こんにちは、武田塾豊川校です。
今回は地元人気の高い名古屋市立大学の経済学部、人文社会学部の傾向と対策についてお話していきます。
他学部の方も全学部共通の外国語に関しても述べているので、見てみてください。
1.試験時間と問題数、配点
【試験時間】
1時限目 | 2時限目 | |
経済学部 | 外国語 9:30~11:30(120分) | 数学 13:00~15:00(120分) |
人文社会学部 | 外国語 9:30~11:30(120分) | 国語 13:00~14:30(90分) |
(名古屋市立大学個別学力検査受験案内より)
午前は全学部共通で外国語、午後は経済学部が数学、人文社会学部が国語というスケジュールです。
朝早くから試験が始まります。起きてから3.4時間で脳が活発に働く、と言われているのは知っていますか?
早寝早起きの習慣をつけて、万全の状態で試験に挑みましょう!
また、会場まで電車やバスを使う人が多いと思うので乗り換えや乗り場など事前準備をしておくと良いです。
カイロなどの寒さ対策、リラックスできるものもお忘れなく!
【問題数】
英語4問、国語3問、数学4問です。
全ての問題が記述式のため、共通テスト・私大のマーク問題の対策の前に記述式の問題を解く習慣をつけておきましょう。
なぜその必要があるかというと、記述式→マーク式の問題への対応は問題を解くスピードなどを除けば比較的簡単にできます。
でも、その逆は消去法が使えなかったり、自分で一から回答を作成するので問題を解くこと自体が難しくなってしまう場合が多いからです。
【配点】
配点は外国語200点、数学・国語200点の計400点です。
得意じゃないほうの教科が簡単だった...みたいなことがよくあります。当日受けてみないと分からないので、できるだけ偏りなく勉強しておきましょう!
次の項からは教科別に詳しくお伝えしていきます。
2.【外国語】大切なのは早く・正確に!
外国語は読解問題3問、英作文1問の計4問で構成されています。
全学部共通の問題なので難易度は高いです。
計4問なので、1問30分のペースを目安に解けるようにしましょう。
読解問題は、文章量が多いのでできるだけ早く、正確に解く必要があります。
そのため、シャドーイングや長文問題の練習を通し、早く正確に読むことに慣れておきましょう!
また、長文は幅広い分野から出題されます。小論文対策と合わせてニュースを見ておくと英文を理解しやすくなるかもしれません。
次に、英作文で大切なことをお話しします。
それは、難しい文を作ろうとせず、自分の意見を端的にできるだけわかりやすく英文にする、ということです
難しい表現や単語を使おうとするとスペルミスや考えが採点者に伝わりにくくなり減点される可能性が上がってしまいます。
武田塾でも使用している参考書 桐原書店の「英文解釈の技術シリーズ」では、自分で英文を書く時にどんな表現が使えるのか参考になるのでそういった部分も気にしながら勉強してみてください!
3.【国語】客観的に文章を読もう
国語は現代文2問、古文1問の計3問で構成されています。
外国語同様、1問30分のペースを目安に解きましょう。
現代文は文章量が多く、どこが必要な部分であるか見極めが重要です。
そのため、先に選択肢を見てどういったところを問われるのか把握してから本文を読みましょう。その際、問いに関わっているな、感じた部分には線を引いておくと後で見返しやすいです。
ただし、この時に選択肢まで見るのはやめておきましょう。自分がこれかも!と思って文章を読むとそれが正しいように自分なりの解釈をしてしまう危険があります。国語で大事なのは"客観的に見る"ことです!
次は古文についてです。
古文は現代文に比べると易しいです。
最近の傾向から見ると、共通テストレベルの文章を記述式で解ければ特に問題ありません。
ここで何が重要になってくるかというと、単語・文法などの基本的な知識です。
ここをマスターしておけば共通テストでも点が伸びるので頑張りましょう!
毎日寝る前の時間や通学中の電車に乗っている数分を活用して習慣化するのが良いです。
3.【数学】解法のストックを増やす
数学は、計4問です。小問から誘導形式で解いていきます。
最初に簡単な問題を解いてそこから大きな問題へ...なんだか共通テストと似ていませんか?
記述式は共通テスト問題がすべて空欄に変わったバージョンだと考えてみてください。
そうしてみると共通テストの解き方でどこが間違っているか、の問題も解きやすくなります!
話が少し逸れてしまいましたが、色んな問題に触れていくと、違う数字で同じような考え方を使った問題が出てくることがあります。
これは試験も同じことが言えます。誘導に従って解いていくと、あの考え方使える!となる場面が多くあります。むしろ、それを繰り返して最後まで解く、といった方がいいかもしれません。
このように解き方のストックがあればあるほど解ける問題が増えます!
復習するときにどんな解き方をしているか、注目してみてください。
また、何も書かない、というのはできるだけ避けましょう。 マーク式とは異なり自分の途中の考えや式を書けば答えが出なくても部分点がもらえる可能性があります!
一点でも多く取って合格に近づきましょう!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
共通テストまであとわずか、いろいろな思いがあると思いますが、風邪などに気を付けながらみんなで冬を乗り越えましょう!
下に今回の関連動画があります。勉強法や参考書について詳しく説明があるので見てみてください。
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