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【高3生必見】センター試験終了から私立入試までにすべきこと

文系受験生が私立入試までにすべきこと

 センター試験が終わったら、私立文系学部の志望者はまず社会の過去問演習を進めましょう。私立文系学部の社会では、センター試験よりもはるかに深い知識が問われることがあります。ただし、幅広い分野から出題されるとは限らず、特定の分野について細かな知識が問われるケースが多いなどの傾向があるかもしれません。まずは過去問を数年分解いてみて、特に詳しい知識を身につけておくべき分野を探りましょう。世界史・日本史の歴史系科目を受験する場合は特に要注意です。

 重点対策をするべき分野が分かれば、教科書だけでなく資料集や用語集も活用しながら、知識レベルを上げていってください。知識がある程度身についたと思った段階で再び過去問を解いて得点アップを実感できれば、モチベーション維持にもつながります。

 私立大学受験生の多くは、複数の大学を併願することでしょう。センター利用入試を受けた人も少なくないはずです。すると、できるだけ多くの大学・学部にチャレンジするためにセンター試験では多くの科目を受験しているケースがあります。2次試験では大学・学部ごとに科目を絞り込みやすいだけに、配点の高い科目や、他の受験生と差をつけたい科目の対策を重視してください。

 もちろん、重点的に対策を進めた科目の問題が易しく、不利になってしまうことも考えられます。しかし、国公立大学2次試験と比べると、私立大学の受験機会は豊富です。そのため、特に第1志望校で課せられない科目がある場合は、他の科目の勉強を優先的に進めると良いでしょう。

 私立大学は国公立大学と比べて受験科目が少なめです。そのため、1科目が合否に与える影響が大きくなります。そこで、多くの私立文系学部受験生が選択する英語の対策は特に重点的に行ってください。

 センター試験英語では、配点が大きい長文読解問題での失点を避けることが高得点につながりました。文法問題や発音・アクセント問題は1問当たりの配点が少ないため、ある程度の対策をしておけば十分でしたね。しかし、私立入試では文法問題でも配点が高めの場合があります。長文読解問題で高得点を取ることが大前提ですが、合格を確実にするためには文法事項やフレーズの暗記にも取り組んでおきましょう。

 フレーズについてはレベルの高いものが出題される大学・学部とそうでないところがあります。センター試験ではめったに登場しないハイレベルなフレーズが登場している場合は、過去問演習を進めるのと合わせてフレーズ集で暗記を進めておくと安心です。

 

 

理系受験生が私立入試までにすべきこと

 私立大学理系学部の受験生は、数学と理科の対策に力を入れてください。数学や理科では高得点を取る受験生が多いためです。

 バランスの取れた出題が見られるセンター試験に対し、私立入試では大学・学部ごとに出題されやすい分野がある程度決まっていたり、出題形式が特殊だったりする場合があります。そのため、最低限の知識が身についてさえいれば、積極的に過去問演習に取り組みましょう。

 もちろん、自分が受ける年に出題傾向が変わる場合があります。しかし、私立大学を受験する場合は併願校の過去問も解くことになります。そのため、仮に傾向が変化したとしても手も足も出ないといった事態にはなりにくいです。センター試験が終わったら、数学・理科を中心に過去問対策を徹底的に進めるようにしましょう。

 また、センター試験では範囲外となっていた数学Ⅲなどの内容が出題範囲に含まれている場合は、センター終了後に簡単に教科書や基礎レベルの問題集などで知識を確認しておいてください。特に、センター試験直前期にセンター対策に割く時間が長くなるあまり、私立入試対策があまりできていなかった場合は重要な知識が抜け落ちている可能性があります。併願校を含めた連日の受験日程がスタートする前に、速やかに基礎事項の確認をしておきましょう。

 数学Ⅲが私立入試の範囲外となっている場合も、センター数学の選択問題のうち選ばなかった分野が私立入試で出題される可能性があります。あらかじめ選択する分野を決めて重点対策をしていた受験生は、選択対象から外していた分野の問題を解いて感覚を取り戻しておきましょう。

 英語については、大きな失点をしないようにすることが大切です。記述式の長文読解問題などが出題される場合は、大きくポイントを外した解答をしないようにしましょう。数学や理科の対策を重視しながら複数の大学を受験していると、英語の対策にかけられる時間は限られてくるはずです。そのため、基本的には過去問を解いて、間違えたところを見直すスタイルで英語の勉強を進めれば良いです。ただし、何らかの形で英語に毎日触れ、感覚を鈍らせない必要があります。通学・通塾時間や朝起きてすぐ・寝る前などの時間に、英単語の意味を見直しておくと良いでしょう。

 

 


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