こんにちは、武田塾高崎校です!!
今回は大学受験で最近聞くことが多くなった4技能試験について紹介したいと思います。
大学受験を考えている高校生は学校でも説明があったかと思われますが、ここでは
・4技能試験とはなにか?
・4技能試験の種類は?
・4技能試験を大学受験でどのように活用するか?(メリット)
を考察・紹介していきたいと思います。
※これから紹介する情報は英語4技能試験情報サイトを参考にしています。
4技能試験とは?
そもそも4技能試験とはなにかということですが、詳しくは「英語4技能試験」と呼ばれています。
つまり英語に関係する試験のことなんですね。
大学個別試験と違うところは試験の時期が冬に一斉にするのではなく、年に何回も試験があることです。
では、英語の4つの技能とはなんでしょうか?
それは以下の4つです。
・Listening (聞く)
・Speaking (話す)
・Reading (読む)
・Writing (書く)
なにかとても当たり前のような話かもしれませんが、今までの大学受験の英語では基本的に「Reading」と「Writing」の能力が求められていました。
センター試験では「Listening」がありますが、ほとんどの大学個別試験では「Listening」はなく、「Speaking」はそれ以上に少なく受験では必要のない能力でした。
なぜ4技能を求めるようになったのか?
今までの大学個別試験では「Reading」が最も重視され、次に「Writing」、「Listening」という2or3技能しか受験生に求めてきませんでした。
ですがそれでは昨今のグローバル化に乗り遅れてしまうと国が考えて、4技能すべての能力を求めるようになってきたという流れです。
この流れはなにも大学受験に限ったことではなく、
むしろ小中高の教育の中で「英語の授業では4技能をバランスよく育成する」という流れが10年も前からあります。
それがやっと大学受験にまで影響してきたと考えるべきでしょう。
4技能試験の種類
続いては具体的に4技能試験とはどのような種類の試験があるのか紹介します。
各試験の目的としては「英語圏における英語を用いたコミュニケーション能力の測定」となっており、英語圏で通用するかどうかを見られていることが重要です。
※CBT(Computer Based Testing)とはコンピューター上(パソコン上)で受験するタイプの試験。
L:Listening R:Reading W:Writing S:Speaking
ケンブリッジ英語検定
(Cambridge English Qualifications)
実施団体:ケンブリッジ大学英語検定機構
出題形式:L,R,W(紙/CBT),S(ペア面接)
実施回数:年2~3回
実用英語技能検定
実施団体:公益財団法人日本英語検定協会
出題形式:L,R,W(紙/CBT),S(面接/CBT)
実施回数:年3回
GTEC
実施団体:ベネッセコーポレーション,Berlitz Corporation,ELS Educational Services
出題形式:L,R,W(紙/CBT),S(紙タブレット/CBT)
実施回数:年3回
IELTS
実施団体:ブリティッシュ・カウンシル,ケンブリッジ大学英語検定機構,IDP:IELTS Australia
出題形式:L,R,W(紙),(S)(面接)
実施回数:年40回
TEAP
実施団体:公益財団法人日本英語検定協会
出題形式:L,R,W(紙),(S)(面接)
実施回数:年3回
TEAP CBT
実施団体:公益財団法人日本英語検定協会
出題形式:L,R,W,S(CBT)
実施回数:年3回
TOEFL iBT
実施団体:テスト作成 ETS,日本事務局 CIEE
出題形式:L,R,W,S(CBT)
実施回数:年40~45回
TOEIC L&R
実施団体:テスト作成 ETS,日本事務局 IIBC
出題形式:L,R(紙)
実施回数:年10回
TOEIC S&W
実施団体:テスト作成 ETS,日本事務局 IIBC
出題形式:W,S(CBT)
実施回数:年24回
大学受験でどのように活用するか?
では最後に大学受験で4技能試験はどのように活用するのが有効か話していきたいと思います。
今(2019年)はまだすべての大学で4技能試験が使えるわけではありません。
まずは自分が受験しようと思っている大学で4技能試験が使えるかどうか確認しましょう。
また、大学によって4技能試験のどの試験の結果が使えるかも確認してください。
4技能試験を使うメリット
どのような人には4技能試験を使うことでメリットがあるのでしょうか?
それは大学によって異なります。
4技能試験を使うことで大学受験では受験免除(英語)方式と加点方式の2つの方式があることをまずは押さえておきましょう。
受験免除(英語)
受験免除の場合は他の科目での勝負になります。
したがって英語が得意じゃない人は4技能試験を使った方が良いでしょう。
加点方式
もう一方の加点方式の場合は4技能試験の結果がそのまま加点されるので、
英語(4技能試験)が得意な人は4技能試験を使った方が良いでしょう。
まとめ
このように4技能試験は年に何回も受験することができ、受験するうえでメリットにもなりえます。
また、4技能試験は今までの受験勉強にはない「Speaking」「Listenig」があるので対策が必要となってきます。
しかし基礎的な単語・文法は4技能試験でも必要となってくるので今まで勉強していたことが全く通用しない、というわけではありません。
自分が受験しようと思っている大学の情報は常に仕入れておき、そのうえで4技能試験を受けられる人は受けた方が良いかもしれません。
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