塾生の声

そんな合格あるの!!?10月偏差値42から立命館合格!!【合格体験記プレイバック①】

こんにちは!戸塚校の近藤です。

今回から始まりました、合格体験記プレイバック企画!

この企画は、秋から本格化する受験勉強に向けて、改めてこれまで私が見てきた合格生がどんな取り組みをしてきたかをご紹介するものです。

春の合格体験記は生徒へのインタビューがメインですが、合格体験記プレイバックでは、私から見た生徒の様子、そして
「こういう子はやっぱり合格するんだな」
と私が感じているポイントをご紹介します!

第一弾はこの子!!

いやもー。苦労しました。

武田塾には戸塚区、港南区、泉区、南区、栄区をはじめ横浜市周辺の地域から沢山の受験生が通塾しています。

東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学東京・埼玉大学
東京工業大学・一橋大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、
早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・上智大学といった難関私立大学や、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に逆転合格したい受験生を応援する大学受験逆転合格専門塾です。

伸びきらない確認テスト、沈黙の三者面談……合格する気はあるのか!?

この生徒さんは、自分で調べて「武田塾がいい!」と言って塾に来てくれました。

しかし、勉強に対するモチベーションがなかなか上がらず、毎日それなりに自習にはくるけれど、来る時間は15時だったり、17時だったり……
とまちまち。

確認テストの点数も、合格点の8割を越えたり、越えなかったりで微妙なところを行き来していました。
(特に、熟語は毎回75点くらいで、担当の先生と「どうしよ~~~」と何回も話し合いをしました)

そんな様子だったので、成績はなかなか伸びず、むしろ科目によっては下がってしまったり。
三者面談では下げざるを得ない志望校の話と、「自分で決めたのになんでできないの!」と怒る保護者さんで、面談室がすごい空気に。。。('Д')

そんなわけで、彼にとっては「どうやったら本気になれるか」にひたすら悩んだ1年間でした。

実際のところ、彼の10月の記述模試の偏差値は42
とても関関同立とか、国公立とか言ってる場合ではありません。

そんな彼がなぜ立命館にまで受かったのか。

私から見て、彼がきちんと合格できた理由は3つあります。

①どんなに腐ったときも、自習に来るのはやめなかった

確かに時間は不安定だったり、やり方がよくなかったりしましたが、彼はどんな時でも自習室に来ることはやめませんでした。

実際のところ、本気でやる気がなくなったら、親御さんに「勉強してる」といって別のところで遊ぶことだって可能です。

でも、彼はどんなにやる気が出なくて、どんなに勉強がはかどらなくても、自習室に来ることはやめませんでした。

どんなにすごい逆転合格をする子でも、「毎日高いモチベーションで勉強できた」という人はいません。

「なんとなく自習室に来るのが当たり前になっていた」
とサラっと言える子ほど、成績をしっかり伸ばして逆転合格できています。

まさに「継続は
毎日なんだかんだ自習したという蓄積が、最後の最後の合格をつかみ取る力を育てたのだと思います。

②夏から勉強の姿勢が少しずつ変わった

8月ごろをきっかけに、彼の勉強の姿勢が変わってきました。

これは、校舎スタッフ一丸となって決めたことです。

4月に入塾をしていま、確認テストの合格点すら取れないようでは本当にまずい。
だから、講師スタッフ一丸となって彼に課題をやらせよう。

そのミーティング以来、今まで彼がやってこれなかった熟語の課題がまたできなかったとき、私は講師を叱るようになりました。

「前回できてないことが今回もできなかったら、特訓の意味ないじゃん!!もう一回熟語のやり方を一緒に話し合おう」
と。

そうした取り組みの中で、生徒の中に「見られている」という意識が芽生えてきたように思います。

自習室に来る時間がブレることもなくなり、何より自習しているときの集中力が変わりました。

姿勢が変わってきたのは8月以降と遅かったけれど、毎日の継続と合わせて、彼の原動力となったできごとです。

③得意の理科を極めてくれた

最終的にはここです。

英語はもう単語・熟語レベルから苦手だった彼ですが、理科は好きでずっと取り組んでいました。

最終的には、化学重要問題集物理名問の森にまで取り組んでくれています。
(時間がなくて、すべて完璧にはなっていませんが…)

物理の日大突破は92%
日大レベルとはいえ、初見の過去問で90%以上あれば、相当仕上がっていると言えます。

そこで彼の、「理科を武器にして、苦手の英語は過去問演習でムリヤリなんとかする」という方向性が決まりました。

ここまで極めるのは、モチベーションを落としてただダラダラやっていたのではできません。

繰り返しになりますが、毎日継続して自習に来てくれたことが、彼の力になりました。

余談:合格発表の日

合格発表の翌日。

私たちも「厳しいだろうな~」と思っていた受験だったので、声をかけるのにたいへん気をつかいました。

何食わぬ顔をして自習室にやってきたので、

「今日、立命発表だよね。結果…聞いてもいい?」

彼「あー…そうでしたね(下を向く)」

「ダメだったかー」と思いました。
すごい暗い表情で答えるから。

「受かってました」

「!!!????」

(以降、教室内驚嘆と爆笑)

10月の模試からは考えられない大逆転と、それをダメだったかのような顔でシレっと報告する彼の姿は、その後しばらくスタッフ一同の語り草になったのでした。

今回の「こういう子は受かる!」

彼の合格の理由は、継続に他なりません。

塾・予備校にいると、「モチベーションが上がらなくて……」という相談は山ほど受けます。

しかし、「モチベーション」は言い訳にはなっても推進剤にはなりません。

やれるときは何も言われなくてもやる。
やれないときは「モチベーションが上がらない」。

そうじゃありませんか?

だから、モチベーション頼みじゃなくて、どんな時でも毎日必ず自習室に来る!
嫌々でもいいから宿題を終わらせる!

武田塾は宿題のやり方がテキトーだとすぐバレるから、仕方ないから怒られない水準まで上げる!

そうやって、心から勉強をやりたいわけじゃないけど、仕方なくでいいから1日1日勉強する、
それがなければこの生徒は合格できませんでした。

いま、モチベーションに悩んでいる人もいるかもしれません。

でも、問題の本質はそこじゃありません。
やる気、モチベーション、将来の夢…。
そういった「キレイゴト」に惑わされず、「いまやらなきゃいけないから」勉強という作業をこなす。

そういう愚直な作業ができる人が、最後にきちんと合格を勝ち取るのだなと、私は彼の指導を通じて感じました。


今日の記事はここまで!

このシリーズは今後も続けていきますので、また読みに来てくださいね!

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