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受験生必見!【試験別】入試直前にやるべきこと 国語

 

 入試において勉強がおろそかになりがちなのが国語です。しかし、おろそかにする人が多いからこそ、国語の試験では他の受験生に差をつけるチャンスが大きいとも考えられます。そこで、入試直前対策で国語の点数を伸ばせるポイントをチェックしておきましょう。

 

 

センター試験

 まず、センター試験国語の直前対策について把握します。

 現代文の問題では、消去法に徹するため、過去問を見直してどのような手順で選択肢の消去を進めるかを確認しておきましょう。1から過去問を解き直すとなると時間がかかりすぎる場合もあるはずです。センター現代文の直前対策にかけられる時間が限られているなら、解説に目を通して誤答の選択肢が不適切である理由を読み返しておくと良いです。

 また、センター国語では現代文を中心に、解答に時間をかけすぎてしまう可能性があります。1問当たりの配点が5点以上の問題が多いことから、解き残しの発生は極力避けたいところです。そのため、消去法で解き進める中で正解を1つに絞り込めない場合に、どのようにして意思決定するかを決めておきましょう。「迷った場合は番号の若い選択肢を選ぶ」など具体的に方針を決めておくことで、時間の浪費を防ぐことができるでしょう。

 センター古文対策では、古今異義語や助動詞の見直しをしておきましょう。古今異義語は誤読の可能性が高いとされており、センター試験でも語句の意味を答える問題や、傍線部の解釈問題などで出題されてきています。文章の前半で誤読があると、後半部でさらなる誤読を重ねるリスクも高まり、大量失点につながります。致命的な誤読を防ぐためにも、古文単語集などで古今異義語の意味を徹底的に確認しておいてください。また、問題を解き進める中で正解の選択肢が見当たらなくなるなど不自然さに気づけば、誤読の可能性を探って前の問題を適宜見直すことも念頭に置いておきましょう。

 あわせて助動詞の意味や接続・活用についても要チェックです。文法事項を問う問題が出題されることが多いためです。文法事項を問う問題では、助動詞以外の知識が求められることもあるでしょう。しかし、助動詞は受験生が最も頭を悩ませる傾向のある文法事項のため細かく問われやすく、助動詞対策をしておくことで一気に文法問題の選択肢を絞り込めるケースがあります。

 センター漢文が入試に影響する人は、句法を見直しておきましょう。漢文は学習すべき内容が少ないため、丁寧に対策をしておけば効率よく高得点を取ることが可能です。また、漢文の問題を素早く解くことができれば、古文や現代文にかけられる時間が長くなります。漢文の過去問を解き直すだけだと見直し時間も入れて30分程度でしょう。できれば直前対策として参考書で句法を再確認するとともに、素早くセンター漢文の問題を解くために過去問演習をしておくと良いです。

 

 

私立入試

 私大入試国語の直前対策としてはまず、語句問題での得点率を高めておきましょう。私大の中には、慣用句やことわざなどの穴埋め問題や意味を選ぶ問題が出てくる場合があります。大問として独立していなくても、読解問題の中に小問として登場するケースが考えられます。知識問題については、直前対策でも覚えることができれば得点に直結します。わずかな得点が合否を左右することもありますから、語句問題の対策は丁寧に行いましょう。

 選択肢式の問題だけでなく記述式の問題も出る私大国語では、記述式の問題でも得点を重ねたいところです。そこで、記述式の問題を試験時間のどのタイミングで解くのかを確認してください。また、過去問の解答を見ながら、採点のポイントとなりそうな部分を見直しておきましょう。入試本番では採点のポイントを踏まえたうえで解答できれば、高得点を狙うことができます。

 

 

国立入試

 国立入試の国語対策では、現代文はもちろん、古文や漢文も含めた記述問題を解ききれるように練習しておきましょう。記述問題は書いているうちに不自然な日本語になるなどして書き直しを繰り返してしまうことがあります。もちろん、推敲を重ねる中でよりよい答案を作成できれば得点は上がります。しかし、1問の解答にこだわりすぎると、全体得点の伸び悩みが予想されます。そこで、過去問演習や模試の記述問題における自分の解答を見直し、減点理由に目を通しておきましょう。減点につながる記述を減らすことで、得点アップを狙ってください。

 また、評論文の出題が多い国立大学入試に臨む人は、キーワード集を見ておくと安心です。評論では、重要なキーワードの意味が分からないと、本文を読んで内容を理解するのに時間がかかってしまいます。文章の理解にかかる時間を短縮して記述問題などを考える時間を長めに取るべく、キーワードの意味は頭に入れておきましょう。あわせて、キーワードに関する知識も加えておくと、筆者の主張を手早く理解しやすくなります。関連するキーワードを知っておけば、本文における対比などにも気づきやすくなるでしょう。ただし、先入観だけで本文を読むことで誤読しないようには注意してください。

 

 

 

 


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