武田塾2016年度合格実績・合格速報

【法政大学合格】大学受験で、学問の楽しさを知ったバンドリーダー

【プロフィール】

神奈川県伊勢原市在住/神奈川県立神奈川総合高等学校国際文化コース(軽音楽部所属)

【出身高校の偏差値と得意科目、苦手科目】

出身校は、偏差値63程度のレベル

《得意科目》:物理と英語

ただし、どちらも得意科目といえるようになったのは武田塾に入ってから

《苦手科目》:化学

落ちてしまった大学では入試に使ったが、英語・物理・数学のほうが大事なので、勉強の絶対量が足りなかったと思う。もともと苦手だった。

【合格した大学の受験科目】

数学・英語・物理

けっこうイケてた、高校時代

部活の軽音楽部では、部長を務めていました。 高校生の中では、あいかわらず軽音楽部が流行っています。現役時代はバンドばかりしていて、勉強はほとんどしていません。高校時代、本格的に5人組のバンドを組んで、オレがギターを弾いて、バンドリーダーをやっていました。
最初は、椎名林檎が歌う「東京事変」のコピーバンドからスタートして、オリジナル楽曲も作って演奏したりして、すごく好評でした。文化祭に出たり、横浜の高校生が集まるコンテストに出て賞を貰ったり、NHKのテレビ「スクールライブショー」にも出場したことがあります。
そんな状態だったので、気持ちとしては高校3年の4月から受験勉強を始めたものの、正直いうと勉強は片手間で、バンドばかりしていました。夏以降は少し焦り始め、多少勉強を始めましたが、あまり質が良くない勉強を漫然としていたので、成績が上がるはずもありません。

これじゃ希望する大学には入れない

浪人しようと決めたとき、まずは予備校を考えました。でも、オレの今のレベルじゃ、河合塾や代ゼミに行っても「日東駒専」を目指すクラスに入って、そのままステップアップできないで、「日東駒専」に合格できてオンの字みたいなものです。
でもオレは、もうちょっと上の大学へ行きたいと高望みしていました。しかし、予備校でMARCHクラスの授業をとったところで、授業についていけないのも明白です。
それと進路ですが、ずーっと宇宙工学のエンジニアになりたいと思っていました。人工衛星を作ったり、宇宙探査をしたい。ところが、それをやっている大学は少ない。第一志望の大学は、国立の首都大学ですが、法政大学でも航空系がかなり強い研究をしていると聞いていたので、この2校と、あとは早稲田大学も念頭に在りました。
河合塾などの予備校じゃ、オレは満足できないと親に話したら、どこで調べて来たのか、武田塾を教えてくれました。伊勢原市の自宅からも武田塾の厚木校は近いし、自転車で通えるので「いいかもしれない」と思って武田塾の受験相談を受けに行きました。

武田塾の受験相談で

今でも忘れていません。武田塾厚木校に受験相談に行ったのは、3月31日でした。話題は、現役時代の過去一年をどう過ごしたのかという話と、これからの話です。
その場で、「宇宙工学が簡単じゃないことはわかっています。だからこそ、志望校は高望みしたいんです」と、武田塾厚木校の横田校舎長さんに話しました。横田校舎長は凄く優しかった。最初に「現役時代の受験は、結果的には駄目だったかもしれないけれど、それでも頑張ったんですね」と慰められた。
そのとき、人には言わなかったけれど、全部の大学に落ちてしまったことで、だいぶ参っていました。出身校が進学校なので、周りの友人はほとんど希望する大学に受かっています。そんな中での自分に対する劣等感もあったし、トコトン凹んでいたのです。
そんなオレへの、横田校舎長の言葉は泣きたいほど嬉しかったことを忘れていません。横田校舎長がオレを認めてくれたことが嬉しくて、その後一年浪人して、武田塾で勉強する励みになりました。

合格までは、遥かに長い道のりだった

最初から、現役時代に勉強をおろそかにしていた結果が押し寄せて来ました。現役時代には、得意科目なんて何もなかったのです。全教科、苦手科目です。物理だって、もともと現象みたいなのが好きで、恐竜なども好きでした。博物館なども好きで、よく通ったりしていたのですが、本当の基礎から物理を勉強して、「ああそういうことだったのか」と疑問が解決したのは、武田塾に入ってからです。
得意科目に英語も書きましたが、これも武田塾に入ってから、得意科目と言えるようになったのです。
将来、英語を使う仕事に就くのも面白いと思っていたのですが、単語帳をちゃんとやって、長文やコラムを読めるようにすることで、英文に触れることが好きになりました。単純に読めるようになったのが好きになった理由だろうと思います。
朝8時に起きて、9時か10時過ぎから勉強をスタート、夜はだいたい夜中の2時までの夜型生活です。ただし昼間の息抜きも多かったし、けっこう昼寝もしていました。午前中は図書館、午後の1時からは武田塾の自習室でラストまで、あとは夜中まで自宅で勉強というスタイルでした。

一人での自学自習は、寂しかったけど

高校時代は、けっこう弾けていた自分です。音楽活動は完全に休止していたし、一人で自学自習する寂しさはありました。模試の結果も、法政大学は高校3年生のときはE判定、浪人した春はC判定、それが浪人してからの受験で合格です。
なだらかに成績が伸びたし、自分でも勉強の手ごたえがありました。特にスランプを感じることもなく勉強できたのは、いま何を、どのようにして、いつまでにやるか、武田塾が教えてくれたお蔭だったように思います。さらに、「どんなに努力してきても、当日の成績が振るわなかったら落ちるんだ」「受験直前で気持ちを取り乱すぐらいだったら、勉強しているほうがいい」と、武田塾の担当の先生が言ってくれたので、落ち着くためにも勉強をしていました。

学問の面白さに触れたのは武田塾に入ってからだし、勉強の方法も、大学受験の攻略法も、教えてくれたのは武田塾でした。
先にも書いたように、宇宙工学のエンジニアになりたいと思っています。人工衛星を作ったり、宇宙探査をしたい。JAXAなどで働きたい。地球に留まっているのは、限界があると思うからです。
ただの学問的追求のために宇宙へ行くのではなく、貧困国や世界中の紛争をなくすためには、地球規模で解決するのは、無理があると思います。地球の貧困層、恵まれない人たちのために宇宙探査に行くことが、これからの人類がするべきことだと思っています。

これから受験される方へ

「やるべきことは、やるべきときにやる」ことが大切です。
一人で勉強していたので、多少哲学的になってしまいましたが、自分が今何をするべきかを考えて行動することが大切だと思います。何も考えずに勉強したり、休んだりするのではなく、武田塾の一週間のペースで、今何をするべきかを考えることが、その都度大切になってくるのが受験生だと思います。

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