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効率的な学習について

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どうも、武田塾垂水校 教務です。今回は、学習計画の立て方について書いていきます。受験勉強に限らず様々は学習に適用できる、汎用性の高い記事になればと思います。今回も私見に基づいたものですので、軽い気持ちで読んでいただければ幸いです。

「学習」自体は多様

ひとえに「学習」と言いましても、その特徴はそれぞれ異なる点が多く多種多様です。受験勉強の知識を覚えること、字を習うこと、早食いができるようになること、また自ら何かを悟ることなんかも「学習する/した」ということができます。そのため、この「学習」という言葉それ自体を定義すると、「何かを体得すること」というような広く包括的な意味を示すことになり、実際に行われる個々の学習において適用可能である、効率的な手段や方法は個別的にならざるを得ないように思われます。
しかしながら、そうした雑多な学習にもそれを実施する方法において、能率を高めるための共通した法則があると思います。ここでは、2つ紹介したいと思います。

方法論的効率性

一つ目は、学習する主体の感情や思考方法に関係なく、学習方法を決定し実行するものです。詳しく言うならば、学習内容の概観を捉えたのちに、付随的な知識や思考を加えると同時に試行を実施していき、その中で目的とする何かを体得していくということです。
分かりにくいでしょうから、具体例を使って説明します。早食いの体得が目標だとします。すると、その目標たる早食いとは何かを明らかにし、「早食い」を定義します。(学習目標の明確化) 次に、早食いをするために必要なことを理解しなければなりません。このためには、人体の構造についての知見を深めたり、既に早食いができる人に共通した特徴といったものも調べなければなりません。こうした、下調べによって早食いするために必要であると考えられる能力(例えば嚥下力)を洗い出し、さらにその能力習得のために必要な方法(嚥下力を鍛える方法)を導き出し、それを体系化します。(学習内容の概観の認識/構築) 最後は、この方法を実践し続け、その中で修正を加えつつ漸進的に能力を向上させ、目標に至るのです。(実践と修正)
簡単に言うと基礎の構築と、それを基にした実践という方法が、学習において効率が良いという主張です。

動機ベース学習の効率性

二つ目は、学習する主体の感情や思考方法に沿って、学習方法を決定するものです。この方法を用いる場合、一般的な「学習」の意味からはかけ離れたものが、学習として認識され得ます。
こちらも、早食いの例を使って説明しましょう。例のごとく、早食いを体得したいと考えたとします。食べ物を素早く食べるのが早食いです。大好きなピザは早食いできるけど、大嫌いなポテトサラダは早食いできないのであれば、早食いを完全に体得したと言うことができません。先に紹介した主張においては、効率的な方法は先に体系化した後に、実践によって目標達成するのが効率的であるとされていました。しかし、今回は違います。効率的な目標達成のために必要なことに、動機とそれに基づいた実践を掲げるのです。つまり、早食いができるようになりたいのであれば、その時々に食べたいと思うものを素早く食べることを繰り返すことが近道であり、嫌いなものはそうした実践の結果として自然と食べられるようになる、と主張するのです。
要するに、目標に関連したものの中で、興味のあることだけをひたすら実践せよ、というものです。

効率的に選択すること

以上、個人的に効果的であると思える、効率的学習方法でした。既に述べたように、「学習」それ自体が多様ですので、その学習によって柔軟にこれらの方法を選択、統合させることでより大きな効果が生まれるかもしれません。
私自身、一生何か新しいことを学び続けたいと思い、今も実践しています。そのため、今回挙げた二つのアプローチの実践によって、具体的にいかなる結果が得られたのかといったことも、今後報告させていただけたらと考えていますので、お楽しみにしていただければと思います。

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