悪魔のような定期テスト

新学期もはじまり、やがては学校から成績が出ます。成績はいいものが出ることに越したことはないです。いい成績を出すためには、‘定期テスト’でいい点を取ることが重要なのはみんなわかっているのに、いざ勉強しようと思っても気づいたらテスト1週間前。「もっと早くやればよかった・・・」なんて毎回思いながら、適当に勉強を始め、結果はもちろん満足のいくものではない。こんな経験ありませんか？でも、せっかく1週間勉強したのだから結果は残したい！そんなあなたに向けた、点数をとる定期テスト対策を紹介します！

定期テスト対策は“効率”が肝

では、定期テスト対策はなにをすればいいのか。これについて、「テスト対策」と「なにをするのか」の二つに分けてわかりやすくかみ砕いていきます。

まずテスト対策を行う理由は、上記にもある通り、「少しでもいい点数を取りたい」からです。（だって点数が上がれば成績が上がって、成績が上がれば推薦がとれて、選択肢が増えるから、今後・・）。

次に、なにをすればいいのか。これの答えは明確です。勉強です。遊ぶ？寝る？食べる？いいえ勉強です。

つまり「テスト対策は何をすればいいのか」は「テストで点数を取るためには、どんな勉強をしたらいいのか」に、置き換えることができました。

確かに、“たくさん勉強”をすればいやでも点数は上がります。しかしこの“たくさん勉強する”と、たくさんの時間を使うことは違います。

勉強を式で表してみると勉強量は

勉強量＝時間［時］×効率［勉強量/時］

で表すことができます。

この式は

・ある人は1時間あたり50勉強量できるとすると、2時間で100勉強量になる

・ある人は1時間あたり20勉強量できるとすると、3時間で60勉強量にしかならない。

ということを表しています。つまり“たくさん勉強”をするためには時間ではなく、効率が重要なのです。ただでさえ、テスト前は時間が限られているため、いい点数、いい勉強をするためにはやっぱり効率が重要なのです。

“効率”を上げるために

では勉強の効率を上げるためにはどのようなことが考えられるでしょうか。

効率ときいたら、

集中する
勉強方法を変える

主にこの二つが考えられます。集中するためには環境を整える、計画を立てるなど、それぞれにあった方法があるので、ここでは2つ目の勉強方法を紹介していきます。

紹介する前に、そもそも勉強とはどのようなものだと考えていますか？私は、わからない部分を埋めるものだと考えています。難しい本を読む、教科書を読む、計算することは勉強ではありません。わからないから、難しい本を読む、教科書を読む、計算することでそれを埋める、これが勉強です。わからないものが埋まれば、テストでわからないものに遭遇することもないため点数が取れます。

話を戻すと、「効率を上げるための勉強方法」とは、「わからない部分を埋める効率的な方法」ということになります。

では“わからない部分を埋める効率的な方法”とは何かというと

「頭がいい人（先生や友達、親？）に勉強を教える」

です。

本来の勉強方法(受験や資格の勉強、時間がたくさんある人)は、

自分で始めから勉強
わからないものが出てくる(いつ出てくるかわからない)
理解するまで考える(長い時間をかけて)
どうしてもわからない
人に聞く
理解する

これの繰り返しです。この方法は自分の力で考えることがメインであるため、思考力、想像力が鍛えられ、将来的に頭がよくなります。しかしどうしても時間がかかってしまう。効率の面でいったら最悪です。時間がないテスト前にこれをやると、勉強量は落ち点数をとることができません。ではどうするのか。上記の6つの過程の中でかなり時間が取られるのは②と③です。

②はいつ、どこにでてくるかわかりません(わかったら能力者)。しかしこれを早く見つける方法があります。それは人に教えることです。自転車に乗れない人が自転車の乗り方を教えることはできません。つまり、わかっていないと説明できないのです。人に勉強を教える途中であれ？ってなったらそこにわからないものがあります。

③は理解するのに自分の力だけではどうしても時間がかかってしまう。では時間をかけないで答えを知るにはどうしたらいいのか。それは「人に聞く」です。

つまり、頭がいい人に勉強を教えて、わからなかったらその場で聞く。これができれば上記の6つの過程の3つをショートカットでき、効率よくわからないものを埋めることができるのです。