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軽視していませんか?見落としがちな数学用語(小学校編)

こんにちは!

武田塾洲本校(淡路島)講師の三村です。

 

今日は受験に向けて覚えておくべき数学用語について書きたいと思います。

イラスト

なぜ、このテーマで書こうと思ったかと言うと・・・

皆さん、こんな経験ないでしょうか。

 

・問題文に書いてある数学用語の意味が分からない。

・数式の意味が分からない。

 

これらは、数学用語の知識・理解がないことによって起きてしまう現象です。

 

 

用語が抜けているだけで、

「本来計算する力はあるのに全く解けない」ということが起きてしまうんです。

 

 

なぜ、数学用語が抜けてしまうのか。

 

それは、数学用語を学ぶ機会が圧倒的に少ないためです。

 

学校の授業でも最初の方に触れるくらいで、それ以降は知っていることが当たり前のように様々な問題に出てきます。

 

一つ一つの用語は些細なことかもしれませんが、これが入試の時に致命的になることがあります。

 

「そういえば数学用語ってあまり意識していなかったな・・・」

 

そう思ったあなた!

是非これを機会に数学用語に対する意識を持ってくれたら嬉しいです!

 

小学生(4年〜6年)で登場する数学(算数)用語

では、今日は小学生で学ぶ算数用語について整理したいと思います。

 

え?馬鹿にしないでって?

 

全く馬鹿にしていません。

それほど用語は重要であることを伝えたいのです。

 

 

では、

文部科学省が発行している学習指導要領に掲載されている算数用語(4年〜6年)を紹介します!

 

 

ただ何となく見るのではなく、今から示すそれぞれの算数用語・記号について、

 

「自分なりに説明できるか」を意識しながら見てみてくださいね!

 

小学4年生に登場する算数用語

では、まず小学4年生に登場する算数用語です。

 ① 和 差 積 商 以上 以下 未満
 ② 被除数 除数 商 余り 
 ③ 真分数 仮分数 帯分数(参考:真分数 仮分数 帯分数
 ④ 平行四辺形 ひし形 台形
 ⑤ 平行 垂直 対角線
 ⑥ 立方体 直方体 平面
 ⑦ 交換法則 結合法則 分配法則

この中で忘れがちな用語は、

②、③、⑦ではないでしょうか。

 

その中でも②の用語はかなり重要です。これは、

 

被除数(割られる数)=除数(割る数)× 商 + 余り

 

という関係を持っており、中高生でも活用する場面があります。

 

小学5年生に登場する算数用語

次に小学5年生に登場する算数用語についてです。

 ① 公約数 公倍数
 ② 最大公約数 最小公倍数 偶数 奇数 約数 倍数
 ③ 通分 約分
 ④ 体積
 ⑤ 合同な図形 多角形 正多角形
 ⑥ 内接 外接 (参考:三角形の内接円・外接円
 ⑦ 円周率
 ⑧ 底面 側面 角柱 円柱
 ⑨ 比例
 ⑩ 円グラフ 帯グラフ

この中で忘れがちな用語は、

⑥内接・外接、⑩帯グラフではないでしょうか。

 

特に内接、外接は中学、高校で頻出します。必ず押さえておきましょう。

 

 

小学6年生に登場する算数用語

最後に、小学6年生に登場する算数用語についてです。

 ① 縮図 拡大図 対称な図形
 ② 線対称 点対称
 ③ 比例の式、表、グラフ
 ④ 反比例
 ⑤ 平均 度数分布(参考:度数分布表

 

いかがでしたか。

それぞれの用語を見た瞬間、何を意味するものかイメージが湧きましたか。

 

当たり前のように知っている用語もあれば、

あれ?何だっけ?という用語もなかったでしょうか。

 

 

これらは必ず全部覚えておく必要があります。

 

なぜなら、数学は積み重ねの教科だからです。

一度学んだと見なされたことは、その後(中学、高校)当たり前のように使用してきます。

 

もし知らない用語をそのままにしてしまい、いざ入試本番で知らない用語が出てきてそのせいで問題が解けなかったら・・・

 

そんな悔しい思いはして欲しくない!

 

数学ができないのは、センスがないとかではなく、積み重ねていないだけなんです。

 

どうか自分を、数学を、責めないで・・・

確実に、着実に知識を積み重ねれば、必ずできるようになります。

 

 

数学用語を覚えるもう1つのメリット

また、数学用語を覚えるメリットがもう1つあります。

 

それは、

 

数学の本質的な理解に役に立つ!

 

ということです。

これは、特に理系数学の人には知っておいて欲しいのですが、

 

例えば、

 

円周率とは?

 

という問いに対して、皆さんは何と説明しますか。

 

 

「円の面積や球の体積などを求めるときに使用するやつだ」

「3.14とかπ(パイ)のことだ」

 

といった感じでしょうか。

 

でも、それは本質的な理解とは言えません

 

もちろん、そこまで理解していなくても問題を解くことはできるかもしれませんが、本質的な問題(理系大学に多い)にぶつかった時に対応できない可能性があります。

 

 

円周率の本質的な意味(定義)とは、

円の直径に対する円周の長さの比率のこと

 

です。

 

つまりどういうことか。

 

世の中にある全ての円は、

直径に対し円周の長さが常に3.14倍になっている

 

ということです。

 

 

用語をなんとなく理解しているのと、本質的に理解しているのとでは応用力に差が出ます。

 

数学の答えには全て根拠があります。

 

ぜひ、数学の用語を意識しながら受験勉強に取り組んでみてくださいね!

 

まとめ

今回は数学(算数)用語の意義について説明してきました。

 

日本語もそうですが、言葉を正しく理解することは非常に大切です。

 

用語を正しく理解しているから、問題文をしっかり理解することができ、

問題文をしっかり理解できているから、正しい解答ができます。

 

 

これを機に、

皆さんが少しでも数学(算数)用語の必要性を感じ、意識を向けてもらえたら嬉しいです。

 

 

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