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世界史の勉強法ー基礎編ー
今回は世界史、特に世界史Bを受験に使う方に向けて勉強法を解説していきます。
暗記科目は点を取りやすいと聞いたことがあるとおもいます。
それは事実ですが、どんな勉強も基礎が確立出来ていなければ点はのびないですし、逆に基礎が出来れば点も伸び、高水準で安定させられることは、皆さんも理解していると思います。
それは世界史でも同じです。
伸びやすい世界史の基礎を確立させ、世界史を武器にしましょう!
①語彙をしっかり暗記する
ここで言う語彙とは「人物名、作品名、出来事の名前」を指します。恐らく、このブログを読んでいただいている方の中には、学校の先生に「歴史は流れで把握しないと、単語で覚えても意味がない」とか「単語を知っていても内容が理解できないと意味がない」と言われている方がいらっしゃると思います。
この考え方、間違っているとは言いませんが、かなり危険な考え方なのです。
例えば英語に置き換えてみましょう。
[I am from Tochigi pre.]という文章があったときに、多くの人はその意味を理解できますし、自分で書けると思います。
では、なぜ意味が理解でき、書くことが出来るのか、それは単語ごとの意味が分かり、文法を理解しているからです。そもそも「I」「from」がなんなのか、よもやその存在を知らなければ、読みも書きも出来ません。
世界史も同じです。たとえば「メソポタミア」の存在を知らなければそこで終わりです。
つまり、そもそも単語を知らなければそこから先へなど進めないのです。
なので、まず最初は世界史の教科書の太線だけで構いません。
単語や漢字の綴りをしっかり覚えましょう。
それでものたりなければ、用語集や資料集を使い、肉付けしていきましょう。
②歴史の流れを把握する。
①の暗記の作業が終わって初めて、歴史を流れと内容で把握していきます。
教科書の各章や、授業で扱った時代区分ごとに流れと年代を把握します。
ここでようやく、単語として覚えた点と点が線でつながるわけです。
③問題演習と復習
最後に復習をすることも大事です。
現役生では、定期試験が直近で習った事柄を確認する良い機会です。
なかには学校の世界史が苦手な人も当然いらっしゃると思います。
しかし、テストはテストで受けなければいけませんし、復習のいい機会ですから「どうせなら利用してやる!」くらいの意気込みで取り組んで、高得点をとってやりましょう。
既卒生や、物足りない人はセンター試験の過去問を解いてみましょう。
センター問題は正誤問題式ですが、この問題形式は「どこがどう正しいのか、どこがどう間違いなのか」をしっかり確認できる上、難易度もある程度で安定してます。
ですので、基礎の最後の詰めに最適です。
単に覚えたり穴埋め記述より復習に時間はかかりますが、かなり効果的なのでおススメです!
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