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高3の4月から1年で早慶?自称進学校に名を残せ!Vol.3

こんにちは、あるいはこんばんは、

あるいはおはようございます。

武田塾取手校のオグラです。

 

梅雨入りでジメジメしていると気分も下がりますが

雨音はBGMにはもってこいですよ。

 

大嫌いな日本史に救われた話

 

私、センター本番で日本史は満点を取り

そのおかげかセンター利用が

めちゃくちゃうまくいったのですが、

大切なのはそこではなく…

 

勉強を始めた当初、

とにかく日本史が嫌いだった

ということです。

 

嫌いだから当然知識もなく、

あれ、平安と鎌倉ってどっちが先だっけ?

とかそういうレベル。

 

私の高校は二年生から三年生まで

二年かけて日本史を完成させるスタイルでした。

定期テストはそれなりにちゃんとやっていたので

断片的な記憶はあるものの

歴史の流れって、何?

と、まあひどい有様。

 

マーク模試はほとんど勘だったので

時間が余ってただただ暇。

定期テストのおかげか一応5割くらいは取れてたかな。

(もっと低かった気もする)

そんな感じで日本史アレルギーでした。

 

三年になって、大嫌いな日本史に手を付けて感じたのは

やばい、手遅れかも…!

ということ。

なんでかって?

教科書を読んでも訳が分からなかったから

です。

 

文字通り、訳が分かりませんでした。

教科書って確かに端的で必要最低限の知識はつけられるけど

淡白で単調、面白みに欠けませんか?

私みたいな日本史弱者には言葉少なすぎる…

 

教科書を読んでもわからないなら

参考書に頼るしかない…と

石川日本史の実況中継という

良い参考書ですが、どうにも情報量が多いので

初学者向けではなかったかもしれない(笑)

参考書(4冊)をどうにかこうにか

読み込んで、授業範囲の先を行き

授業を復習に使ったり

内職に使ったり(笑)

私は仲の良い先生以外の前ではまじめな優等生を演じていたので

内職を咎められることもなく事なきを得ていました(笑)

 

日本史アレルギーなりに

死ぬかと思いながらも夏休みが終わる前に

通史1周目完了。

 

しかし本当の地獄はここからでした。

 

1周目、歴史の流れを把握する勉強は

意外と楽しくて、新しく知ることもたくさん!

 

だけど2周目以降は

一度やったことを繰り返しては

自分の知識が欠落している現実に直面し、

細かい穴をひたすら埋める作業。

東進の一問一答が恋人でした…

力をつける日本史100題とか考える日本史論述とか

日本史B用語集とかに浮気しながら

一問一答と愛を育む日々…

 

これがまあしんどいのなんの。

でもそれを続けていくうちに

勘で解くしかなかった問題を

自信をもって答えられるようになっていました。

 

そして秋ごろ、

教科書を読むようになった私は衝撃を受けました。

教科書の無駄のなさ

簡潔でスッと頭に入ってくる情報。

 

教科書こそ最強アイテムだった。

それに気が付くのに

(というか、教科書を理解できる力をつけるのに)

半年を費やしました。

 

一度「しんどい峠」を超えた私は

もうなにも感じず、悟りを開き

無の心で日本史に向き合うようになりました(笑)

地道に知識の穴を埋めていくのは

やっぱりめちゃくちゃきつかったですが。

 

センター本番、

日本史は2問不安な問題がありました。

問題文を読み直しまくり

問われていることの周辺知識を総動員。

確信は持てないまま提出しました。

 

2日目の理系科目を終え、

帰宅後友人と電話しながら自己採点。

一問一問確認していって、丸が続き、

最後の一問を丸つけるときのあの

ドキドキは忘れられません。

「え、私日本史満点かも」

友人「は?

 

あんなに心臓がバクバクしたのは久しぶりで、

素直に嬉しいと思うより先に

採点間違ってるんじゃない?

と冷静な私が問いかけてきたので

自己採点はたぶん4回くらいやり直したような。

 

あんなに嫌いで自信のなかった教科が

自分を助けてくれることになるなんて

日本史ノイローゼになりかけながら

頑張った甲斐があったなあと

とても感慨深かったです。

 

苦手科目は正直どうにもならないんじゃないか

と不安に思っている人も

多いのではないかと思いますが

正しい方向の正しい努力は

高確率で実を結びます。

 

背伸びをしないで基礎に立ち返ることは

どの科目でも大切なことです。

 

苦手科目は「苦手だ」という

意識があるからこそ

慢心せずに向き合える部分があると思います。

 

得意科目を伸ばすのももちろん大事だし

苦手科目に見切りをつけるのも

一つの作戦です。

(私は数学を途中で見限りました)

 

でも私にとって日本史がそうであったように

苦手科目から逃れられない場合もあります。

そんなときは

苦手科目こそ満点を目指す気持ちで。

 

終わった後の清々しさが

段違いです(笑)

 

次回は受験校決定の話…の予定。

 

 

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