こんにちは。講師のSです。
今回は、新高3生に向けての記事です。
とうとう受験生と周りから煽られ、その意識も芽生え始めたころだと思います。
そこでよくあるのが、焦ってレベルの高い問題集や参考書に手を出し始めるというミス。
特に今の自分の模試の判定がEやDの人に良く見受けられます。
(この時期の模試は浪人生が入ってくるため、今までより判定が下がるようになります。それで焦らないように!)
判定がEやDの人は、焦って自分のレベルに見合っていない参考書をやった所で
成績は上がりません。
客観的に見れば当たり前の事なんですが、自分の事となると中々意識できなくなってしまいます。
勉強は積み重ねです。基礎が出来てないのに、応用問題を解いても解けないし面白くありません。
さらに、基礎は付け焼刃の技術では身につきません。
マーチレベルを目指すのであれば、夏前までに基礎は定着させておきたいところ。
なので、たとえ夏までに記述の模試の点数が劇的に上がらなくても、落ち込まないようにしましょう。
それよりも、センターレベルの模試の点数を着実に上げていく方が結果が出てると思います。
(≠センター試験の対策をしろというわけではありません。)
そして、夏を迎えるときに、一気に応用の階段を駆け上がっていくと、
見える景色が変わってくると思います。
一方で、既に判定が良い人たち。
多分おおかたの基礎は出来上がっているのだと思います。
なので一度、過去問をパラパラと見てみると、
大体自分がどの程度のレベルまで行けばいいのか、
さらにはどの教科のどの分野を補強しなければならないかなどが
見えるようになってると思います。
そこを効率的に学んでいくといいと思います。
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