ブログ

模試の効果的な復習の仕方!

こんにちは、武田塾豊川校です。

夏休みが終わり、新学期が始まったと思いますが良いスタートを切れたでしょうか?

受験生の皆さんはこれから多くの模試を受けることになると思います。

そこで、今回は模試の効果的な復習の仕方について紹介したいと思います!

プレゼンテーション1

 

模試の結果の受け入れ方

皆さんは、模試の結果(個人成績表)を受け取ったとき、

「偏差値」「合格可能性評価」「全国順位」を見て、どのような反応をしますか?

自分が思っていたよりも高い偏差値が出て喜んだり、合格可能性評価が悪くて落ち込んだり、

人それぞれ、一喜一憂、様々な反応をするのではないかと思います。

 

しかし、模試の結果を見て一喜一憂をすることはおすすめできません。

いい成績を喜んだり、悪い偏差値を悲しんだりすることには何の意味もないのです。

なぜなら、模試は合格までの通過点にすぎないからです。

模試とはいわば、「健康診断」のようなものです。

健康診断で身体の悪いところをあぶりだし、食事の内容に気をつけたり、

運動を習慣づけたりしますが、模試もそのように活用するべきものなのです。

大切なのは一喜一憂することでなく、その後の「対策」です。

健康診断の結果が悪かったときに何も対策しなければ、

そのまま何も変わらないか、悪化するかする一方になってしまいます。

模試においても同じことが言えるので、あまり楽観的にも悲観的にも

ならないようにし、結果に踊らされないようにしましょう。

 

また、偏差値や合否判定はわかりやすい反面、その結果に左右されがちです。

「判定が悪かったから志望校を変える」や「偏差値が高くて安心したからもう勉強しない」

などと考えるべきではありません。

入試は基本的に2〜3月です。

受験生は直前まで成績が伸びます!

今はまだ伸びしろだらけなので、諦めたり悟ったりしてはいけません!

合格可能性や評価が悪かったからといってすぐに志望校を変えるようなことはせずに、

模試をしっかりと復習し、その後の具体的な学習指針を立てましょう

 

模試で解けなかった問題は入試本番までに解けるようになっていればよいのです。

大切なのは、復習して自分の弱点や反省点を振り返り、補強することです。

また、個人成績表で特に着目してほしいのは、各科目の設問ごとの得点率です。

自分の弱点が反映されていますので、謙虚に受け止め、

その分野には特に力を入れて対策に取り組むようにしてください!

そのためには、「時間配分のどこがダメだったのか」

「単語・熟語などの知識量に問題はなかったのか」

「どういった設問形式を苦手としているのか」など、具体的に問題点を挙げてみてください。

 

そして対策は、「いつまでに」「どんなことを」「どのくらい」やるのか、

具体的に立てることを心がけるようににしましょう。

 

模試を受けた後の勉強法・復習法

模試を受けた後は、下記の「復習ポイント」を意識しながら復習することが重要です。

◎復習ポイント

  • 1 模試受験(本番のつもりで、時間配分なども考える)
    →当日の夜までに反省点のピックアップ、共通テスト対策用の模試の場合は自己採点
  • 2 時間が足りなかった問題等の解き直し
  • 3 解答を見て自己採点
  • 4 解答・解説集を見ながら復習
  • 5 解けなかった問題をまとめて自分だけの問題集、単語帳等の作成
  • 6 できなかった原因分析
  • 7 具体的な対策を立てる

 

模試の結果が返却されたら、できるだけ早く復習するようにしましょう。

模試を受験した際(遅くてもその日の夜まで)に、思いつく反省点を書き留めておいて、

このメモを参考に復習することにより、復習が効率的にできるようになります。

そして、最初から解答を見て見直しを始めるのではなく、

まずは手をつけられなかった問題や、解き終わらなかった問題を解くことから始めてください。

全部解き終わった後、答え合せをして、分からないところや、

理解が足りてなくてあやふやなところは

解答や解説を読んでしっかりと理解するようにしてください。

 

模試は重要問題の宝庫です。

類似問題が本番で出題されることもよくありますので、

分からなかった問題はノートに貼っていつでも復習できるようにしておく

模試前の勉強や試験本番の前の確認のとき便利です。

模試で解けなかった問題をノートにまとめていけば、

そのノートは自分だけのオリジナル問題集になります。

英単語や古文単語も意味が分からないものも単語帳にまとめましょう。

また、英語長文ができなかったのであれば、

「キーワードになる単語の意味がわからなかったのか」

「構文が分からないところがあったのか」

「それとも他に何か原因があったのか」……など、できなかった原因を分析し、

今後の対策を具体的に立てるようにしていきましょう。

 

次の模試に向けて

今回の模試での経験をいかして、次の模試に向けて勉強していきましょう。

例えば、解く時間が足りなかった人はより速く正確に問題を解く練習や時間配分の見直しをし、

弱点がハッキリ分かった人はそこを集中的に勉強して克服していきましょう。

また、問題もただ知識がなくて解けなかったのか、焦ってケアレスミスをしてしまったのかなど、

自分の間違いの原因や傾向にも注意して、同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。

 

このように、模試は普段の勉強法や試験でやってしまいがちなミスを自覚し、

繰り返さないようにするために絶対に欠かせないものです。

模試がなければ自分の弱点やミスの傾向に気付かず、自分が本当にやらなくては

いけない勉強ではない、間違った勉強をし続けてしまうかもしれません。

 

入試本番の予行演習の意味も込めて、一つ一つの模試を無駄にしたりせず、

大事に受けていくようにしましょう!

 

関連動画

 

 

無料で武田塾の勉強法を学べる!

武田塾では『無料受験相談』を実施しております。

  • 志望校に逆転合格する勉強法
  • あなたにぴったりの参考書紹介
  • 武田塾の詳細や料金説明など

お気軽にお近くの武田塾までお問合せください。

無料受験相談

偏差値30台・E判定から志望校に逆転合格

愛知県豊川市豊川栄町31番地
TEL:0533-95-7996

豊川市の個別指導塾・予備校なら武田塾豊川校

関連記事

共通テスト数学IAの試験時間/配点/攻略法

こんにちは、武田塾豊川校です。 今回は、共通テスト数学①(数学IA)の攻略法を解説していきます! 時間配分、問題選択等、限られた時間で問題を解き終わる戦略を立てて、高得点を狙いましょう! 目次 共通テ ..

共通テスト英語(リーディング)攻略法!

こんにちは、武田塾豊川校です。 今回は、共通テストの英語の攻略法を解説していきたいと思います! 共通テストは旧センター試験より全体の語数が1000語程増え、約5500語となりました。 つまり、いかに個 ..

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる