こんにちは。
校舎長の石﨑です。
1分1秒も惜しいこの時期に、時間を割いてくれてありがとう。
今日はタイトルにもあるとおり、受験当日の過ごし方・考え方をお伝えします。
既にお伝えしていることもあると思いますが、今一度確認のため、目を通してください。
受験当日の過ごし方・考え方
目次
一番伝えたいこと
持ち物
当日の過ごし方
メンタル編
試験中編
さいごに
一番伝えたいこと
時間がない人は、これだけ意識してください。
ズバリ、試験に臨むときは、良い点数や合格点を採ろうとしないこと。
その代わり、これまでやってきたことを全てその答案にぶつけることを意識してください。
どうしてかというと「良い点数や合格点を採る」と意気込むと、わからない問題に出くわしたときパニックになる確率が高いからです。
「わかんない、やばい」。
「あともう少しで解けそう」。
と、1問に予想以上の時間をかけすぎてしまうことが予想されますよね。
また、脳科学的にもこの考え方は良くありません。
なぜなら「良い点数を取る」という指示だと、脳は具体的にどう動けばいいかわからず、フリーズしてしまうからです。
その代わり、「これまでやってきたことを全てその答案にぶつける」という意識で受験してください。
「これまでやってきたことの中に答えがある」という意識があれば、脳は解答の手掛かりを記憶の中から何とか探し出そうと活発に動きます。
また、試験時間中にすべての力をぶつけるのであれば、わからない問題に固執している暇はないはず。
さっさと次の問題に行きましょう。
大丈夫です。
自分の実力を出し切ることができれば、自然と合格点は超えています。
本棚を見返してみてください。
今までやってきた参考書がたくさんありますよね。
あなたは、その1冊1冊を完璧にしてきました。
自信を持ってください。
繰り返しますが、良い点数を採ろうとするのではなく、自分の力を出し切ることに意識を向ける。
それだけは忘れないようにしてください。
持ち物
さて、持ち物は必ず前日中にカバンの中に入れましょう。
□マスク
共通テストはマスク着用でなければ会場に入ることはできません。
予備も含めて、必ず持参しましょう。
□ 受験票
油断していると忘れる筆頭格です。
□ 筆記用具(共通テストは鉛筆と鉛筆削り)
共通テストは鉛筆でしか受けることができません。
必ずB以上の濃い鉛筆を持っていきましょう。
予備も含めて3~4本もっていくことをオススメします。
また、鉛筆削りも忘れないように。
□ 現金・交通機関ICカード
現金やICカードのチャージは多めにしてください。
電車が遅れたときは最悪タクシーを使ってください。
私鉄の遅れは遅刻として認められません。
困ったらすぐにタクシーに乗れるように、必ずお金を多めに持っていきましょう
□ 身分証明書(生徒手帳等)
忘れないように。
□ スマートフォン・携帯電話
会場に入ったら忘れずに電源を切りましょう。
□ 宿泊先が分かる書類
プリントアウトしてもっていけば安心です。
□試験会場の地図
できればプリントアウトして、すぐに見られるようにしましょう。
馴染みのない土地であれば、気分転換に前日下見に行くこともいいですね。
□ ハンカチ・ティッシュ
マスクの中がぐじゅぐじゅでコンディションが下がるのは避けたい!
□ 問題集・参考書
間違いや要点をまとめたノートを持っていきましょう。
迷ったら、何度も繰り返してボロボロになった参考書や問題集もお勧めです。
不安になったら取り出して眺めてみてください。
何より心強いお守りになります。
□ 飲み物・軽食
絶対に試験会場の近くで買おうと思わないこと!
コンビニがない会場はざらにあります!
家で用意してもらうか、最寄りのコンビニで買いましょう。
□腕時計
絶対に忘れないでください。
会場に時計ないですからね。
予備も含めて2つ持っていくことをオススメします。
受験当日の過ごし方
1:6時起床
時間に余裕があれば、これまで繰り返してきた英語長文の音読や、現代文や数学の問題を確認しましょう。
その日初めて解く問題がその日の試験、というのは避けたいところ。
試合前のウォーミングアップだと思い、時間があれば実行してください。
2:朝ご飯をしっかり食べ、持ち物チェック。絶対に時計は忘れないこと。
2重チェック、3重チェックは当たり前。
3:電車遅延などのトラブルを考え、試験開始1時間前には会場に到着するよう行動する
雨や雪の予報は必ず前日にチェック。
4:待ち時間は基礎系参考書や注意事項をまとめたノートを見直す
隙間時間にブドウ糖やチョコ等を食べて脳の栄養を補給しましょう。
友達に合わせて自分のペースを崩さないように!
5:BGMは「ノリノリ系」で闘争本能、集中力UP!
絶対ではありませんが、音楽があった方が捗る方はお勧めします。
緊張時は「癒し系」のBGMを聞いてみてください。
6:休み時間は答え合わせはするな!
絶対にやめてください。
やってる人は不合格だから安心してね。
7:試験開始直後に全範囲を見渡し、予定通りか確認する(1分以内)
センター試験時代も、予告なく出題形式が変更になっていることが何度もありました。
焦らずいつもの調子を出すために、まずは全体を見まわしてください。
メンタル編
1:「絶対受かる!」という思い込みで会場に入る
気持ちで負けてちゃ勝てる勝負も勝てませんよ!
2:人に意識を向けない、比べない
最後まで自分との勝負です。
これまでの過去問演習で学んできたはずです。
3:緊張したら笑顔を意識!面白ことを思い出そう!
気持ちは行動に引っ張られます。
無理してでも笑ってください。
4:合格点を採ろうとしない
今までやってきたことの中に解答の手掛かりが絶対にあります。
5:自分で合格・不合格を決めつけない
解けないときはみんな同じ。
最後の最後まであがく!
結果は神のみぞ知る!
6:時には「別にどうでもいい」精神で!
開き直った瞬間リカバリーできた、という話を先輩たちからよく聞きます。
試験中編
1:難しい問題に時間をかけるよりも見直しに時間をかける
解ける問題を落とさなければ合格します。
2:大問ごとにマークミスを確認しながら進める
こまめにチェックを行いましょう。
3:氏名、受験番号はトリプルチェック
確認しすぎが丁度いい!
4:焦り始めたら深呼吸!大丈夫!間に合う!
1分捨てて、周りを見回して、深呼吸。
気持ちをリセットして次の問題へ!
5:いつもと違うことをしない
普段と違う順番で解くとか、絶対やめてくださいね!笑
さいごに
あなたたちが頑張ってきたことは誰よりも知っているつもりです。
たとえ自分を信じれなくても、あなたたちを信じている私を信じてください。
あとはその力を出し切れば大丈夫です。
さて、ここからは入試の連続です。
不安になったときや辛くなった時、ダメになりそうなとき、いつでも話し相手になります。
もちろん話し相手になるだけじゃなくて、そのあと具体的なアドバイスもするから安心してくださいね笑
試験後、校舎でお待ちしています。
いってらっしゃい!