こんにちは、武田塾高田の馬場校講師のKです!
最近、雨が多くてどうにも気持ちがすっきりしませんよね...
ついついぼーっとしてしまう方も多いのではないでしょうか?
しかし、受験生はうかうかしている場合ではありません!!
この梅雨の時期はライバルに差をつける大チャンスだからです!
今回の記事では、今こそやるべき基礎固めの勉強についてお伝えしていきます。
なぜ梅雨の時期が大事なの?
それは梅雨が明けると夏休みが控えているからです。
「夏を制する者が受験を制す」
夏休みにどんな勉強をするかで、その後の受験勉強は大きく変わっていきます。
夏にはがっつり演習を積んで、学力を伸ばしたいもの!
そのためには、今この梅雨の時期に基礎固めを終わらせておくことが肝心なのです。
ここからは各教科ごとにどんな基礎固めが必要なのかを見ていきましょう。
もう完璧!という方も今一度確認してみてください
英語
英単語&英熟語
単語熟語は受験英語の根幹です。
単語帳は穴が開くほど読んで覚えて下さい!
☆☆☆おすすめの覚え方☆☆☆
以前担当していた生徒が効率的な覚え方をしていたのでご紹介します♪
①単語帳で一度チェックする
②単語を単語カードに書き出す
③カードはリングには止めず、「知ってる」と「知らない」にカードを分けていく
④「知らない」単語がなくなるまで、③を繰り返す
⑤答えられない単語がなくなったら単語帳に戻ってもう一度全部をチェックする
⑥ここで間違えた単語をカードに書いてリングで止め、携帯してスキマ時間にチェックする
知らない単語だけを集めたカードリストも作ることができるのでおすすめです!
文法
NEXT STAGEやVintage等の文法問題集はもちろん、FORESTのような文法解説書まで確認できていると望ましいです。
共通試験で文法問題が無くなったとはいえ、中途半端な文法知識では長文に立ち向かう事はできません。
不安の残る場合は必ず振り返りましょう。
☆☆☆おすすめの覚え方☆☆☆
目的語にto不定詞を取る動詞、動名詞を取る動詞等、文法事項(特に語法)は覚えることが山積みです。
これらは、一度覚えた気になっても気が付くと忘れてしまうものなので、
ルーズリーフ等にリストアップして家の学習机やトイレに張り付けたり、
スマートフォンのホーム画面に設定するなりして、
日常の中で自然と目に入る回数を増やしてあげることをおすすめします。
こういったこまごまとしたものは時間をかけるより回数を繰り返す方が効果的です!
解釈
単語と文法だけでは長文を読むことは難しいです。
「解釈」という短い文章でSVOC等の構文をしっかりとつかむ練習を行いましょう。
また、ここでは文法の知識にのっとって文章を訳せているかも確認しておきたいです。
単語の意味だけをつないで無理やり訳してはいませんか?
that や as は適切に役割を理解できていますか?
長文では「なんとなく」が命取りです。短い文章できちんと文法に基づいた解釈ができるているかを今一度確認してください!
現代文
現代文にも基礎固めあります!!
漢字
入試現代文で必ずと言っていいほど出題される漢字。
一問の配点は大きくありませんが、失点が重なると脅威です...
漢字は特に受験勉強が佳境になると確認することが億劫になってしまうので今のうちに一通り勉強してしまいましょう。
受験漢字は漢字検定二級レベルの知識で充分です!
語彙力
現代文でも単語はつきもの
「カタルシス」「イデオロギー」「アナロジー」「しかつめらしい」
みなさん意味はお分かりですか?
聞いたことあるけど、解説してと言われると困ってしまうような言葉たち、
これらがもし傍線部に含まれていたり、解答の根拠となる部分に含まれていた場合、
意味が分からないことが命取りになります。
『現代文キーワード読解』(z会)のように現代文の単語帳もあるのでぜひ確認してみて下さい!
正しい演習の方法を身に着ける
問題を解く→丸付けをする→おしまい!!
このようになってはいませんか?
これでは読解力は一向に伸びていきません。
現代文の問題演習で肝心なことは、解き方のマニュアルを充実させていくことです。
解説を読んで正しい答えの導き方を知るだけでは不十分です。
似たパターンの問題が出題された場合どのように対処するべきかを問題から吸収するのです。
このように解答の導き方のバリュエーションを増やしていく意識が大切です!
そして、解答へのアプローチがちゃんと自分の武器になっているかを確認するために
「解き直し」まで実践してください!
これらの習慣をつけることが現代文の演習を効果的に行う為の基礎固めです!!
次回、古文&地歴編につづく!