こんにちは！武田塾高田馬場校の講師Kです。

はやいものでもう9月ですね...

夏休みが終わった今、決めなければならないものがあります...

そう、受験校です！

第一志望に滑り止め...数ある大学から一体どうやって選べばいいのか...

今回はそんな受験校・志望校選びのポイントを紹介していきます♪

受験って何校受けるの？
ポイント①　第一志望を明確に！！
ポイント②　「実力相応の大学」と「確実に受かる大学」
ポイント③　併願校は第一志望と問題の傾向が似た学校を選ぶ
ポイント④　入試のスケジュールをよくよく考える
最後に

プレゼンテーション22

受験って何校受けるの？

塾講師をしている中でよく耳にするのが「何校くらい受験すればいいですか？」という質問です。

しかし、それには「人による」としかお答えできません。

心配から10校以上受験する生徒もいれば、本命の学校だけの生徒もいます。

自分の性格や、受験料等の金銭的な負担、学力に応じて、受験校の数は変わっていきます。

しかし、何校受験するにしても大切なのは、第一志望をきちんと定めることです。

受験勉強は、第一志望と今の自分のレベルの差を埋めていく作業です。

そして、滑り止めやほかの受験校はその通過点にあるべきです。

なぜなら併願校を受けるたびに特別対策できるほど時間に余裕はないからです。

つまり、第一志望が決まらなければ滑り止め校も決めようがないのです！

受験校を悩んでいる場合は、一番行きたい大学から考えるようにしましょう。

ポイント①　第一志望を明確に！！

それでは自分の行きたい大学・学部の考え方を紹介していきます。

第一志望の学校を選ぶ際に一番大切なのは「行きたい気持ち」だと思います。

やりたい勉強ができる、大学生活が楽しそう、ネームバリューがある、

理由は何でも構いません。本気で行きたいと思える熱量があるかが重要です。

なので、本気で行きたい学校であれば模試でE判定だったからといって第一志望を変える必要はありません。

残りの時間で逆転できるビジョンと最後まで本気で食らいつく覚悟さえあれば第一志望合格は十分にあります！！

そうは言っても、やりたいことが特に見つからない場合もありますよね。

その時には、なるべく高いレベルの学校に設定しておくことをおすすめします。

先ほども述べたように、受験勉強は自分と第一志望の差を埋めていく作業です。

この時、簡単なレベルで設定してしまうと、いざそれより高いレベルの大学に行きたくなった時に修正が出来なくなってしまいます。

初めから高いレベルに設定しておいた方が、目標を下げる分には調整しやすいものです。

また、試験内容で選ぶのも上手な選び方です。

元々英語が得意なら、英語の配点が高い試験を受けた方が通りやすいですよね。

古文が苦手なら、古文が受験科目でない学校を選んでしまえばいいのです。

大学の受験要綱を調べると、ほとんどの場合科目ごとの点数が明記されています。

また、英検利用や、小論文入試など大学独自の試験もあります。

このように受験情報をもとに志望校を選ぶのも立派な作戦です。

ポイント②　「実力相応の大学」と「確実に受かる大学」

第一志望の学校が決まったら、次に併願校です。

この際大切なのは「実力に合った大学」と「確実に受かる大学」の二つを用意することです。

「実力に合った大学」とは、合格する可能性が高い大学です。

第一志望から一段階レベルを落とした大学がここに当たります。

「確実に受かる大学」とはいわゆる「滑り止め」です。

特に浪人を考えていない受験生の場合は万が一の事がない限り合格できる大学を選びましょう。

その基準ですが、過去問を3年分解いて、安定して得点できることです。

点数にばらつきがある場合は油断できない可能性もあるので、再度検討してみましょう。

ポイント③　併願校は第一志望と問題の傾向が似た学校を選ぶ

第一志望の大学のために、併願校の対策はできるだけ軽くしたいものです。

しかし、まったく異なった形式の問題や、併願校のためだけに別の教科を勉強する必要があるとなると、負担は大変なことになってしまいます。

そのため、併願校は、第一志望の学校と出題傾向や問題の形式が似ている大学を選びましょう。

そうすると併願校の対策が第一志望の勉強にもなるため、時間と経験が無駄にならずに済みます！！

ポイント④　入試のスケジュールをよくよく考える

私立大学の試験日は大方２月に固まっています。

そのため、不安だからと併願校をたくさん受けてしまうと、毎日入試ということにもなりかねません...

第一志望の前に何校か併願校を受けて試験慣れしておくことも大切ですが、

第一志望の学校の試験日に100％の実力が発揮できるようなスケジュールを組みましょう。

また、入学金の兼ね合いもあるので、願書提出・試験本番・合格発表・入学金の締め切りを一目で把握できるようなシートを今のうちから作ることをおすすめします。

最後に

併願校の選択は、メリットとデメリットをよく理解したうえで自分に合った数を選ぶことが大切です。併願校を受験すると、当然不合格のリスクが減ります。ですが、デメリットもあって、何回も受験をすることで体力的にしんどくなったり、（あまり考えたくありませんが、）不合格通知が続き精神的に追いつめられてしまう可能性もあります。逆に併願校に合格したことで気が緩んでしまい第一志望の受験に身が入らないなんてこともあります。もちろん受験料や入学金といった金銭面も重要になってきます。決して安くない金額なので保護者の方とよくよく話し合ってください！

最後に一つだけ！保護者の方と相談をしたうえで受験校を選ぶことは大事なことです。しかし、他でもない自分の受験です。
「親が言ったから...」ではなく、自分の意思もきちんと伝えたうえで納得できる受験校選びをしてくださいね！

仕方なく決めた大学に4年、ないし6年間も通うのは、想像以上にきついです。
受験生も立派な大人です。遠慮はせず自分の気持ちを伝える勇気を持ちましょう。

受験相談の申し込みや勉強相談も随時可能です。