こんにちは!武田塾戸塚校です。
今回もやってまいりました!「受験相談の声!」
文系・理系問わず迷いがちな社会科選択!
今日はその中でも、「日本史・世界史どっちが有利??」にお答えしていきます!
武田塾には戸塚区、港南区、泉区、南区、栄区をはじめ横浜市周辺の地域から沢山の受験生が通塾しています。
東京大学・筑波大学・横浜国立大学・千葉大学・首都大学東京・埼玉大学
東京工業大学・一橋大学・東京外国語大学・お茶の水女子大学・横浜市立大学・東京農工大学・東京学芸大学・電気通信大学・東京海洋大学などの国公立大学をはじめ、
早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・上智大学といった難関私立大学や、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)に逆転合格したい受験生を応援する大学受験逆転合格専門塾です。
今回の記事では、まず
日本史と世界史の学習の特徴
をお話します。そして、
大学別・どっちがおススメ?日本史 vs 世界史!
聞いてみよう!日本史・世界史選択者の声!
という流れで、アナタに合ってるのは日本史なのか?世界史なのか?を見つけて行きましょう!!
日本史と世界史の学習の特徴は??
武田塾チャンネルでは、大学受験に関するたくさんの動画がアップされているので受験生必見です!!
今回は日本史 vs 世界史のこの動画をご紹介!!
社会科選択に関する動画は毎年たくさん上げていますので、「武田塾 社会科」でYoutube検索していただくと、いろいろ見つかりますよ!
世界史の特徴:基礎に時間がかかるが、基礎を固めてしまえば後は点が取りやすい!!
日本史の特徴:基礎は早く終わるが、応用レベルになってくるとマニアックな知識が必要となる!!
最終的な仕上がりはそこまで大きく変わりませんので、まずは自分がどちらが好きかで選んでも良いでしょう。
ただし、残り時間に限りがあるときはこれを考慮した方がベスト!!
残り時間が多くなく社会科目に回せる時間が限られている受験生は、志望校関係なくやはり基礎に時間のかからない日本史を選択するのがおススメですね。
また、「正直どっちもやりたくないけど、歴史のどっちかが必要…」というときは、見慣れないカタカナが多く、序盤が長い世界史より、用語が親しみやすく感じる日本史が選ばれやすい傾向があります。
大学別・どっちがおススメ?日本史 vs 世界史!!
ここまでで「結局どっち??」と思われてしまいそうなので、ここはハッキリ行きましょう。
動画で中森先生が話しているように、MARCHレベルまでなら日本史のほうが取り組みやすいです。
「楽」というとやや語弊があるかもしれませんが、得点期待値を確保しやすくなります。
それ以上の大学を志望の場合は……
①自分はどちらの方が好きなのか?
②先に苦労か(世界史)、それとも後で苦労か(日本史)?
もちろん自分の好きな方が明確であるのならば、好きな方を選ぶに越したことはないです。
このレベルの子たちだと、最後は好みで選ぶ子が多いなと、受験相談をしていても感じます。
年間計画における社会科の立ち位置も考えよう!
科目間のバランスも大切です。
②先に苦労か(世界史)、それとも後で苦労か(日本史)?
についても、ただの好みではなく、いつ社会科に大きく時間を割けるかを考慮しましょう!
そう言われても……と思いますので、いくつか例を挙げてみましょう。
例① 私立文系(MARCH以上)志望・得意科目なし
私立文系で得意科目なし、特に英語が苦手な場合、序盤2か月は英語の基礎固めが何より重要です!
また、MARCH以上の私立文系の場合、2科目受験可能な青山学院全学や、法政大学という併願があり、さらなる安全校も2科目以下の選択が潤沢にあります。
よって、この場合は、「世界史は教科書を読むだけでも楽しい!」というレベルでない限り、社会科の優先度を落としてでも序盤英語の完成度を高め、
取りあえず最低限の点数を取りやすい日本史を夏前目途に始めていく、というのが有力な選択肢になります。
例② 国立理系 数学・理科1科目はセンター8割越え
理系国立の場合は、優先度が大切!
併願私立に関しては、現状プラス英語1科目、もしくは理科含め4科目で間に合います。
この場合は、10月までにどこまで受かるかセンターのラインを作ることが大切!文系で穴を作らないことも重要になります。
それと並行して一般・二次試験のため時間をかけてじっくり問題考察力と応用力を鍛える必要があるため、理系科目の演習と並行してじわじわ進められる世界史の方が、ややおススメになります。
(ただし、そもそも政経が使えればそっちの方がおススメですね!)
例③ 国立文系 英語・古文がセンター7割越えで安定
英語・古文という文系で弱点になると致命的な2科目に穴がない場合、国立志望なら数学の苦手意識をなくすのが今年の課題になるでしょう。
この場合は本当にどちらでも良いです。
数学の負担に合わせて、どの時期にどの科目を重くするのか、年間計画を立てながら決めていきましょう。
世界史選択なら序盤3か月は数学もIAからじわじわ、夏からIIB対策を重く、
日本史選択なら夏までに数学の負荷をかけて得点をあげ、夏から文系重視に、
という選択ができます。
「●●大学なら日本史が有利!!」などありますか?
これ、実は受験相談でもめちゃくちゃ聞かれるんですが……
正直、ゴシップの域を出ません。
というのは、同じ大学で日本史・世界史の差がついたとしても、実際には得点調整があるからです。
最近は得点調整を厳密に行う大学も増えてきました。
というかそもそも、直前期にどうなっているかわからない第一志望を基準に科目選択をするのは、ちょっとオススメできません。
そういった材料より、前述の現状と目標を鑑みた年間計画の方が、ずっと優先度は高いのです。
ですから、大学の傾向や噂に左右されず、自分が学びたいことと1年間できることをしっかり見つめましょう。
聞いてみよう!日本史・世界史選択者の声!!
日本史選択者:特別ゲスト!藤沢校講師 飯尾先生
私自身、日本史という科目を勉強して実際に思ったのが、知識の整理さえできてしまえば、十分得意になれるということです。
嬉しい事に日本史には年号、将軍、内閣、天皇などの、その時期その時期を分別するのに非常に役立つツールが存在します。
ツールを有効活用して自分の知識が整理できているのかということを常に意識しながら勉強していくと、飛躍的に点数が上がるはずです!!
簡単に言うと、あらゆる出来事をそれぞれのツールに当てはめて、結び付けてしまえばよいのです。
このように、大枠としてのやるべきことはいたって単純なのが日本史の良い面なのではないかと思います。
もちろん用語暗記は欠かせませんけどね(笑)
世界史選択者:いつもどおり!戸塚校校舎長 近藤先生
世界史の良いところは、とにかく教養につながるということ!
世界史の勉強を通じて、世の中の見え方が「ぐっ」と変わります!映画の題材にも多くなっています!
現代の世の中とつながるということは、生きた知識になりやすく、忘れにくいという利点も持ちます!
世界史のハイライトは、バラバラだった流れが近代~現代にいくにしたがってひとつにまとまってくるところ。
まさに事実は小説より奇なり。これほどよくできた物語を見つけることは、なかなか難しいでしょう。
中国・インド・トルコなど、好きな地域がひとつでもあるなら、世界史をオススメします。
また、とにかく新しいことを知るのが好き!という好奇心の強い人は、広く、手軽に知識を収集できる世界史が合うでしょう。
得てして得意な地域や時代と、苦手な地域や時代がハッキリしやすいので、8割前後~の分野別対策がしやすいのも世界史の強みです。
一度興味を持てばドンドン学べるのが世界史!!終盤の1点をもぎ取るのも得意です!!
科目選択に困ったら……そう!受験相談!!
今回の話を総括すると、「特に好き嫌いがなければ、日本史の方がとっかかりが早い」という結論になります。
そうはいっても、実際の科目選択は、受験生それぞれの現状や計画によって異なります。
是非、受験相談の学習アドバイスを活用してください。
→受験相談って何やるの?
科目のことだけでなく、志望校までの見通しや、日々のペース、そもそも勉強の効率を上げるにはどうしたらいいのか、などについてもご提案できます。
それ以外にも、授業のこと、成績のこと、「そもそも志望校決まってない!」……
どんな悩みでも受け付けますので、「あれ?」と思ったら、たずねてみてください。
本日の記事はこれまで!
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