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【高1,2,3向け】合格するために"欠かせない"心構えとは?①

こんにちは!
武田塾高田馬場校のTです。

本日は、具体的な勉強方法や勉強の戦略といった話よりも、ポジティブな気持ちで受験に臨むことや、受験を成功に導くことに直結する事柄について解説していきます。

受験勉強を本格的に進めていくことになると、「この問題はこういう風に解いた方がいい!」とか、「こういう傾向にあるから注意しなさい!」といった、いわば小手先のテクニックに多く触れることになるかもしれません。

もちろん、そういうテクニックを沢山吸収することで点数が伸びていくのですが、それ以外に、なるべくポジティブに勉強するため、より確実に受験に合格するために、心がけておくべきことがあります。

これを心がけておくかどうかで、受験勉強の要領や、受験勉強に対する積極性が大きく変わってきますので、自分がその心構えができているか、今一度確認してみて下さい。

これからの4回の記事で、常に前向きになれるため、合格を「グッ」と近づけるための戦略を1つずつ取り上げます。

受験で精神が病んでいる、鬱屈とした日々を送っている、そんな生徒さんにこそ、是非読んでもらえればと思います。

それではいきましょう。

 

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合格するために"欠かせない"心構えとは?

1.コントロールできる要素とコントロールできない要素がある

よりポジティブな気持ちで勉強に励み、それにより合格をつかみ取ることができたら、それほどいいことはありませんよね。

しかし現実には、多くの人が、「負の感情」を持ちながら、受験に取り組んでいることだと思います。

なぜ受験勉強をネガティブに感じるのか、なぜ頑張る気が起きないのか、いろいろ理由はあるかと思いますが、主に以下の6つが多いのではないかと私は考えます。

 

①合格するかが分からず不安を感じる

②大学に行くモチベーションはあるけど、受験勉強の辛さに常に打破できるほどのモチベーションではない

③勉強の進捗状況がよろしくない、昔の自分に対して後悔が募る

④ぴりぴりとした雰囲気、真面目な雰囲気が重苦しい

⑤勉強自体が好きではない

⑥大学に行く意志はないが、受験勉強を強制されている

 

受験に臨む大多数の人は、上に挙げた理由のどれかが原因で、受験勉強に対して「怖い」「焦り」「不安」などのネガティブな感情を持つことになると思います。

 

これらのうち、①、②、③、⑤は主に自分の中に理由があります。

裏を返せば、①、②、③、⑤の原因に関しては、自分にコントロールする権限があるということです。

これらの原因を「どうにかする」ことが、より前向きな気持ちで受験勉強に取り組むことに繋がります。

これからの記事4本で紹介する心構えはどれも、「どうにかできる」要因に対して対処するものです。

コントロールできない部分に関しては悩んでも仕方ないので、自分でコントロールできる部分をコントロールすることに意識を割きましょう。

 

2.究極のところ、「プロ意識」を持つかどうか

一つ目の心構えとしては、とにかくプロ意識を持つことです。

一度受験に向き合うと自分で決めたなら、なるべく徹底して受験勉強を行うことが自分のためになります。

逆にそうしなければ、

①合格するかが分からず不安を感じる

③勉強の進捗状況がよろしくない、昔の自分に対して後悔が募る

といったことが生じてしまいます。

実際、これらの要因から受験に対するネガティブな気持ちを抱えている人もいるのではないでしょうか。

以下に挙げることは、当たり前なことかもしれませんが、あなたを合格へ導く最短で安全なルートです。

 

早めに勉強を始める

「合格できるかどうかが分からない」という不安は、受験に向き合う期間全体を通して、かなり大きなストレスとなると思います。

あるいは、合格の不確実性から派生して、「人生がある程度決まってしまう」「周りの人に見下されるのではないか」「自分に価値が見いだせなくなるのではないか」などといった、種々の不安を感じる生徒さんもいるかと思われます。

特に高1、高2の生徒さんが、来年以降、こういった不安をなるべく抱え込まないために取れる最善の方法は「受験勉強を早めからやること」です。

 

早めに受験勉強を開始し、適度なペースを保って勉強できれば、他の受験生よりも常に先取りして受験対策ができていることになります。

模試や定期考査では、周りよりも成績が良い状態を経験できるので、自分が「できる」感覚を持ちながら受験勉強に臨むことができます。

プレッシャーに弱い自分も、現役時代、早めに勉強にとりかかったため、周りより進んでいる感覚が不安を軽減してくれました。

自分もプレッシャーや逆境に弱いかも、、、と思う方は、一早く勉強に取り組みましょう!

 

心配性ではあっても、受験に対する危機感が湧かず勉強に手を付けられない、という生徒さんもいると思います。

そういった場合は、積極的に色々な模試を受けたり、(もしいるならば)進学校に通っている友達と連絡を取ったりしながら気持ちを高めるのがおすすめです。

模試を積極的に受ける生徒や、進学校に通っている生徒は、多くの場合、高3に入る前から受験を見据えて勉強しています。

そういった人たちの背中を見て危機感を感じるのは非常によくあるケースです。

 

また実際のところ、危機感が湧いていないだけで、実はそんなに余裕があるわけではない、ということが多いです。

実際に、株式会社マイナビが2016年に行った調査によると、受験生が勉強を始めたタイミングとして一番多かったのは「高3の春」(18.0%)で、次に「高3の夏」(15.3%)でしたが、高3に受験勉強を始めた受験生のうち、なんと4割程度が、「受験を始めるタイミングが遅すぎた」と回答しています(https://www.meikogijuku.jp/meiko-plus/high-school/20210301.html)。

始めるのが遅かった、という焦りや絶望の気持ちは、やはり精神衛生上よくないため、早いうちから積極的に勉強に取り組んでいきましょう。

 

「プロ意識」を大切に(特に高3)

高1,2の生徒さんは、早めに勉強を始めることでアドバンテージを得やすくなりますが、高3生の場合は、周りが受験勉強をすでに始めているので、進度に関するアドバンテージを得ることはなかなか簡単ではありません。

しかし、その場合でも、なるべく追いつくための方法があります。

それは、プロ意識を自分なりに高めて勉強をしていく、ということです。

 

例えば、強豪校の運動部活に所属していて、高3の夏に部活を引退するような学生でも、第一志望校に届くケースはよくあります。

これは、勉強の得意不得意もある程度関係しているとは思いますが、合格できる一番大きな要因は、受験に対する「プロ意識」だと思います。

なぜなら、高校3年の1年間を通して、常に受験勉強に本腰を入れている受験生というのは、それほど多くなく、「プロ意識」を持って、密度の濃い受験勉強を行うことで、そのような学生を追い抜くことが可能であるからです。

 

「受験生」と聞くと、「常に切羽詰まって勉強している」「遊んでいるわけがない」というイメージがあるかと思いますが、実態としては、なんとなくだらだらと勉強していたり、気持ちがアップダウンする中で本調子を出せないでいたりすることも多いです。

受験ムードが支配的な高校は例外かもしれませんが、高2から高3に上がっても、受験生であるという実感が湧かず、クラス全体のムードがなかなか受験に向かわないことは、意外とあるあるかもしれません。

ぜひ一度、自身の学校における受験生の様子を俯瞰してみて下さい。

もし、なんとなく弛んだ雰囲気を感じたら、それは受験に対して生半可な気持ちを持っている人が多いことの証拠でしょう。

裏を返せば、彼らを追い抜くチャンスです。

 

3.「プロ意識」を持つには?

では、「プロ意識」を持つことは、どういったことなのでしょうか。

極端に言えば、「受験ガチ勢になる」ということですが、もう少し噛み砕いた言い方をするとすると、やるべきだと思うことをすべてやりきる意識、です。

例えば、毎日8時間の勉強をすると決めた時に、それをしっかりやり抜くこと、また、だらだらと勉強するのではなく、メリハリを付けてなるべく無駄な時間を省く努力をしていくことです。

あるいは、夜は疲れがちだけど、家に帰ったら早めに食事と風呂を済ませて、一定時間の休憩のみを挟んですぐに勉強に取り組むことです。

当たり前なことの積み重ねにはなりますが、やるべきだと思ったことはやる、やるべきでないと思ったことは避ける、その行動の選択を淡々と積んでいけば、結果的には質が高く、短期間でも効果が出る受験勉強になりやすいです。

「勉強中ぼーっとしている時間が多いから、立って声に出しながら理解を深めていく」「通学時間は時間を持て余しているので、単語帳をやる」「お昼の休憩の時間は、友達と喋っていることが多いので、勉強に時間を回す」

 

「プロ意識」を持つためのコツ①

「プロ意識」を持っていくための1つのコツとしては、正しい選択を取った時、取らなかった時に生じる感情を大切にすることです。

自分が正しいと思う選択をしたとき(例:お菓子の誘惑に負けず机に向かって勉強した!友達が楽しそうに喋っていたけど、関わらずに家帰った!)、きっと安心感や自信が生じるかと思いますが、その感覚を大切にしてください。

一方で、正しい選択をしなかった場合(例:勉強する予定だったけど携帯をいじってしまった!休憩時間を30分延長してしまった!)、その時に生じる罪悪感、焦燥感はなるべく真剣に捉えて下さい。

受験に向き合うと決めた以上、自分が嫌な気持ちになるのを回避する、少しでも沢山幸せな気持ちを味わうためには結局、最大限正しい選択を取っていくしかありません。

最初は少しずつ正しい選択を取っていき、成功体験を増やしていく中で、自分がいいことをしている感覚を自分のモチベーションにしていってください。

また、「だらける」という現象は、当然ながら勉強への気持ちが乗らない時に起こりやすいものです。モチベーションがある時には正しい選択を取るようにしているが、モチベーションが無い時にはだらけてしまうのでは意味がありません。

気持ちが乗らない時にこそ、正しい選択を取る必要が出てくることを心にとめておいてください。

 

「プロ意識」を持つためのコツ②

もう1つのコツは、やるべきことを常に細分化することです。

やるべきだと思っているけど、なんとなくその意志力が無い、そんなシチュエーションを何度も経験したことがあるかと思います。

大抵その時は、「やるべきだと思っている事柄がデカすぎる」場合が多いです。

人間は、物事を取り掛かる際に、一番意志力を使う必要があり、取り掛かろうとしていることのスケールが大きければ大きいほど、沢山意志力が必要となり、実際に取り組まなくなってしまいます。

そのため、やろうとしていることをなるべく小さなステップに分けることで、心理的な障壁を少なくします。

これを心理学では、「スモールステップの原理」と呼びます。

 

先ほど、「毎日8時間しっかり勉強する」という例を挙げたと思いますが、これをそのまま実行しようとするのは、必要な意志力が大きすぎるため、危険です。

つまり、途中で頓挫してしまう可能性があります

そうではなくて、例えば「まず5分間、お菓子の誘惑に負けずに机に向かって勉強を始める」という小さなきっかけからスタートします。

すると、必要な意志力は小さくなるため、8時間を達成するよりは取り組みやすくなると思います。

勉強にとりかかって5分後、それでも集中できない場合は、きっと別の工夫が必要です(一定程度誘惑に負けてみてメリハリのメリを作る、深呼吸をしてみる等)が、もし5分経ったことに気づかなかったり、気づいても勉強をそのまま続けることが大したハードルでなさそうであったら、そのまま続ければいいですよね。

 

あるいは、「3日間で50ページを終わらせる」ことがやるべきことだと考えた時には、それをもっと細分化します。

例えば、「今日の午前中で6ページ終わらせる」、さらには、「これからの1時間に2ページ進ませる」という風に考えます。

意識をなるべく小さなステップに向ける工夫をいろいろ考えてみて、実践してみて下さい!

 


今回のまとめ

今回の記事をまとめると、以下のようになります。

◎高1,2生は、プレッシャーに弱い人こそ、危機感を持って早めに勉強に取り組む!

・早めに勉強を始めておくことで、高3でアドバンテージをある程度保てるので、精神的な負担が軽減できる。

・高3で受験勉強を始めた人の約4割が「勉強を始める時期が遅かった」と言うように、危機感が無いだけで、実は余裕があるわけではない。

・危機感を感じるためには、外部模試を積極的に受ける!進学校に通っている友達と連絡を取る!

◎高3生は、「プロ意識」を持つことで密度の濃い勉強を行い、周囲と差をつける!

・「プロ意識」=  やるべきだと思うことを選択し続ける意識。

・正しい選択をした時の安堵感や自己肯定感、正しくない選択をした時の不安や焦り、罪悪感を大切にし、嫌な感情が起こらないために行動することを心がける。

・大きな目標はなるべく小さな目標に砕いて実行していき、意志力をあまり使わないようにしていく。

受験は、とにかく正攻法を攻めることが一番確実です。

小手先のテクニックや、その場しのぎで受験を臨まないようにしましょう!

 

以上、武田塾高田馬場校のTでした!

この記事にお付き合いいただき、ありがとうございました!

ぜひお互い頑張りましょう!

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