武田塾2016年度合格実績・合格速報

【立教大学合格】まさしく偏差値2倍以上。超逆転合格だー

【プロフィール】

埼玉県秩父市在住/県立熊谷高等学校卒(剣道部所属)

【出身高校の偏差値と得意科目、苦手科目】

通学していた熊谷高校は、一応県内では進学校として知られている(偏差値69)。しかし通学に片道1時間半(往復で3時間)、さらに剣道部の練習に明け暮れる日々だった。高校時代の模試での偏差値は20~30程度だったので、受験した大学すべて落ちた。あまりにも当然すぎる結果で、ショックさえ感じなかった。

《得意科目》:当然のように無し

勉強が好きでなかったし、出来事を覚えるだけの日本史が少々マシなぐらいで、ほかは全滅。

《苦手科目》:これまた当然のように全部

とりわけ英語の成績は壊滅的だった。

【合格した大学の受験科目】

英語・国語(現代文・古文)・日本史

大学受験へ向け、ゼロからの出発

剣道では、インターハイで上位にいかないと大学への推薦がない。自分はそこまでの結果が出せなかった。中学・高校と必死で頑張ったとは思うが、大会で結果を出すまでには至らなかった。正直なところ、こんなはずではなかったという思いがある。
いくら進学校の熊谷高校とはいえ、赤点ギリギリで、かろうじて卒業できたような成績では、どこの大学にも受からない。思ったとおり、受験した大学すべてに落ちてしまい、浪人することになった。
ところが、何をどのように勉強したらいいか、かいもく見当が付かない。そもそも勉強するという習慣から離れた高校の3年間だった。さらに家庭の経済的な理由から、宅浪もやむを得ない状況だった。

武田塾との出合いから、すべてが始まった

何をどう勉強したらいいのか、勉強方法がわからず途方に暮れていた。予備校にも塾にも無縁で、相談する相手もいない。そんなときに偶然、ネット上の口コミ情報で武田塾の存在を知った。
HPへリンクしたら、勉強方法が書いてあり、自学自習をうたい、「独学を支援」しているという内容に魅かれた。ちょうど私が通っていた高校のある熊谷にも熊谷校が4月にオープンしたとも書いてあり、無料で受験相談に乗るという。
さっそく受験相談を受けに武田塾熊谷校に出向いた。そのとき、受験相談に応じてくれたのが、当時の熊谷校の校舎長、長谷川先生だった。話を聞けば聞くほど自分には、受験勉強をしっかり管理してくれて、いま何をやるべきかを教えてくれる武田塾の存在が欠かせないと思えた。
しかし経済的理由から、塾通いなんてとんでもないと思っている母がいる。ここからが一苦労だった。武田塾で勉強できるように、いろんな人に母親を説得して貰った。武田塾の長谷川校舎長や、高校時代の剣道部の顧問にも母を説得してもらい、1ヵ月弱かけて、やっと武田塾へ入塾する許可がおりた。なんとか武田塾の熊谷校に入らせて貰えることになった。
その間、武田塾の体験期間があったので、課題は出されていた。自分の受験勉強は、まさにこのときから始まったと言える。

中学時代の勉強からやり直し

英語は、日本語と違うから苦手だった。単語とか文法とか一切やっていなかったので、中学校のときのテキストから武田塾でやり直した。考えてみれば高校受験で熊谷高校に受かったときにも英語の試験があったが、今思えば英語で点数が取れたなんて、奇跡だったとしか思えない。
国語は、母国語と言われても、書いている人の意図に従わなければいけないのでそれが苦手だった。言わんとすることが、ちんぷんかんぷんで読解できず、これまた苦手だった。やはり初歩の初歩から勉強せざるを得ず、武田塾が推薦してくれる参考書を、一冊一冊完璧にする努力をした。
そんな参考書も積み重なれば凄いもので、一年間で50冊にもなった。イヤイヤやっていたとはいえ、50冊もの参考書を完璧にしたという自信が、受験のときに役立ったと思う。

指示された課題を着々とやるしかない

毎日10時間は勉強した。朝7時に起床、8時から勉強をはじめて、少し経った8時半には家を出て熊谷市の図書館で勉強。武田塾熊谷校は午後1時オープンなので、夜9時半まで自学自習。電車移動が毎日往復3時間あるので、その間は勉強したり寝ていたり。ただひたすら、この繰り返しだった。
浪人してから、模試は受けていない。自信が無くて受けられなかった。どうせE判定しか出ないのはわかっていたし、お金ももったいなかった。自分の実力は、模試ではなく過去問題を解くことで知ればいいと思っていた。
9月に立教大学の英語の過去問題を解いたとき、なんと3割しか点数が取れなかった。それでも武田塾の先生から「ただやるしかない」と言われ、それから5ヵ月間、ただただ辛抱して英語に特化して勉強し続けた。自分が成長しているのかスランプなのかわからなかったけれど、武田塾の指導に従って、ただひたすらやるだけだと割り切っていた。

受験、そして合格

自分は体育会系剣道部なので、受験直前の1月末に、気合いを入れるために坊主にした。そういえば武田塾熊谷校は「気合いで乗り切る」という体育会のノリだった。武田塾熊谷校の事務の鈴木さんがバリバリの体育会系で自分と波長が合い、以心伝心で楽しかった。
先生方もみんな、非常に個性的で面白い人が多かったし、和気あいあいとした雰囲気が、迷わずリラックスして勉強に集中できた大きな要因だったと思う。
まずは専修大学の経済学部を受けて合格。早稲田大学も受けたのだが、ここは合格できなかった。実は早稲田大学が第一志望だったので、立教大学の入試のほうはそれほど緊張しなかった。早稲田の試験には漢文もあり、現代文と古文だけで受ける立教大学とはレベルが違ったし、英語のレベルも相当違っていたようだ。
とはいえ、偏差値が20から30程度しかなかったことを思うと、立教大学に合格できたことは夢のまた夢、奇跡が起きたと思っている。武田塾に出合えて本当に良かった。
これからは、高校教師になることが次の夢だ。高校の剣道部の顧問になるために大学で精いっぱい学んで行こうと考えている。あえて高校の顧問になりたいのは、小中高の中では一番部活に打ち込めるからだ。そして、自分が住んでいる過疎化した秩父市を立て直すことも、もう一つの夢だ。叔父や祖父も行政で秩父市を盛り立てているので、自分もそれを引き継いで、「やってやりてえ」と思っている。

受験生のみなさんへ

受験勉強は、ただひたすら辛抱することしかないように思います。好きで勉強している人なんていないんじゃないでしょうか。これからの自分の大学生活が楽しいかどうかはわかりませんが、大学に入って、部活を目一杯できることをモチベーションに、自分は耐え抜くことができました。
先にも書いた、私が格闘した50冊の参考書、全部の参考書を重ねて写真を撮りました。この参考書は自分のように学費が捻出できない後輩のために、写真だけ撮って武田塾熊谷校に全部寄付しました。機会があれば使ってもらえると嬉しいです。
そういえば武田塾の自習室、椅子の座り心地が凄くよく、リクライニングもするので、いくらでも座って勉強ができました。武田塾の椅子にも感謝です。

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