武田塾はなぜ授業をしないのか?
こんにちは!
京急杉田駅 徒歩1分
大学受験予備校・個別指導塾学習塾
武田塾 杉田校です。
こちらの記事では武田塾は何故授業をしないのか?ということについてなるべく詳細に説明していきたいと思います。
重要なポイントは3点。
1.授業を聞いているだけで成績は伸びる?
2.逆転合格を成し遂げるためには何が必要か?
3.教えられていないことは出来ない?
こちらの順番でご説明いたします!
武田塾は何故授業をしないの?
①授業は「わかる」だけ。自学自習で「できる」ようにする。
勉強の3ステップは「わかる・やってみる・できる」
今までのように授業を受けただけでは成績は伸びません!
武田塾勉強法マニュアル「理解」より抜粋
学校や予備校の社会の授業を思い出してみてください。
その授業では、先生が黒板に書きながら時代の流れや語句の説明をしていると思います。
みなさんはその流れを聞きながら、黒板をノートに写していると思います。
武田塾ではこの段階を「理解」の段階と呼び、
「わかる」段階だと考えています。
ここでわかったから成績が上がるか、というとそうではありません。
もし、授業を聞くだけで成績が上がるのであれば、
みなさんは定期テスト前には勉強しなくても 平気なはずです。
重要なのは
「やってみる」
=「実践する」こと。
何度も実践を繰り返してやっと「できる」=テストで点が取れるようになります。
武田塾は「わかる」ことよりも「やってみる」「できる」を重視したシステムになっています。
「自学自習」とは学習の三段階の「やってみる」「できる」に当たる部分です。
理解した知識は自分の中で再構築することが重要です。
武田塾勉強法マニュアル「再構築」より抜粋
では、どうしたら成績が上がるのでしょうか?
おそらく授業で黒板を写したノートを完璧に暗記すれば成績が上がると思います。
ノートに赤ペンを引いてシートで隠し、重要語句や流れを隠されても言えるようにするのです。
間違った問題一つ一つに×をつけながら全問正解にするのです。
そうすれば、ノートを丸暗記した状態になりますから、定期テストや模試は怖くないと思います。
習った範囲の穴埋め問題集を全問正解にすることでも同様の効果があるはずです。
武田塾ではこのノートや問題集を覚える段階を「演習する段階」、
すなわち、授業内容を自分なりに組み立てなおす
「再構築」の段階だと考えています。
また、再構築した知識も時間を経るとどうしても忘れてしまいます。
有名な話では「記憶は20分後には42%、1時間後には56%、1日後には74%が失われる」というエビングハウスの忘却線理論があります。
なので再構築した知識は繰り返し復習することで記憶に定着させなければなりません。
武田塾勉強法マニュアル「記憶」より抜粋
最後は「再構築」の段階で全問正解にしたことを繰り返して、
記憶を「完全定着」させます。
人は一度全てを解けるように、言えるようにしたとしても時間が経てばまた忘れてしまいます。
ですから、復習では毎回「全問正解にすること」を繰り返し、
忘れてしまう部分を減らさなければいけません。
復習とは「記憶を完全定着させる段階」であり、
入試まで知識をキープしておくための段階ということです。
理解した記憶を再構築しそれを定着させることではじめて「できる」=「試験で得点が取れる」という段階に辿り着くことが出来るのです。
これこそが勉強の本質であり武田塾が授業を重視しない理由の一つです。
次は「勉強の効率化」についてご説明いたします。
②みんなと同じペースでは逆転合格はできない。
上の図の黒い矢印は一般的な予備校が設けている通年のコースです。
スタートラインをみると早慶コースは春の段階で偏差値60となっています。
現状の偏差値が60より低い場合は最初から授業について行けないことがほとんどです。
偏差値が志望校のコースのスタート地点より低い場合、みんなと同じペースで勉強しても逆転合格は出来ません。
他の生徒がやっていない
最も効率的な勉強法
「自学自習」
で勉強を進めることが必要です。
武田塾は授業を必要がないと考えているわけではありません。
より短期間の内に成果を上げるための手段として授業をしないという選択をしています。
武田塾は自学自習の管理のための塾です。
その仕組についてもう少し詳しくご説明いたします。
③自学自習の徹底管理!主体性のある勉強が重要!
一人で勉強する時間を徹底的に効率化するために武田塾では毎日やるべき課題を「宿題」として明確に全指定します。
こうすることで毎日「何を勉強すればいいのか」で迷うことはなくなります。
そして1週間後、個別指導の前にやってきた宿題が確実に身についているかどうかチェックするテストを行います。
確認テスト後の個別指導では日々の勉強が間違ったやり方で進めていないか、自分の言葉で説明できるレベルまで理解しているかなどを細かくチェックします。
それを踏まえてまた1週間の課題設定をしていきます。
①宿題の設定→②確認テスト→③個別指導→①宿題の設定→②確認テスト…
この繰り返しが武田塾の考える自学自習の最も効率的な形です。
従来型の個別指導塾ではどうしても「教える」という側面が強く、「教えられていない事は出来ない」という固定観念を持ってしまうという問題がありました。
武田塾の個別指導は「教える」という発想ではなく「日々の勉強の質を向上させる」ことに主眼を置いています。
参考書の使い方、ノートのとり方、復習のやり方、科目毎の時間配分、疑問の解決の仕方などを徹底的に管理することで、日々の勉強の質を向上させることで、「自分自身で学ぶ」という力を養っていくことが最も効率的な勉強法だと考えています。
以上が武田塾が授業をしないという理由の説明になります。
まとめると
1.授業を聞いているだけでは成績は伸びない。理解した知識の再構築と定着が大事。
2.逆転合格を成し遂げるためには勉強の効率化が必須。授業を聞いてる時間はない。
3.「教えられていないことは出来ない」という固定概念は間違い。自分自身で学ぶ姿勢が重要。
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