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センター試験国語の勉強法

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 皆さんこんにちは、武田塾高田馬場校講師のSです。今回はセンター試験国語の勉強法について私の経験を交えながら述べていこうと思います。

 

 私は昨年センター試験を受験しました。私の国語の得点は現代文100/100点、古文44/50点、漢文44/50点でした。二次試験の受験科目に国語があったので普段国語を全く勉強しないわけではありませんでしたが、理系だったということもあり理科数学英語をメインに勉強していたので国語が得意という訳ではありませんでした。

 私がセンター国語対策をするにあたって一番時間をかけたのは過去問の研究です。センター試験国語は大問の大まかな構成はずっと変わっていないので、河合塾が出版している「センター過去問レビュー」等を使って過去問を20年分くらい解きました。センター試験国語の問題はセンター模試の問題とは作風が異なると感じていたので予想問題集などはほとんど解きませんでした。以下に現代文、古文、漢文ごとに分けて勉強法を述べます。私個人の経験や体感に基づいてこの記事を書いているので勉強法の一例程度に捉えて参考にしていただければ幸いです。

 

 現代文

 現代文は「きめる!センター現代文」を読むことで解き方を学びました。「きめる!センター現代文」には過去問とその解説、解き方が載っています。私は「きめる!センター現代文」を読むまではセンター現代文の解き方に自信が持てず、過去問を解いても得点が安定しませんでした。「きめる!センター現代文」に載っている解き方は奇をてらったようなものではなく、むしろ王道と呼べるような地道な解法です。ですから読んでみてもこの参考書の良さが分からない場合もあるかも知れませんが、王道を往く地道な解法だからこそ自信を持って本番でもこの本に載っていたことを思い出して問題を解くことができます。また、「きめる!センター現代文」は厚い参考書の部類に入るかと思いますが、内容は非常に読みやすく、カラフルなのでぜひ手に取ってみることをおすすめします。

 

 古文

 古文は古文単語と文法を単語帳、文法書を使って何度も復習しました。単語帳に収録されている単語は300語ほどでした。センター試験の古文を解くにあたっては標準的な知識があれば十分だろうと考えていたので文法は敬語、助動詞などを中心に復習しました。使う参考書は標準的なものであれば何でも良いと思います。出来れば使い慣れたものの方が良いでしょう。センター試験古文の題材に非常に難しい文章が出題されたといわれた年度をありましたが標準的な知識に加えて読解力があれば何とか食らいついていけると思います。

 

 漢文

 漢文は句形を文法書で何度も復習しました。古文同様、文法書は標準的なものであれば何でも良いと思います。句形があやふやだと解答するのに時間が掛かってしまうし間違える可能性が高くなりますから句形だけはしっかり押さえておくことをオススメします。

 

 続いて、実際に問題を解く際の時間配分ですが、私は古文、漢文はそれぞれ15分、評論、小説はそれぞれ20分以内に解いて残った時間で見直しをすると決めていました。時間配分は特定の大問に多く時間をかけ過ぎないようにバランスよく考えるのが無難だと思います。自分の得点を最大化できるように苦手分野、得意分野を踏まえて時間配分を決めると良いでしょう。

 

 センター試験まで残すところ1か月と数日となりました。まだまだ出来ることはたくさんあります。センター試験で満足いく結果を残し、二次試験、個別試験対策に気持ちよく移れるようにセンター対策を進めていきましょう。

 皆さんの健闘を祈ります。

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