ブログ

【武田塾湘南台校】東京農工大学について解説します!

こんにちは、武田塾湘南台校講師の末吉です!

すでに大学群 電名農繊 のご紹介と電気通信大学、名古屋工業大学の紹介を行いました。

 

今回は

東京農工大学

について解説していきたいと思います!!

 

東京農工大学について

東京農工大学は1949年に創立された国立大学です。1874年に設立された内務省内の学問所が前身となっています。

東京農工大学の一つの特徴として少人数制教育があげられます。

教員に対して学生という徹底ぶりです。特にマンモス私立大学では教員あたりに対して学生30もいるため、東京農工大学は学生に対して手厚く指導を行う大学だといえるでしょう。

また、電気通信大学や名古屋工業大学とは違い、女子比率が高いです。

特に農学部では男女比が1:1になるほど女子の比率が高く、また女子が少なくなりがちな工学部でも比較的に比率が高くなっているようです。ほかの国立大学にはない魅力が多くある大学ですので、パスナビなどのほかのサイトでさらに詳しい情報を調べてみるとよいでしょう!!

 

 

東京農工大学の学部について

東京農工大学は2つの学部を所持しております。

・工学部

・農学部

工学部の中に様々な学科があります。

生命工学科、生体医用システム学科、応用化学科、化学物理工学科、機械システム工学科、知能システム工学科の6学科を所持しております。

農学部に関しても

生物生産学科、応用生物科学科、環境資源科学科、地域生態システム学科、共同獣医学科の5学科を所持しております。

東京農工大学は特に工学部でも化学、生物分野での学問が中心となっております。ほかの工学部でありがちな建築学科、電気電子工学科などの物理色が強い学問がないのが特徴の一つとなっております。

また、国立では唯一農学系に特化している大学といえるので、農学系に興味がある人は選択肢の一つとして考えるのはよいと思います。

また、共同獣医学科という獣医の道を目指す人向けの学科があるのもポイントです。

関東地方内の国公立大学の中で獣医について学べるのは東京大学東京農工大学の二つしかありません。貴重な都内の獣医学科ですので、獣医師になりたいかつ都内で一人暮らししたいという学生にはピッタリの大学だと思います!!

 

A782815A-C176-40EC-BCAA-C1A734679E14_4_5005_c

 

 

キャンパスの所在地について

東京農工大学は主にキャンパスを保持しています。

下記の表にキャンパス名とキャンパスに設置している学部を載せました。

 

キャンパス名 設置学部
府中キャンパス

農学部

小金井キャンパス

工学部

 

府中キャンパスは東京都府中市にあるキャンパスです。最寄り駅は京王線の府中駅もしくはJR武蔵野線の北府中駅、中央線の国分寺駅のいずれかになっております。北府中駅が最も近いですがどの駅からも通うことができます。

小金井キャンパスは東京都小金井市にあるキャンパスです。最寄り駅は中央線の東小金井駅です。府中キャンパスは上記の駅からどれも10分以上歩く必要がありますが、小金井キャンパスは駅から歩いて8分ほどのところにあるので立地はとても良いです。

しかし、東京と聞いて渋谷や新宿の近くにある大学だと地方の学生は考えるかもしれませんが、上記のキャンパスは東京都の郊外的な位置なので、通ってみたら何か違ったという想像とのギャップが発生するのでしっかりと調べるように注意しましょう。

 

B6FDF1B7-A1F0-45E2-941C-4FA98C5268B3

 

入試難易度について(前期のみ)

東京農工大学は

国公立大学であるため、共通テスト大学独自の2次試験があります。

共通テストは国立大学特有の5教科7科目です。

2022年度共通テストは数学の難易度がとても高かったため、工学部では共通テストのボーダー得点率は69%、農学部では70%なっていますが、例年であれば必要なパーセントは75%くらいです。二次試験に自信があるのであれば、6割台でも勝負してもよいと思います。5教科7科目で70%とるのは難しいですが、しっかりと基礎を固めていけば、とれる点数かと思います。

二次試験の科目は数学、英語、(物理、化学、生物から2こ)の3教科4科目とです。

問題のレベルとして

横浜国立大、千葉大などの難関国公立の問題と同等レベルです。

私立大学と違って数学は選択問題がないところが国立の特徴です。ですので、感や運がまったく意味なく、しっかりとどのように解いたのかを論理的に示していく記述型なので、日々の学習から記述式のやり方になれることが大事になってきます。

問題はとても難しいということはなく、良問が多いです。ですので、確実に5割以上は取りたいところです。特に微分積分で大門4つ中2つでることもあるので、微分積分を完璧にするだけでもしっかりと半分の点数を取ることができるでしょう。特に数学3の比率が高いです!!

また、二次試験の配点は工学部では数学350点、理科2科目400点、英語150点、農学部では数学200点、理科2科目300点、英語200点となっており、工学部では英語の配点が数学の半分もありません!!数学、理科が得意な生徒は東京農工大はお勧めといえるでしょう。

最後に学科の偏差値表を示します。

まず工学部です。

科類 偏差値
生命工 52.5
生体医用システム工 52.5
応用化学 52.5
化学物理工 52.5
機械システム工

55

知能情報システム工 55

次に農学部です。

科類 偏差値

生物生産

50
応用生物科学 52.5
環境資源科学 52.5
地域生態システム 50
共同獣医 62.5

偏差値表を見るとき、この偏差値は中央大学や法政大学とほぼ同じ偏差値になるかと思います。ですが、問題のレベルはMarch以上ではあります。また、国立大学は5教科7科目+3教科4科目なのに対して、私立大学は3教科3科目で受験できる大学が大半です。

ですので、偏差値が一緒だからといっていけるとはかぎりません。私立大学には私立大学特有の難しさ国立大学には国立大学特有の難しさがあるため、それぞれの対策をしっかりと行いましょう。

 

まとめ

今回は東京農工大学について解説しました!

次回はラストの京都工芸繊維大学について解説していこうと思っております!!

ここまで読んでくれた方で、大学受験について心配だったり、何を始めればいいかわからないという方は武田塾では無料体験相談を実施しております。

受験のプロの方がその子にあったプランを提案したり、また武田塾の勉強方法を伝授します!下の無料体験相談を押して受験に対する不安やお悩みを解決しよう!!

武田塾ロゴ

無料受験相談

 

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる