こんにちは!
高幡不動駅から徒歩1分、日野市の予備校武田塾高幡不動校です!
冬休み前のテストが始まり、そろそろ本番を見据えて、時間配分に気を付けたり、当日の流れで模試を受けたりなどの入試対策を始めている人が多くいるでしょう。
この時期は体調にも気を付けながら根気よく勉強することが大切です!
そこで今回は、入試本番に弱い人が失敗しないためのヒントをご紹介します!
失敗しないためには?!
入試に限らず、本番に弱い人は自分と重ねて見直してみてください!
入試本番に失敗する人の特徴としては、
自分の集中できる場所でしか過去問・勉強をしておらず、本番という空気感に負けてしまうことです。
自分の部屋や、自習室で集中することが悪いことではありませんが、自分以外の人がいる空間での学習に慣れたり、他の人からの音(字を書く音、生理的に発生する音)を気にしないで勉強できるようにしておく必要があります!
試験会場では、試験官が見回りで歩いていたり、より静かな空間での鉛筆の音が響いています。
他のケースだと隣の人が咳をしてたり…なんてことも。
本番何が起こるかは予測できません。
最近はコロナの影響もありマスクの着用も義務づけられています。本番の緊張で息が苦しくなることもあるかもしれません。そのようなイレギュラーな環境に適応することが必要になるでしょう。
「気になって集中して入試問題が解けなった…」なんてことにはなりたくないですよね。
何が起こるか分からないからこそ、いろんなシチュエーションを想定して普段の勉強環境を考え直してみてください。
こんな失敗も避けたい!
いつもは点数が取れるのに本番でミスって点数が思うように取れなかった…
これは本当に本番のミスですか?
そもそもの自分の実力はついていますか?
「一回の模試で9割取れたから、これはいけるぞ!」と勘違いしてしまうと本番痛い目に合っていしまいます。
運で当てているところや、自分にとって得意な分野が多めに出たという模試・問題集もあるので、普段から過信は危険です!
案外自分の見積もりは都合いい想定をしてしまっていることもしばしば…
人間は心理的に自分の都合いいように物事を解釈する習慣があります。これはきっとあなただけでなく受験生全員に当てはまることだと思います!
自分でできたと思い込んでしまうことのデメリットとして、勉強するときの優先順位を必然的に下げてしまいます。また、出来ると思っている分野がむしろ足を引っ張ているという現状に気づいてしまったときの精神的なダメージはとても大きいものでしょう。
だからこそ本当に取れているのか、本当に最後まで根拠を出せたのか常に疑っていきましょう。
間違えることを恐れすぎて時間を使いすぎてしまうのはもったいないです。
本番だと「どの問題もちゃんと解かなきゃ…」と思い、分からない問題に時間をかけて後々出てきた解ける問題に手が付けられなかった、なんてことも。
「捨て問」を捨てるべきタイミングで捨てられないせいで、捨てるよりも損害を出してしまうことはないように!!
難しく正答率の低い問題を間違えてしまっても、周りのライバルと大きな差は生まれません。しかし、正答率が7,8割を超えるような問題を間違えてしまうと同じ数点でもそれが致命傷になります。また、特に数学などにおいては難しい問題と簡単な問題の点数配分が同じこともしばしば、、。無理をせず、取れる問題を確実に取ることを心掛けましょう。
時間を使いすぎないために、「二択で迷ったら若い方の番号に決めておく」や「一旦後回しにしてすべて解き終わってから戻る」と決めるのも一つの方法です。
また、いつもやらないことを本番に限ってやるのもナンセンスです!
本番の英語で大問の解く順番を変えるなど、テクニカルなことをその場で思いついてやるのはいけません。
本番で一番自分の力を出し切れる方法は今まで通りにやることです!本番で緊張しているからこそ脳がいつものように働くように、今まで通り問題に取り組むことを心掛けましょう。
場に酔わず、いつも通り、ちゃんと対策してきたことを全力で出しきりましょう。
そのためにも実践演習や予想問題・本番のプレ模擬など何回か自分の実力を確かめる機会を作るべきです!
一番悪い時だったらどうかを考え、一番悪い時のレベルを徐々に上げていくことがベストです。
もし本番集中出来ずどうしようもなくなったら…
まずは深呼吸して落ち着くこと。
入試会場の雰囲気に飲み込まれて集中力が途切れてしまうことは少なくはありません。
きっと自分の周りにいる受験生も同じように思っているかもしれません。
そう考えたら、みんな同じ状況なのです。
私が実際に授業を受けていた先生はこんなことを言っていました。「もしもどうしてもわからないような難しい問題につまずいたら、一旦ペンを置いて周りの受験生の様子を見てみなさい。きっとみんな同じ問題に悩んで面白い顔をしているから。」と。
受験会場できょろきょろしすぎるとカンニングを疑われる可能性があるため、あまりこの方法はお勧めできませんが、それぐらいの余裕を本番でも持つ必要があることを先生は教えてくれたのだと思います。実際に模試で問題難しかったなと感じたときは、大体友達も共感してくれるのではないでしょうか。本番もその延長線だと思えば怖くありません!!
集中力が切れてもパニックにならず一つずつ落ち着いて問題と向き合うことが求められます。
実際私(投稿者)の知り合いで入試中パニックになって気を失ってしまったという人もいます。
どんな事も起こり得てしまう入試ですが、そのために普段から対策をしていることを忘れないでください。
そして本番は今までしてきた対策に自信をもって、胸を張って入試会場に行ってください。
なるようにしかならないですが、本番の気持ち次第で入試問題への向き合い方が変わりますよ!
まとめ
今回は本番に失敗しないためにどうすればよいのかについてご紹介しました。
本番何が起こるかは誰もわかりません。
しかし、何が起こるか分からないことを踏まえていろいろな対策をするのは今からでも十分遅くありません。
入試が直前に迫り、焦る前にもう一度冷静に自分の環境から見直して本番に強く最大の力が出せるようにしましょう!!!