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センターまであと一ヵ月!!国語の攻略法を紹介します!

こんにちは!武田塾高田馬場校の講師Kです。 気が付けば冬がやってきて、センター試験まで残り1か月余りとなりました。 国立志望の人はもちろん、私立志望の人もセンター利用試験で合格をとっておきたい、という方は多いと思います。

センターの科目の中でも受験生の多くが苦労するのが国語の解き方ではないでしょうか。「できる時とそうでない時の差が激しい」という悩みをよく聞きます。今回は、そんな人のために安定して国語で点数を取ることができる方法をお伝えします!

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①現代文は、選択肢同士を比較しよう

どれも同じようなことをいっているように見えて、「なんとなく」で選択肢を選んでしまいがちなこの科目。センター現代文の大きな特徴を掴めば、「なんとなく」で選択肢を選んでしまうこともなくなると思います。

その特徴とは…「選択肢同士を比較すれば解けることが多い」ということです。

例として2014年度本試の現代文の第一問、問2の選択肢の一部を見てみましょう。

 

①家族のための仕事をひたすらこなすよう強いられていた~

②家族のための仕事を精一杯こなしていたつもり~

③家族のための仕事に精一杯取り組んできた~

④家族のための仕事は正しいものであると信じてきた~

⑤家族のための仕事が自分には楽しいものとは思えない~

 

どうでしょうか?どの選択肢も、登場人物が家族のための仕事にどのような姿勢で取り組んでいたのかが書いてありますね。ここまでわかれば、登場人物の仕事に対する姿勢が書かれているところを探せば良いのだろう、と検討をつけて本文中から探すことができます。

センター現代文において大事なのは、選択肢同士を横に見て比較することです!

 

②古文と漢文は、常に主語が誰かを追っていこう!

古文や漢文に苦手意識を持っている人は多いのではないでしょうか。私も昔はそうでした。古文単語や文法、漢文の語法を暗記したのに、なぜか点数が伸びない。ずっと焦っていましたが、あることを意識して解くようにしてからは、安定して点数が取れるようになりました。

その方法とは、「主語が誰かを補い続ける!」ということです。

古文や漢文が分かりにくい大きな要因として、主語があまり書かれていないので混乱してしまうということが挙げられると思います。「、」や「。」がくるたびに主語が誰かを補えば、話が頭の中に入りやすくなるのです。

主語が誰かを見分けるポイントは2つです。

まず、前後の文章の意味を理解すること。文章の流れが理解できれば、誰の発言、もしくは行動なのかが理解しやすくなります。

次に、敬語に着目すること。例えば、文中で一度尊敬語を使われた人は、基本的にずっと尊敬語が使われます。誰が主語か分からない文で尊敬語が使われていれば、他の文で尊敬語が使われている誰かがその文の主語になるでしょう。

ただし、主語を補うには、ある程度文章が理解できていないといけません。単語や文法に不安がある人は、今一度そういった参考書に戻って復習してみましょう。

 

センターの過去問をどんどんやらなくてはならない時期だと思います、以上2点のポイントを踏まえて勉強してみて下さい!ありがとうございました。

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