いよいよ夏本番!
来週から夏休み、という学校もいくつかあるようです。
夏は受験の天王山!!
逆転合格生の多くは、夏がターニングポイントになっています。
(余談ですけど、日本史選択の人は「天王山の戦い」が何年のできごとか、パッと言えますか?)
今回は、夏休みの過ごし方【受験生編】!!
ちょい、ゆるめ~なお話だった高1・高2編とは打って変わって、
成功のための目標策定
を、お話していきます!
今回のキーワードは「逆算」!
武田塾には戸塚区、港南区、泉区、南区、栄区をはじめ横浜市周辺の地域から沢山の受験生が通塾しています。
東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学東京・埼玉大学
東京工業大学・一橋大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、
早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・上智大学といった難関私立大学や、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に逆転合格したい受験生を応援する大学受験逆転合格専門塾です。
受験への大まかな年間スケジュール
難関大に合格した生徒の多くが、8月~10月に参考書ルートを終わらせ、過去問演習に入っています。
↑受験相談などでお見せする、すご~~くざっくりした年間の見通し。合格のためには、参考書ルートの先の演習も大切です。
夏から過去問に取りかかっていたお話は、慶應合格生のインタビューでも出てきます。
春にアップしたこの記事、今の時期にもう一度読み直すとめちゃくちゃ役に立ちます。
早慶志望者のみんな!彼と同じレベルで毎日勉強やれてるか!?
(慶應合格インタビューは↓こちらから)
夏に演習ができればベスト!!しかし……!!
年間計画から逆算すると、理想のスケジュールは
①夏までに基礎の定着
②夏に基礎の応用演習
③夏開けから過去問演習
です。
しかし、今から勉強を本格化させる人など、
まだ基礎が仕上がっていない場合もあるでしょう。
そんな人たちへのアドバイス!
基礎が甘いなら、ひたすら基礎!!
基礎が固まるまで、過去問演習には手を出しちゃダメ!!
「基礎」を甘く見るな!!「基礎」定着の基準とは!?
ここでの「基礎」とは、ざっくりセンター試験で8割レベルです。
えっ!?8割で基礎なの???
ーーーそうです。そもそもセンター試験は基礎の確認です。
基礎が仕上がっており、問題形式に慣れていれば、8割までは届くのです。
(ここでの「8割」は模試の結果ではなく、自習室で十分に時間をかけて解けば8割取れるレベルです)
でも、センター8割って、ほとんどの人が取れないですよね!?
そう!つまり、
ほとんどの人は基礎が仕上がっていないのに、過去問などの演習に取り組んでしまっているということ!
だから「勉強してるのに成績が伸びない」のです!!!
難問演習は「合格する確率を上げる」演習
基礎演習は「不合格にならないための」演習
受験は基本的に1日勝負!
失敗しないための技術の方が圧倒的に大切です。
過去の塾生でも、MARCHレベルが終わっていないけど、徹底的に日大レベルを完璧にして、MARCH合格した例はいくつもあります。
(↑前任校から昨年合格したこの子もそうです。得意の物理以外、ほぼ日大レベル+過去問のみで仕上げました)
といことで、
基礎を甘く見るな!受験生!!!
英語であれば、
単語…センター試験の長文が単語で詰まらないレベル
(わからない単語があったとしても読解に影響しないレベル)
文法…センター試験の大問2が15分程度で終わり、75%以上正答できるレベル
数学であれば、
じっくり90分くらいかければ、90点台が目指せるが、60分だと70点くらいのレベル
くらいまでは、基礎に立ち返る勉強も忘れないようにしましょう。
目標を定めよう!「夢」を「行き先」に変える夏!
志望校の過去問を解く
え?さっき過去問は解くなって言ってなかった?
ーーーこの「過去問」は先ほどの演習とは目的が異なります。
夏休みの間に一度は第一志望の過去問を解いておきましょう。
現段階で解ける・解けないにかかわらず、志望校合格と今の自分との距離感がボンヤリわかります。
ここから「逆算」して勉強計画を見直します。
実際のところ、受験本番までには、10月前後にもう一度モチベーションの低下期がやってきます。
その時に、本番までの目標がハッキリしている人は「あと4か月だから、頑張ろう!」と踏みとどまれます。
10月はほぼ全員が演習期。ここで踏ん張れるかは、合否に直結します。
過去問を解くことで、もう一度長期目標を作り直すのが、夏に過去問を取り組む意義です。
併願校を検討しよう
第一志望や併願校を決定する上で、10月末の模試(第三回全統マーク模試)は非常に大切な立ち位置になります。
武田塾でも、第三回全統模試の結果を見て、志望校決定面談を行います。
併願校戦略に関しては、>こちらの記事<で詳しく書いていますので、参考にしてください。
特に実質前期一本勝負になる国公立志望の人
難化が激しい私立文系志望の人
早めの併願校選定をおススメします。
ちょっと穴場のMARCHレベル併願校情報は>こちらの記事<にまとめています。
ここでも「逆算」!
併願校戦略記事にも書きましたが、安全校は10月の模試までにA判定が出ていることが一つの基準です。
直前期になると、「本当に私は受かるんだろうか……?」と不安になります。
そのときに、「さすがに●●大はA判定だから、ここより上には合格できる!」
という基準があるかないかはメンタルの状態を大きく分けます。
これできめる!夏の目標!!
本日のまとめ
夏の目標=8/31までに第一志望の一つ下のレベルを合格!!
ここでの「合格」は
8/31が入試本番だとしても、合格できる
ということ。
過去問演習と、これを参考書にフィードバックする期間を逆算すると、
9月までに少なくとも志望校レベルの参考書に入っていること
は、必須と言えます。
国公立大の場合は、難関国立志望でもこの時期に地方国立の問題が解ける必要はありませんので、
(地方国立でもモノによっては普通に難しいです)
センター試験ベースで志望校まであと1割
が、模試ベースで出せるようになるのを目標にしましょう。
(余談ですが、本日多用している、「自習室ベースの得点」と「模試ベースの得点」は実際の合否を占う上でめちゃくちゃ大事な視点です。)
戸塚校では基本的に河合塾全統模試の受験を推奨していますが、河合塾全統には夏休み明けのセンター模試がありません。
その代わり、駿台ベネッセマーク模試が9月中旬に行われますので、夏の成果を確かめたい人は、こちらの受験もおすすめしています。
現役生の目標は!?
現役生の中には、まだまだ勉強が間に合っていない人も多いと思います。
現役生の目標は、ずばり!
主要科目の基礎固め100%
です。
具体的には、薄くていいので夏休み中にで3周以上こなせる基礎のテキストを用意し、
(今から「チャート式」とか絶対ムリなので、数学以外合格水準越えてるとかでなければやめましょう)
数学なら5秒で解法が出てくる!
英語なら全ての文章の和訳が即答できる!
というように、完成度100%のテキストを各教科一つ作りましょう。
授業と宿題に追われ、焦りがちな現役生の中には、「完璧」の基準を知らない人が多くいます。
この夏は、自分にとって完璧なテキストを1冊作ること!
そしてそれは、
これから半年間続く受験という荒海での、自信の基盤
になります。
何度も言いますが、大切なのは「失敗しないための技術!」
焦らず、確実に、「一冊を完璧に」!
確実な前進と、成功のための2か月間を作りましょう!!
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武田塾では個別管理特訓を基本に、それぞれの生徒さんに合った学習管理をさせていただいています。
受験はやった分だけ成果が出るけど、「決められたとおりにやる」ことがすごく難しいものでもあります。
「私は勉強できないから……」
と、あきらめてしまう前に!
一度相談してみてください!
あなたにとって必要な学習が何なのか、一緒に考えていきましょう!
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(「夏だけタケダ」は6/1~8/31までの受付となります。申込期間外の場合は悪しからずご了承ください)
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受験のことはもちろん、まだ受験学年でない生徒さんの今後の学習計画・受験校のこと、「●年生になったら成績が落ちた……」など、
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