こんにちは。武田塾高田馬場校の講師Kです。
さて前回のブログでは、日本史の勉強の始め方のコツとして、参考書や教科書を併用して勉強することと、大雑把に流れを理解することの2点をあげました。
では、流れを理解するって何でしょうか?日本史の有名な参考書に、『金谷の「なぜ」と「流れ」がわかる本』という本がありますが、なぜ「なぜ」と「流れ」を理解すべき必要があるのでしょうか?
今回は「なぜ」と「流れ」を理解すべき理由を説明し、また「なぜ」と「流れ」を覚えやすくする方法について説明していきます。
Q、なぜ「なぜ」と「流れ」を理解すべきなのか?
A、その方が覚えやすいから!
例を使って説明しましょう。加藤高明内閣について勉強していたとします。
一問一答方式で加藤高明内閣について勉強するなら、以下のようなことを暗記しなければならないでしょう。
護憲三派内閣、最終的に憲政会単独政権、治安維持法制定、普通選挙法成立
しかしこれではほかの内閣の行った政策と混ざってしまうでしょう。
では、「なぜ」と「流れ」を意識した勉強をするとどうなるでしょうか。
前政権の清浦圭吾内閣は国民や政党の意見を反映しない超然主義内閣だったため多くの批判をあびた。憲政会、立憲政友会、革新倶楽部による護憲三派が主に批判を行い、第二次護憲運動を行った。彼らは政権を握ったら「普通選挙(=国民の意見が反映されやすくなる)を実施する」ということを公約に掲げていた。
護憲三派が選挙で圧勝し、護憲三派の中でも一番力を持っていた憲政会の総裁である加藤高明が内閣を組閣。最終的には内部分裂を起こし憲政会の単独政権になったものの、加藤内閣は政策をいくつか行った。
一つ目が治安維持法の制定である。国体の変革や私有財産制度を否認する結社の組織を禁止することで、選挙で共産主義者が当選するのを防ごうとした。そして治安維持法制定のすぐあとにできたのが公約にもあった普通選挙法の成立である。これは25歳以上の男子全員に選挙権を与えた。
初学者でこの範囲を勉強していない人だと、上のストーリーを読んでも「はて?」と思うかもしれません。しかし、日本史を勉強したことがある人なら、ストーリーの方が頭に入ってきやすいことはすぐにお分かりいただけると思います。
「なぜ」と「流れ」を意識しながら勉強した方が、ほかの政権の行った政策と混ざりにくく、また理由付けがしっかりとされているため暗記もしやすいのではないでしょうか。
「なぜ」と「流れ」を意識するための勉強法は簡単です。
自分が日本史の先生になったつもりで、流れを説明するのです。
日本史の先生は、一問一答方式で事実だけを述べませんよね?流れで説明してくれるはずです。
先生になった気分で何回もストーリーを説明する。「なぜ」と「流れ」がよく分からないところがあったら参考書や教科書を読んで理解する。これを意識した勉強をすることで、私にとって日本史はいつも得点源でした!みなさんも参考にしてみてください。
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