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入試制度が変わる!入試で利用できる英語以外の資格を解説!

こんにちは!
高幡不動駅から徒歩1分、日野市の予備校武田塾高幡不動校です!

 

みなさんは、何かの資格を持っていますか?

 

資格や検定は誰でも受けることができます。

また、資格や検定があると、なんと大学受験に有利にはたらくこともあるのです!

 

「あぁ、英検でしょ!」

と思ったあなた!英語などの外国語系の資格だけではありません。

それ以外にも、受験に使えそうな資格や検定はいくつかあります!

 

今回は、入試で利用できる英語以外の資格を解説したいと思います。

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資格・検定は、大学受験でも役立つ!

英検(実用英語技能検定)や漢検(日本漢字能力検定)のような資格・検定を受けてみたいと考えている人は多いかもしれません。

実際、英検や漢検なら既に受けたことがある既に受けたことがある、という方も多いでしょう。

資格や検定を取ると、自分の知識やスキルがどの程度なのかを把握することができ、学習の成果を感じることができます。

ものによっては長期的に役に立ちますし、資格を取得することは自信にもつながりますね。

また、取得しておくと大学受験の際に「取得した努力を評価される」のはもちろん、もっと直接的に役立つ、つまり受験を有利に進められる場合もあります。

こう考えると資格は取っておいたほうがお得ですよね!

 

資格・検定を出願要件としている大学も

大学によっては、指定された資格・検定の取得が出願要件となっている場合があります!

推薦型選抜や総合型選抜(旧・AO入試)が中心ですが、一般選抜でも資格・検定を出願要件にしている場合があります。

(例)

一橋大学 商学部(推薦型選抜):日本商工会議所簿記検定試験(日商簿記)1級

 

このように出願要件とされている場合、指定の検定や資格を持っていないと、出願すらできないことがあります。

通常は英語の資格・検定をはじめ、さまざまな資格や検定が指定されていますので、前もって確認しておく必要があります。

なるべく早い段階で要項や大学ホームページで確認しておきましょう!

 

大学受験に向けて、取りたい資格・検定は?

高校生が取得を目指せる資格・検定は多数あります。

しかし、受験科目のひとつである英語に比べると、他の資格・検定は大学受験での利用の幅はそれほど広くはありません。

 

その中で代表的なものをいくつか紹介します。

 

・漢検(日本語漢字能力検定) 
漢字の能力を測定する技能検定。

・数検(実用数学技能検定) 
数学の実用的な技能を測り、論理構成力をみる記述式の検定。

・理検(実用理科技能検定) 
理科の基礎力を基礎・応用・発展・管理の段階に分けて評価する検定。

・日本語検定 
日本語の総合的な能力を測る検定。

・簿記検定
日本商工会議所が実施している「日商簿記検定」社会的な信用度も非常に高い検定。

・ITパスポート試験
ITに関する基礎的な知識を証明できる国家試験。

 

また、この他に、統計検定なども評価材料になります。

知識量や、運用能力をはかるものが多そうです。

 

受けるなら何級?

各主催団体が目安を出している場合は、「高校程度」以上のレベルを目指しましょう。

そうでないと、せっかく持っていても、出願要件を満たさなかったり、推薦型選抜や総合型選抜で評価されなかったりという可能性があります。

余裕がある場合は、高い級を目指してみるとより役に立つのでいいですね!

自身のレベルに合った級から徐々に上の級を目指していくとよさそうです。

検定名 実施日 おすすめの級・レベル 値段
漢字検定

年3回

(6月・10月・2月)

2級:高校卒業・大学・一般程度

準2級:高校在学程度

2級:3,500円

準2級:2,500円

数学検定

年3回

(4月・6月・10月)

準1級:高校3年程度

2級:高校2年程度

準1級:4,700円

2級:4,200円

簿記検定 年2.3回  

2級:4720円

3級:2850円

日本語検定

年2回

(6月・11月)

2級:社会人・大学生

3級:社会人・大学生・高校生

2級:5,300円

3級:3,800円

ITパスポート試験

月に数回程度

各都道府県で行う

級はない
出題分野
ストラテジ系(経営全般):35問程度
マネジメント系(IT管理):20問程度
テクノロジ系(IT技術):45問程度

5,700円

 

大学受験でどのように活用する?

では、取得した資格・検定を大学受験の際に、どのように活用するのでしょうか?

<面接での『自己アピール』に利用>

主に、推薦型選抜や総合型選抜(旧・AO入試)で活用することができます。

高校時代に取得した資格・検定を志望動機書に書いたり、面接で話すことで、自己アピールに利用できます。

資格や検定をどの程度評価してもらえるのかということですが、これは大学によって違います。明確に点数化して評価する大学もあれば、合否の参考程度にするという大学もあります。

ここでアピールすべきポイントは、自分がその資格や検定を持っているということよりも、なぜ取得しようと思ったか、取得するためにどのような努力をしたか、将来的にどのようなことに役立てたいかです!

<注意点>

資格・検定はただ持っていたらなんでもいいというわけではありません。

主催団体がレベルの目安を出している場合は、「高校程度」以上のレベルを受けた方が無難です。

低いレベルでは、出願要件を満たさなかったり、推薦型選抜や総合型選抜で評価されなかったりという可能性があります。

早いうちから自分の志望大学でどのレベル以上の資格・検定が求められているのかを、確認するのがいいでしょう。

また、資格・検定の取得時期についても確認する必要があります。

特に、英語の資格・検定の場合は、「出願時からさかのぼって2年以内」のように期限を設けている大学も多いためです。時期の要件を満たさない場合は、期限内に取得し直す必要があります。

 

まとめ

大学受験の際にさまざまな形で利用できる資格・検定を紹介しました。

取得するには、それぞれの資格・検定に合格するための勉強も必要になります。

 

資格・検定の勉強が、普段の学校の勉強や受験勉強の妨げになっては本末転倒です。

自分の興味のある分野や志望先に関連する分野で、さらに普段の勉強にもプラスになるような資格・検定なら受けてみるのもいいですね。

 

比較的余裕のある高1・高2の段階で、早めにとっておくことをおすすめします!!

 

最後に

武田塾では無料受験相談を行っています!

ぜひ、お気軽にご相談ください!

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