みなさんこんにちは!
JR静岡駅から徒歩7分、
静岡県静岡市の大学受験生向け学習塾
日本初、授業をしない塾
武田塾静岡校です。
今回は少しシュールなタイトルですが…
ブログにするのに良い話題がないか、と考えていた時、
「受験は時間との勝負だ。つまり、いかに無駄を省けるかが大切なのでは?」と思い、
このテーマに決めました。
現役東大生、相生昌悟さんの記事から私が得た情報を、自分なりにアレンジしてお伝えできればと思います。
努力をしても、報われない?
みなさんは、「努力は報われる」「努力は人を裏切らない」という言葉についてどう思いますか?
正しいと思う人も、間違っていると思う人もいると思います。
相生さんは、これらの言葉について、「言葉が足りない」とおっしゃっています。
「しっかりと目的を明確化した努力は報われる」、という条件がつけば、正しいのではないかとのことでした。
私もこの言葉には非常に共感できます。
小さい頃はがむしゃらに頑張り、時間をかければできるようになることも多かったけれど、
歳を重ねていくうちに、そして特に高校の勉強では、ただ「やればいい」というわけではなくなったと感じます。
読んでくださっている皆さんの中にも、共感してくださる方がいるのではないでしょうか。
前述の通り、努力が報われる時もあるけれど、
ガムシャラでなんの意味もない努力では、いつまでたっても目標は達成できませんよね。
逆に、努力の目的が明確で、「何を努力しなければならないのか」が見えているのであれば、
必ず努力は報われると相生さんは言います。
自分に足りていないところや自分が到達したいと思っている部分をしっかりと把握して努力をしていれば、必ず報われる。
そして東大生は、この「目的」の作り方がしっかりしているそうです。
「努力の目的」の明確化の能力が優れている、ということです。
努力が報われない人や、頑張ってもなかなか知識を吸収できないと思っている人たちの共通点は、
実は「ゴールが明確になっていないこと」に尽きると言います。
例えば、何冊も本を読んでいるのにもかかわらず、なかなかその知識が身についたような気がしない……
という悩みは割と多くの人が抱えていると思います。
それは、本を読む目的が明確化されていないことが原因だそうです。
「どうして自分はその本を読むのか?」という目的が明確になっていないから、
本から得るべき知識を吸収しないままに本を読み進めてしまっていて、
最終的に何も残らなくなってしまうのです。
確かに、本は何となく読みたいから読む、
でも読むだけだと内容はいつしか忘れてしまいますよね。
ではどのように読書をすればよいのでしょうか?
読書でも必要な知識だけをインプットする
多くの場合、「何冊も本を読むこと」自体が読書の目的になっている場合が多いと思います。
これでは、手段と目的が逆転しています。
目的があって本を読む、のではなく、
本を読むことそれ自体が目的と化しています。
逆に東大生は、「何冊も本を読む」ことを目標にはしないそうです。(意外でした)
「知識を得たい」と言う場合、どんな知識が欲しいのか、しっかり明確にしてから本を読むので、
ちょっと読んで「違うな」と思えば買うことも読むこともしないし、
買っている場合でも、そう言う場合は読むのをやめて売りに出すそうです。
多くの人は「買ったから読まないと損だ」と思うのではないでしょうか?
しかし東大生の場合は「自分が求めているものが書かれていないものを読むのは損だ」と判断するのですね!
また、東大生は、「こういう知識を得たい」という解像度がとても高いと言います。
「この分野の、この領域の、こういう場面で使えるような、こういう知識が欲しいんだよな」
ということを細分化して明確にしているのそうです。
例えば「ある分野の基礎的な知識を得たい」と思った場合、
「取りあえず基礎の部分の知識を得たいわけだから、基礎じゃない部分は省いて読もう」と解釈し、
応用的な内容があればすぐに切り捨てを行うそうです。
つまり、目的が明確なら、ムダな努力をする時間も生まれないのだと相生さんは言います。
確かに、言われてみれば納得ですよね…
「切り捨てる」ことは何か悪いことのように思ってしまっていたのですが、
相生さんの言う通り、自分にとって不必要な部分を読むのは時間の無駄だと感じました。
ここまで読んで、気になった方も多いと思うのですが、
東大生は「目的を明確にする」能力をいつ身につけているのでしょうか?
相生さんによると、それは受験の時だそうです。
詳しいことは次回のブログに記載しますね!!お楽しみに!!