こんにちは!高幡不動駅から徒歩1分、日野市の予備校武田塾高幡不動校です!
「受験勉強っていつからするの?」
「高3になったら受験勉強を始めようかな」
「まだ受験生じゃないから…」
まだ高3ではないあなたは、そんなことを考えていませんか?
「高3になってから本気出せばいっか」とのんびりしていたり、
もしくは高2から勉強を始めたとしてもやみくもに勉強していたりすると、いざ受験生になったときに悔しい思いをしてしまうかもしれません!
高2から正しいスケジュールで受験勉強を始めれば、あなたの偏差値が低くても、行きたい大学が難しくても、志望校に合格することが可能です!!
今回は、高2から始める大学受験の勉強をテーマに解説していきます。
高2から受験勉強始めれば、難関国公立大でも間に合う!
ほとんどの受験生は3年生から受験勉強を始めます。
なんと受験生の約8割が高3から勉強を始めるのです!
大学受験大手予備校が公表していたデータによると、
難関大現役合格者のおよそ7割が、高2から受験勉強を開始したというデータが出ています。
さらに、難関大合格者のおよそ6割が高2の時点で自主的に大学受験模試を受けていることが明らかにされています。
データとしても現れているように、難関大学に合格したいのであれば
高2から受験勉強を開始するというのも当然なのです。
高2から勉強するメリットとは
高2から勉強することには、大きくわけて3つのメリットがあります。
・時間的、心理的に余裕がある
・基礎をしっかり固めることができる
・余裕を持って、合格までの勉強スケジュールを作れる
それぞれ解説していきましょう。
【時間的、心理的に余裕がある】
圧倒的なメリットは「時間に余裕がある」ことです。
部活などをやっている人も多いので、受験生は思った以上に受験勉強する時間がありません。
高2から勉強を始めることで、その時間不足をカバーすることができます。時間に余裕があるので、その分、より高い志望校を目指すことが出来ます。
高3からでも受験勉強は遅くはないです。
でも、残されている時間が少なく、全体の勉強スケジュールがタイトになります。
「時間がない…」「間に合わない…」など不安な気持ちをもちながら勉強すると、
心理的にも余裕がなくなり、勉強に集中できません。
高2から勉強を始めれば余裕をもって取り組めるので、こうしたプレッシャーを感じなくて済むのです。
心理的な余裕が生まれ、勉強もはかどります!
【基礎をしっかり固めることができる】
受験において基礎固めは非常に重要です。
基礎がしっかり出来ていると、その後の応用にスムーズに移れます。
基礎力があるため理解も早く、応用力がつきやすいのです。
その結果、偏差値もグングンと伸びていきます。
基礎がしっかりしないまま、応用問題や志望校過去問に進んでしまうと、全く理解できず問題が解けません。その結果、自信を失くし、余計に不安に陥ってしまいます。
高2のあいだで、一気に受験勉強の基礎を固めてしまえば、高3の1学期以降は演習問題をこなしたり、共通テストの得点をあげる工夫をしてみることができます。
時間があるからこそ、色々戦略を練り、試すことができますね!
【余裕を持って、合格までの勉強スケジュールを作れる】
高3からの受験勉強では、以下のようなスケジュールが一般的です。
高3春:基礎 夏休み:最終的な基礎固めと模試 高3秋以降:問題演習・共通テスト対策・過去問演習 高3 12月:共通テスト対策 |
もし、あなたが高2から受験勉強を始めれば、学習の基礎にかける時間を長くできるので余裕を持って合格までのスケジュールを組むことができます。
高2春~夏:中1から高1までの内容を徹底的に復習し基礎固め 夏休み:最終的な基礎固め 高2秋~学年末:高2の勉強を押さえつつ、高3で習う内容の予習 高3以降:問題演習・共通テスト対策・過去問演習 |
高2から勉強を始めるのであれば、高3夏から問題演習・共通テスト対策に入るなど、スケジュールを前倒しすることが可能です!
高2にうちにやっておきたいこと
高2のうちにやっておきたいことが4つあります。
・志望校を決める
・勉強の習慣を身につける
・英語、数学を集中的に勉強する
・模試を受ける
【志望校を決める】
まずやることは、行きたい大学を決めることです。
どんな大学でも問題ありません。
「自分の高校なら○○大学に入れたら十分」
「自分の今の成績だと○○大学は難しそう」などと考えず、
自分が実際に通っていることを想像するだけでワクワクするような大学、
本当に自分が心の底から入りたい大学を志望校にしましょう!
志望校を決めることで、モチベーションにつながり、勉強のやる気もアップします!
また、どの科目が必要かなど、具体的な目標が定まってきます。
合格出来るかどうか不安に感じる必要はありません。今から始めればどんな大学でも入れます!!
【勉強の習慣を身につける】
高2の受験勉強において、初めのステップは「勉強を習慣化する」ことです。
お風呂や歯磨きなどと同じで、毎日のルーティンの一つとして定着させましょう。
毎日同じ時間、同じ場所でやれると習慣化しやすいです。
ぜひ実践してみましょう!
【英語、数学を集中的に勉強する】
英語と数学は国公立大学受験において特に重要な科目ですが、範囲も膨大なため学習には非常に時間がかかります。
高3から受験勉強を始めた受験生は、時間が足りません。その結果、英語と数学がなかなか仕上がらず、試験日までの間ずっとこれらの勉強に苦しめられてしまいます。
高2から勉強するのであれば、英語、数学にたっぷりと時間をかけることができます。納得いくまで、何度も繰り返しましょう。
それがだいたい仕上がったら、国語や物理・化学、あるいは世界史・日本史などの教科を集中的に勉強し一気に仕上げにかかります。
逆に英語と数学が仕上がるまでは、その他の科目は学校の授業を活用する程度に留めておいて問題ありません。
【模試を受ける】
高2のうちから予備校の模試を受けてみるのもおすすめです。
模試の問題は、本番の入試さながらですし、会場が本番と似た状態になっています。
模試は「場慣れ」するいい機会にもなります。
例えばちょうど1年前、高2の時点で共通テストを同日に受けるだけでも、今の実力を知ることができたり、模試の大変さを知れたりと様々な収穫があります。
模試は受けるたびに学びがあります。それを高2の段階から経験できることは高3から受験勉強スタートの受験生に比べて、大きな強みになることは間違いありません!!
高2から受験勉強を始めることによるデメリット!?
ここまで、
「受験勉強はできるだけ早く!高2から始めた方がいい!!」
と解説してきました。しかし高2から受験勉強する場合、1つだけデメリットがあります。
それは・・・
勉強のやる気がなくなってしまうこと
そこで受験勉強のやる気がダウンしたときのオススメの解決方法は、、、
①思い切って、勉強しない日を作ってみる
おそらく数日ゆっくり過ごすと、リフレッシュし「今、自分がやるべきことは受験勉強だ」と感じるようになります。長い期間勉強を続けるためにも、しっかり休息をとりながら、勉強を続けることが大切です。
②モチベーションを上げることをする
志望校のことを調べたり、大学生活を想像するのもいいでしょう。
また、志望校のオープンキャンパスに行ったり、合格した先輩の話を聞くなどしてモチベーションを上げましょう!
まずは一旦勉強をストップして自分の気持ちと対話してみてください。
きっとまたやる気が上がってきますよ!!
まとめ
今回は高2からの受験勉強をテーマに解説しました。
2年間は17,520時間です。
そのうち3分の1は睡眠に使うので、動ける時間は3分の2の11,680時間ほど。
動ける時間のうち6割を勉強に費やすと、7,008時間になります。
この約7,000時間で仮に7科目習得するとしたら、春の高2生でも、1科目あたり1,000時間かけられるという計算になります。
何度も繰り返しますが、受験勉強は早ければ早いほど有利です!
高2生のみなさん!
さっそく勉強の計画を立ててみませんか??