プレゼンテーション13

こんにちは！武田塾高田馬場校講師Kです。

前回、「正しい受験勉強のはじめ方〈前編〉」では、

１．ゴールとなる「第一志望」を決める

２．志望校の受験に必要な情報を集める

３．英検二級を取得する

このようにいきなり勉強に着手するのではなく、

事前に志望校の情報を集めてから勉強を行う事をお伝えしました。

前回の記事はこちら♪

後編となる今回の記事では、

具体的な勉強のはじめ方をお伝えしていきます。

その四、自分の実力を知る
その五、合格までの道のりをイメージする
その六、小さなゴールを設定する
1. 正しいゴールの作り方
最後に...

その四、自分の実力を知る

受験のゴールを決め、受験に必要な情報を獲得したら、

次はゴールまでのルートを作っていきます。

そのために大切なのが、スタートを設定することです。

つまり、各教科どんな勉強から始めるべきかを決めなければなりません。

このステップで役に立つのが、「模試」です。

模試は自分の実力を客観的に把握することができるチャンスです。

模試の結果を基に、教科ごとにどのレベルの勉強からスタートするかを決めましょう！

その五、合格までの道のりをイメージする

次はスタートラインとゴールを結ぶルートを考えましょう。

合格を勝ち取るために、どのような勉強をするのか把握するのです。

このルート作りの助けとなるのが、武田塾のホームページに掲載されている

「武田塾逆転合格ルート」です。

武田塾では、合格に必要な学力を参考書を使って身に着けていきます。

そしてこのWEBサイトでは成長に合わせて、適切なレベルの参考書を紹介しています！

もちろん、これ以外の参考書や勉強もOKです！

お伝えしたいのは、いきなり志望校レベルの難しい勉強から始めるのではなく、

自分の実力にあったレベルからスタートすること！

そこから自分の成長に合わせてレベルを上げた勉強に取り組みましょう！

こうすることで成長が実感しやすく、モチベーションが長続きします。

その六、小さなゴールを設定する

スタートにゴール、さらにルートも決まったら、いよいよ受験勉強のスタートです！

しかし、忘れてならないことがもう一つあります。

それが、ペース管理です！

いつまでにどんな勉強をするのか、いつまでに志望校のレベルに達するか、

自分の勉強はちゃんと自分で管理してあげて下さい。

そのためのコツが、小さなゴールを設定する事です！

それも、大まかなものからだんだんと具体的なものにしていくと効果的です。

正しいゴールの作り方

「夏までに世界史を固める！」・・・まずはざっくり！

　↓

「8月の○○模試で世界史80点以上」・・・具体的な締め切りと数字を決めるのがポイント！

　↓

「そのために６月中に世界史の範囲を一周して演習に入る」・・・ゴールから逆算していきます

　↓

「今月は中国史を固める」・・・徐々に小さくしていきます

　↓

「今週は古代中国文明から唐代まで」・・・さらに小さく

　↓

「今日は参考書P.30～P.40を取り組む」・・・ここまで設定できるとかなり勉強しやすいです

もちろん、厳密にペースを決めてしまうと逆にやりづらいという方もいると思います。

その時は自分のやりやすい範囲のゴールでかまわないので設定してみて下さい！

ただし、無計画や大雑把すぎる計画にはならないように。

ゴールのない勉強は気がたるんでしまい、時間の無駄遣いになりやすいです。

最後に...

以上、「正しい受験勉強のはじめ方」をお伝えしました。「こんなのできない...」と逆にハードルを上げてしまったかもしれませんが、安心してください。受験勉強をしていると教わらなくても自然とできるようになります。ただ、はじめからこのことを知っているのと、勉強をしているうちに気付くのとでは大きく違います。特に「その六、小さなゴールを設定する」については最初はできなくでも構いません。ペース管理が大切という意識を持ってほしいのです。正しい方法を知っていることが、高1高2の今の時期ライバルと差をつける武器になっていきます。

受験相談の申し込みや勉強相談も随時可能です。