。
身体は次の行動に挑戦できるようになります。
また、ストレスを受けたときに他人との交流を求めることで、ストレスに対する回復力を持ちます。
ストレスをわざわざ受ける必要はありません。
しかし、ストレスは悲観するものではなく、ポジティブに捉えるものです。
ストレスをより良いものと考えることで、ストレスへの対処が上手くなり、また、困難にも対応できると自信がつきます。
そして、困難には1人の力で立ち向かう必要はなく、周囲の力を頼れば良いのです。

受験にはストレスがつきものだと思います。
しかし、このストレスを悪いものだと思わずに、この記事の考え方をしてストレスと上手に向き合いましょう。
時には、友達や家族、先生、武田塾のスタッフに相談しながら受験を乗り越えましょう!

 

 

参考動画

ケリー・マクゴ二ガル「ストレスと友達になる方法」↓
https://www.ted.com/talks/kelly_mcgonigal_how_to_make_stress_your_friend/discussion?source=facebook&language=ja

 

 

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