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受験生必見!【試験別】入試直前にやるべきこと 社会

 社会は暗記事項が多いため、コツコツ型の学習が欠かせません。しかし、コツコツ学習してきたからと言って、入試直前に対策をおろそかにするとせっかく定着していた知識が抜け落ちかねません。とはいえ入試直前は数学や英語といった主要科目に時間を割きたいものです。そこで、社会について入試直前期に短時間で取り組むべきことを知っておきましょう。

 

 

センター試験

 センター試験社会では、知識を問う問題が大半です。特に、暗記事項の多い世界史、日本史を受験する人は、知識を確実に定着させておきましょう。

 センター試験社会の歴史系科目には、具体的な直前対策の方法が2通りあります。まず、苦手分野がある人は、教科書や資料集、年表などで苦手分野を見直しておきましょう。センター試験ではマイナーと思われる分野でも、教科書で割かれているページ数に比例するような形で万遍なく出題されます。そのため、苦手分野が残っていたり、私大入試や国公立2次試験では問われにくい分野の対策をおろそかにしていたりすると失点リスクが高まります。直前期でも対策をすれば暗記分野は得点に直結するため、ぜひ取り組んでおきたいところです。

センター試験のみでしか社会の試験を受けない理系の受験生を中心に、センター社会の対策を十分に進められていない人もいるでしょう。こうした人は無理に細かな知識を詰め込むのではなく、短期間でも知識をまとめ上げやすい分野に絞って直前対策を進めてください。

 もう1つの直前対策の方法は、センター試験過去問で間違えた問題を解き直すことです。センター試験では選択肢の中から正答を選びます。そのため、正しい知識が身についていても選択肢を選ぶ際に間違えてしまうことがあり得ます。せっかくの知識を確実に得点に結びつけるためにも、過去問演習をした際に間違えた問題をもう一度解き直し、似たような間違いを本番で繰り返さないようにしてください。

 センター試験社会で地理や政治経済を受験する人は、地図やグラフといった資料を活用する問題を解き直しておくと良いです。資料問題は読み取りを焦ってしまうと、ついつい間違いの選択肢に騙されてしまいがちです。センター試験社会では制限時間が短いと感じる人は少ないでしょう。そのため、冷静に資料を読み解く力が求められます。本番で慌てずに済むよう、直前対策で数問解いておくことをお勧めします。

 

私大入試

 私大入試の社会対策としてはまず、過去問の解き直しを最優先にしてください。そのうえで、受験する大学・学部の問題レベルを踏まえた対策を進めましょう。

 センター試験レベルの知識があれば高得点を取れる問題の場合は、センター試験対策用の参考書を見直しておくと良いです。苦手分野を中心に、全体を一通り見直すことで抜けている知識を補える可能性があります。とはいえ、参考書を最初から最後まですべて見直すことは時間の関係上難しいはずです。そこで、まずは章タイトルや、太字や赤字になっている重要語句に注目しながら参考書をパラパラとめくる形で見直すと良いです。知識の定着度に不安がある単元が出てきた段階で、少し詳し目に内容を読み返すと効率よく復習を進めることができます。

 私大入試の社会では、センター試験よりもはるかに詳細な知識を求められるケースがあります。こうしたケースでは、私大向けの用語集や過去問を解き直し、ハイレベルな用語を覚え直すことで得点アップを図りましょう。ただ、難易度が高いと言っても難問・奇問の類ばかりを覚えても得点には結び付きにくく非効率です。社会で取りたい得点から逆算して、合否の分かれ目になりそうなレベルの知識を再確認しておきましょう。

 

国立入試

 国立入試の社会では、比較的字数が多い論述問題が出題されるところが多いです。論述問題は配点が高いため、直前対策でも得点率を上げられるよう論述対策に取り組むべきです。

 まず、論述問題として出題されやすい重要テーマを見直しておきましょう。直近の過去問を見返して、本番で出題されそうなテーマを予想しながら復習を進めると、モチベーションを上げることができます。

 そして、知識を確認するだけでなく、下書きレベルでも構わないので実際に自分で手を動かして論述問題の解答を作成してみましょう。というのも、いくら良い論述を書けるだけの知識があっても、指定された字数内で手早く解答をまとめられなければ他の問題に書けられる時間が減ってしまいます。焦って下書きを省略すると字数が超過してしまい繰り返し書き直して余計に時間をロスすることもあり得ます。

 そこで、直前の論述対策では時間を意識しながら、素早く下書きを作成する練習をしておきましょう。なかなかスピードが上がらないという人は、問題集や過去問集に掲載されている問題に対して、指定されているよりも少ない字数の解答に書きかえる練習をしてみてください。どの部分が絶対に外せない内容かを考える習慣が身につけば、本番でやや時間が不足した際も多くの部分点を確保できるからです。

 

 

 

 

 


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