夏休み これだけは終わらせておきたい！ 理数系科目編
こんにちは。武田塾新浦安校です。
毎日暑い日が続いていますが、お元気ですか？
前回は、受験勉強が順調に進んでいない人にむけて、夏休みに最低限終わらせておきたいことをお話ししました。
前回の文系科目編に続いて、今回は理数系科目編です。
数学
数学の恐ろしいところは、何といっても、０点を取る可能性があることでしょう。
他の科目と違い、マーク式であっても、４択などの選択問題はないので、勉強していないと漫画のような点数が返ってきます。
完成に時間のかかる科目なので、理系の人は最優先、文系の人で選択する人は、英語の次に時間を割きたい教科です。
では、これまで数学をほとんど勉強してこなかったという人は何をすればよいのでしょうか。
チャート式などの分厚い参考書に手を出すのはおすすめできません。挫折すること必至です。
旺文社の基礎問題精講を勧めたいところですが、簡単な教材ではないので、消化不良になるでしょう。
そこで、『やさしい数学ノート』（旺文社）シリーズを使って、数学ⅠA、ⅡBの範囲をひととおり終わらせます。
範囲をひととおり終わらせれば、全体像がつかめます。
どの単元にどんな公式や解法があるのか。どのくらい時間がかかりそうか、などなど。
そうすれば、今後の勉強方針や対策など、戦略が立てやすくなります。
抑え科目にして小問集合だけは点を取りにいくとか、意外とできそうだからセンターで８割狙いに行くとかですね。
この教材を完璧にして基礎を固めたら、2学期以降、基礎問題精講の例題に取りかかりましょう。
理科
理科については、物理基礎、化学基礎、生物基礎と、基礎科目がありますね。まずはここの攻略が先決です。
物理は『リードLightノート物理基礎』、化学は『リードLightノート化学基礎』（数研出版）、生物は『必修整理ノート生物基礎』（文英堂）がおすすめです。いずれの教材も薄いので、何度も繰り返して完璧に仕上げましょう。
文系で基礎科目しか使わない人はそのままセンター過去問に取り組み、実戦演習を重ねます。
理系で発展科目も使う人は、リードLightノートの発展科目版（基礎がつかないほう）に移行します。
今回は、数学、理科に関して、夏休みに終わらせておきたいことをお話ししました。
気が付けばセンター試験まであと18週ですね。
悔いの残らないよう、1日１日の勉強を精一杯頑張りましょう！
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