こんにちは、武田塾豊川校です。
今回は、勉強の時間管理と休憩方法についてお話していきます。
勉強というのは頭を使うもの、疲れて当然の行為です。
常に集中した状態で質のいい勉強を行うには、休憩はとっても大事な要素になります。
ひたすら勉強を続けていても、疲れた頭では問題が解けず、何度暗記しようとしても集中力が切れて全然入ってこない……では、時間が勿体ないです!
あなたが頑張って勉強しようとしている努力も100%活かしきることが出来ません!
実際、人間の集中力は90分しかもたないと言われており、その中でも良いレベルの集中が保てるのは30分程度とされています。
この数字を見ると、なんだかとても短く感じませんか?
人の集中力はあまり長くは続かないのです。
よって、あまり長いこと休憩を取らずに机に向かっているのは非効率的だと言えます。
では、どうしたら質の高い勉強を続けることが出来るのか?
もう皆さんお分かりですね。
勉強はこまめに休憩を取る事が大切なのです!
目次
1.勉強時間を管理しよう
ポモドーロ法
ここからは時間管理法を見ていきます。
勉強や仕事をするにおいて、
25分作業をして、5分休憩する
という方法があります。
これを「ポモドーロ法」といいます。
先程も述べた通り、人間がいい状態で集中できるのは30分です。
なので、25分をグッと集中して勉強をし、5分休憩、そしてまた25分集中して……
というサイクルはとても効率的なのです。
このサイクルを4回続けて、2時間経った時に30分の休憩、とします。
この方法の良い点は、集中力の高い状態が1日の中で何回もあるので、全体として集中出来ていた時間が長くなります。
また、この1単位に合わせて勉強を分配していくといいですね。
「この25分で古文の長文を1題解いて丸つけまでしよう」
「英単語は5分で10個覚えられるから、20分で40個覚えて、残りの5分で見直しをしよう」
など、細かく予定を立ててみましょう。
2時間ごとで勉強のスケジュールを立てるよりも、少しずつ区切った方が自分でも進捗の度合いが見やすいですし、1つずつクリアしていく達成感も大きくなります。
自分が何分で問題を解けるかを把握できるのもいい所ですよね!
ポモドーロ法として紹介されるのは25分+5分のサイクルですが、必ずしもこの時間でやらないといけないという訳ではありません。
集中力には個人差がありますから、40分集中できるという人も、20分が限界だ、という人もいるでしょう。
集中を高く保てる時間を探していき、自分が最も効率よく勉強を続けられるサイクルを見つけていきましょう。
※注意する点
問題を解いている最中だったとしても、自分が決めた時間が来たらサッと手を止めましょう。
「後ちょっとで解けるのに……!」「あと1問で25分のタスクが丁度よく終わるのに……!」
その気持ちは大いに分かります!やりきってしまいたいですよね。
ですが、そこはグッと堪えて休憩を取りましょう。
そのモヤモヤした気持ちでさえ、勉強にはプラスに働きます!気になるなぁ、という強い気持ちが頭に残り、記憶が定着するのです。
「この問題の解き方なんだっけ?」と言うところで中断されるととても気になると思いますが、5分後それが解決された時に、その問題は普段より強く印象に残ります。
加えて、「早く解きたい!気になる!」から勉強が始まるので、集中力を上げるまでのスピードが上がります!
勉強が始まってすぐに、質のいい時間を作ることができますよ!
以上が時間の管理方法になります。
やること自体はとても簡単です!タイマーなどでセットして是非実践してみましょう。
2.休憩中に何をする?
次に考えてみたいのは、
休憩時間に何をするのがいいのか?
です。
勉強効率アップのポイントは時間管理だけではありません。休憩時間も効率アップに繋げましょう。
スマホは絶対ダメ!
スマホを触るのは絶対にやめましょう!
初めにこれだけは言っておきたいと思います。
散々言われてきたかもしれませんが、スマホ休憩は、全く休憩になっていません!
小さな画面を凝視して、目も頭も余計に疲れてしまいます。
勉強中に目で文字を追って、必死に頭を回しているのですから、それを更に追い込んで使い込むのは全くもって非効率的です!
さらに、SNSを開くとなると、際限なく見続けてしまうこともあります。
スマホを見ていると、時間が過ぎるのがとても早いですよね。
皆さん経験済みではないでしょうか。
動画サイトを開いて5分以上の動画をクリックなんてしてしまったらもうおしまいです。
せっかくの時間管理も意味をなくしてしまいます。
スマホを触るのは絶対にやめましょう!
オススメの休憩方法
さて、それではオススメの休憩方法を見てみましょう。
ストレッチをする
勉強中は椅子に座って同じ姿勢を取り続けます。血流が悪くなり、肩こりや腰痛を引き起こします。
私自身、長時間の勉強による肩こりが辛くて、勉強が手につかない時期がありました……。
気分がリフレッシュされることも、集中力を保つのに大切なポイントです。
血流を良くして、いいコンディションで勉強をしましょう!
仮眠を取る
これはポモドーロ法の30分休憩の時間に取るのがオススメです。
睡眠こそ、脳の疲れを回復するのに最高です!
勉強中眠くなってしまう人にもオススメします。
人間は目からの情報が80%を占めていると言われていますから、目を閉じるだけでも脳の情報処理量は少なくなります。
15分程の仮眠がちょうどいいとされています。
長く寝すぎると、起きた後も眠たい状態が長くなってしまいます。
例えば、15分仮眠して、残りの15分で糖分補給・ストレッチをするのはどうでしょう?
しっかりと身体も脳も休めることができますね!
他にも音楽を聞く、コーヒーを飲む、散歩する、など方法は沢山あります。
自分に合った方法を探してみましょう。
3.休憩を忘れずに!
質の良い勉強を続けるには、こまめな休憩、頭を休める休憩方法を選ぶことが大切です。
効率的な勉強を目指して、コンディションもしっかり整えていきましょう!
関連動画
無料で武田塾の勉強法を学べる!
武田塾では『無料受験相談』を実施しております。
- 志望校に逆転合格する勉強法
- あなたにぴったりの参考書紹介
- 武田塾の詳細や料金説明など
お気軽にお近くの武田塾までお問合せください。